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中村良一とマカカ・ルーサーズ・バンド

Macaca Rhesus'es Band.(赤毛猿バンド)
トラディショナルなジャズを広めたジャズマンを紹介します。

デキシーランドの語源

2022年03月18日 23時32分21秒 | ジャズの歴史
デキシーランド・ジャズの、デキシーランドの語源を紹介します。
デキシーランド( Dixieland )という語のおこりには、色々な説が伝えられている。

第1.説は、
17世紀の後半、フランス植民地だったニューオーリンズで通用していた10ドル紙幣は、
フランス語でDIXと言われていた。
その10ドル紙幣の通用していた地域をあらわす言葉としてニューオーリンズのことを、
デキシーランドと呼ぶようになった。

第2.説は、
1769年.にイギリス人の天文学者「チャールス・メーソン」と「ジェアーミン・ディクソン」が、
北緯39度43分に境界線「メーソン・ディクソン・ライン」を引いた。
この、「メーソン・ディクソン・ライン」から南部をデキシーランドと呼ぶようになった。

矢印の部分が Dixieland.です。





ニューオーリンズ(New Orleans.)の語源

2022年03月16日 08時59分58秒 | ジャズの歴史
ニューオーリンズ(New Orleans.)の語源を簡単に紹介します。

ジャズは19世紀後半から20世紀初頭にかけてルイジアナ州ニューオーリンズで起こった。
この地方は14世紀の中頃にスペイン人に発見されスペイン領となった。
17世紀の後半、フランスの植民地となった。
フランス政府は、ミシシッピ川の流れるこの領域をフランス領と宣言した時に、
「ルイ14世」の土地を意味する、ラ・ルイジアーヌ(La Louisiane)から、ルイジアナ(Louisiana.)と名付けた。

ニューオーリンズ(New Orleans.)の語源は、
1718年.「ルイ15世」の摂政「オルレアン公フィリップス2世」に因んで、
新しい、オルレアンで、ニューオーリンズと名づけられた。

オルレアン公フィリップス2世


end.

Jazzの語源

2022年03月14日 14時20分20秒 | ジャズの歴史
★Jazzの語源★

<はじめに>
Jazzの語源は各種文献やインターネットに掲載されているものを調べてまとめました。

<はじまり、はじまり>
Jazzの語源を紹介します。
結論は、Jazzの語源には様々な説があり明確に証明されていません。

1.説
1880年頃、ニューオーリンズに住んでいた「小泉八雲:パトリック・ラフカディオ・ハーン」は、
ニューオーリンズのクレオールが使っているジャズという言葉はニグロの方言で、昂奮(こうふん)するという意味である。

2.説
フランス語が変化した説である。
Jazz.発祥の地、ニューオーリンズはフランス領であったため、
Jaser→Jass→Jas→Jasz→Jazz.と変化した。

Jaserはフランス語で『おしゃべりする』の意味。
Jassはニューオーリンズで使われた。

Jassは性行為をさすスラング(俗語)
Jassは、Jass Houseで演奏されていた。

Jass Houseとは女郎屋さんの事。
部屋の景色はパリを舞台にした映画「ムーランルージュ」でお客が集う部屋の景色。
Jass Houseで演奏されている音楽をJassと呼んだ。

Jass Houseが禁止され職を失った演奏家の一部は、職を求めてシカゴに移り住んだ。
シカゴの演奏家はニューオーリンズのJassとシカゴの音楽を区別する為、Jazzと呼んだ。

シカゴで命名されたJazzが世界中に広まった。
これがJazzの語源の一説である。

3.説
ジェス(Jess)という、黒人プレーヤーが、粗野な音楽を演奏して評判をとっていた。
あまりに好評だったので、人々は「ジェスのように演奏してくれ」と言い、
それから「ジェスをやれ」と言う言葉になり、それが訛(なま)って「ジャズ」になった。

4.説
ニグロの酒場に、ジャズボ・ブラウン(Jasbo Brown.)という演奏家がいて、
彼のプレイに熱狂したお客が「ジャズボ、もっとやれ」「もっと、ジャズ」と言ったことから「ジャズ」になった。

5.説
スタンレイ・ネルソン(イギリスの作家)は、1930年.5月号の「リズム」という雑誌で「ジャズはアフリカ・ニグロの方言である」と書いている。

6.説
ウォルター・キングスレイは、1917年8月号の「リタラリー・ダイジェスト」誌で「アフリカから送られてきたニグロの奴隷たちが、
はじめて広々とした綿畑を見た時に、“ジャズ”という、間投詞を使って、その歓喜の感動を表現した」と書いている。

George Lewis and Papa Bue's Viking Jazz Band.


中村良一 : ジャズ発祥の地.Preservation Hall.

2015年06月16日 22時11分30秒 | ジャズの歴史


1979年.ジャズ発祥の地.ニューオーリンズはPreservation Hall.で演奏した、数少ない日本人トランぺッターです。

New Orleans Preservation Hall. 1979.
左:中村良一,中央:女性トランぺッターのPamela Hird,右:後藤雅広さん.




Kid Thomas in New Orleans.

撮影:New Orleans 1979.

1979年.サクラメント・ジャズ・フェスティバルで、Wild Bill Davison.に会いました。


1979年.サクラメント・ジャズ・フェスティバルで、サックス奏者のEddie Miller.に会いました。


1979年.サンフランシスコで、トロンボーン奏者のTurk Murphy.に会いました。

Jazzの語源

2014年04月04日 09時06分58秒 | ジャズの歴史
★Jazzの語源★

<はじめに>
Jazzの語源は各種文献やインターネットに掲載されているものを調べてまとめました。

<はじまり、はじまり>
Jazzの語源を紹介します。
結論は、Jazzの語源には様々な説があり明確に証明されていません。

1.説
1880年頃、ニューオーリンズに住んでいた「小泉八雲:パトリック・ラフカディオ・ハーン」は、
ニューオーリンズのクレオールが使っているジャズという言葉はニグロの方言で、昂奮(こうふん)するという意味である。

2.説
フランス語が変化した説である。
Jazz.発祥の地、ニューオーリンズはフランス領であったため、
Jaser→Jass→Jas→Jasz→Jazz.と変化した。

Jaserはフランス語で『おしゃべりする』の意味。
Jassはニューオーリンズで使われた。

Jassは性行為をさすスラング(俗語)
Jassは、Jass Houseで演奏されていた。

Jass Houseとは女郎屋さんの事。
部屋の景色はパリを舞台にした映画「ムーランルージュ」でお客が集う部屋の景色。
Jass Houseで演奏されている音楽をJassと呼んだ。

Jass Houseが禁止され職を失った演奏家の一部は、職を求めてシカゴに移り住んだ。
シカゴの演奏家はニューオーリンズのJassとシカゴの音楽を区別する為、Jazzと呼んだ。

シカゴで命名されたJazzが世界中に広まった。
これがJazzの語源の一説である。

3.説
ジェス(Jess)という、黒人プレーヤーが、粗野な音楽を演奏して評判をとっていた。
あまりに好評だったので、人々は「ジェスのように演奏してくれ」と言い、
それから「ジェスをやれ」と言う言葉になり、それが訛(なま)って「ジャズ」になった。

4.説
ニグロの酒場に、ジャズボ・ブラウン(Jasbo Brown.)という演奏家がいて、
彼のプレイに熱狂したお客が「ジャズボ、もっとやれ」「もっと、ジャズ」と言ったことから「ジャズ」になった。

5.説
スタンレイ・ネルソン(イギリスの作家)は、1930年.5月号の「リズム」という雑誌で「ジャズはアフリカ・ニグロの方言である」と書いている。

6.説
ウォルター・キングスレイは、1917年8月号の「リタラリー・ダイジェスト」誌で「アフリカから送られてきたニグロの奴隷たちが、
はじめて広々とした綿畑を見た時に、“ジャズ”という、間投詞を使って、その歓喜の感動を表現した」と書いている。

George Lewis and Papa Bue's Viking Jazz Band.


Jazzの語源

2013年02月04日 16時50分46秒 | ジャズの歴史

Jazz.の語源の紹介です。
Jazz.の語源には様々な説があり明確に証明されていません。

1.説
1880年頃、ニューオーリンズに住んでいた「小泉八雲:パトリック・ラフカディオ・ハーン」は、
ニューオーリンズのクレオールが使っているジャズという言葉は、ニグロの方言からでたもので、
昂奮(こうふん)するという意味であり、シンコペーションは原始的な音楽の形の事であると伝えている。

2.説
スタンレイ・ネルソン(イギリスの作家)は、
1930年.5月号の「リズム」という雑誌で「ジャズはアフリカ・ニグロの方言である」と書いている。

3.説
ウォルター・キングスレイは、1917年8月号の「リタラリー・ダイジェスト」誌で、
「アフリカから送られてきたニグロの奴隷たちが、はじめて広々とした綿畑を見た時に、
“ジャズ”という、間投詞を使って、その歓喜の感動を表現した」と書いている。

4.説
ジェス(Jess)という、黒人プレーヤーが、粗野な音楽を演奏して評判をとっていた。
あまりに好評だったので、人々は「ジェスのように演奏してくれ」と言い、
それから「ジェスをやれ」と言う言葉になり、それが訛(なま)って「ジャズ」になった。

5.説
ニグロの酒場に、ジャズボ・ブラウン(Jasbo Brown.)という演奏家がいて、
彼のプレイに熱狂したお客が「ジャズボ、もっとやれ」「もっと、ジャズ」と言ったことから「ジャズ」になった。

6.説
フランス語が変化した説である。
Jazz.発祥の地、ニューオーリンズはフランス領であったため、
Jaser→Jass→Jas→Jasz→Jazz.と変化した。

Jaserはフランス語で『おしゃべりする』の意味。
Jassはニューオーリンズで使われた。
Jassは性行為をさすスラング(俗語)

JassはJass Houseで演奏されていた。
Jass Houseとは女郎屋さんの事。
Jass Houseで演奏されている音楽をJassと呼んだ。

Jass Houseが禁止され職を失った演奏家の一部は、職を求めてシカゴに移り住んだ。
シカゴの演奏家はニューオーリンズのJassとシカゴの音楽を区別する為、Jazzと呼んだ。
シカゴで命名されたJazzが世界中に広まった。
これがJazzの語源の一説である。

George Lewis and Papa Bue's Viking Jazz Band



南北戦争の行軍曲

2013年01月09日 15時04分56秒 | ジャズの歴史

南北戦争(1861年 ~ 1865年)の北軍と南軍の行軍曲を紹介します。

南北戦争の行軍曲
北軍の行軍曲。こちら⇒ Battle Hymn Of The Republic.
南軍の行軍曲。こちら⇒ I Wish I Was In Dixieland.

南北戦争時代のサクソルン・バンド(軍楽隊)
サクソルンが使用されたのは、南北戦争時代の米国軍楽隊である。
米国では南北戦争以前から軍楽隊が組織されていたが、初期には鼓笛隊と呼ぶべき形態であった。

南北戦争時には、オバー・ザ・ショルダー・サクソルン(Over the shoulder saxhorn : OTS)と呼ばれる、
ベルが後ろ向きのサクソルンとドラムを組み合わせた軍楽隊が多く組織された。
音量が大きく、行進のとき先頭に立つ軍楽隊の音が、後方に聞こえる必要があったため、こうした楽器が使用された。

南北戦争が終了すると、軍楽隊はコンサートバンドとして活躍するようになり、ステージ上で演奏するためには、
オバー・ザ・ショルダー・サクソルンは不都合であり、次第に上方あるいは前方にベルを向けた楽器が製造されるようになった。
移行期にはベルが前方を向いたものや後方に向いたもの、上方に向いたもの混在していた。




ニューオーリンズ(New Orleans.)の語源

2012年09月29日 12時26分13秒 | ジャズの歴史


ニューオーリンズ(New Orleans.)の語源を簡単に紹介します。

ジャズは19世紀後半から20世紀初頭にかけてルイジアナ州ニューオーリンズで起こった。
この地方は14世紀の中頃にスペイン人に発見されスペイン領となった。
17世紀の後半、フランスの植民地となった。
フランス政府は、ミシシッピ川の流れるこの領域をフランス領と宣言した時に、
「ルイ14世の土地」を意味する、ラ・ルイジアーヌ(La Louisiane)から、ルイジアナ(Louisiana.)と名付けた。

ニューオーリンズ(New Orleans.)の語源は、
1718年.「ルイ15世」の摂政「オルレアン公フィリップス2世」に因んで、
新しい、オルレアンで、ニューオーリンズと名づけられた。



オルレアン公フィリップス2世




ディキシーランドの語源

2012年06月11日 12時02分47秒 | ジャズの歴史
ディキシーランド・ジャズの、ディキシーランドの語源を紹介します。
ディキシーランド( Dixieland )という語のおこりには、色々な説が伝えられている。

第1.説は、
17世紀の後半、フランス植民地だったニューオーリンズで通用していた10ドル紙幣は、
フランス語でDIXと言われていた。
その10ドル紙幣の通用していた地域をあらわす言葉としてニューオーリンズのことを、
ディキシーランドと呼ぶようになった。

第2.説は、
1769年.にイギリス人の天文学者「チャールス・メーソン」と「ジェアーミン・ディクソン」が、
北緯39度43分に境界線「メーソン・ディクソン・ライン」を引いた。
この、「メーソン・ディクソン・ライン」から南部をディキシーランドと呼ぶようになった。

矢印の部分が Dixieland.です。