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電子メールの暗号化も有料に

2010-05-04 10:54:54 | デジタル・インターネット

 電子メールの暗号化のためには、電子証明書を取得すればよいのですが、以前無料で電子証明書を発行してくれていた Thawte のサービスが 2009年11月16日で終了してしまいました。それまでの利用者への最後のサービスとして、Verisign から1年間有効の電子証明書が無料で発行してもらえので、現在は Verisign の証明書を使っていますが、この証明書の有効期限が切れると、その後は有料で電子証明書を発行してもらうことになります。

 この電子証明書の発行に要する費用は、日本ベリサインの個人用電子証明書であれば、1年間有効の証明書が 3,150円です。(代理店により、若干の価格の差があります。)

 企業名の入った電子証明書(クラス2)ですと、2年間有効の証明書が 12,600円ですので、1年間あたり 6,300円です。

 迷惑メールの送信者が自分自身のメールアドレスになっているものも、よくあります。電子メールを受け取ったとき、その「送信者」から送られたものかどうか、内容を見て判断しているのが実情ではないかと思います。迷惑メールの場合は、明らかにそう分かるようなものですから、特に問題ないのですが、メールアドレスの所有者に迷惑をかける目的で、内容を偽造するということが起きてしまうと、大変危険ではないかと思います。

 電子メールに限らず、セキュリティに関しては、その危険性を指摘する人がいても、なかなか理解してもらえず、危険性を指摘する人が自らセキュリティを破ってみせて実証するという事件が発生してから、ようやくセキュリティ向上に動き出す、ということが何度かありました。今や、電子メールは広く使われている重要な通信手段です。不幸な事件が発生する前に、電子署名や暗号化が普通に使われるようになってほしいと願うばかりです。



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