信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

初秋の、小さなたより

2013年09月25日 21時46分47秒 | Weblog
2013年09月25日(水)記

食事しながら「ためしてガッテン」を見ると、もう9時。
あくびが出てきたので、とりあえず今日見つけた「秋」のお便りを。

一つ目は桑畑、と言っても今はただ桑が生えているだけなんですが、そこに生えていたキノコの「オニフスベ」。傍に作業用の皮手袋を置きましたので、その大きさを想像してみて下さい。


ちょうど真っ白い外皮がはがれつつあって、茶色い内皮が現われてきています。やがてこの内皮も破れて胞子の塊がむき出しになってきます。この胞子が風に飛ばされると、子孫繁栄を願いつつこれは跡形もなく消えてしまいます。
生きとし生けるものは、「次の世代」のためにのみ存在するのですね、「今だけ、オレだけ、カネだけ」の某業界連中やその仲間を除いて。


2枚目は色づき始めた柿。
信州、特に北信のこの地では渋ガキが主流ですが、これは数少ない甘ガキ(といっても奈良や和歌山の甘ガキとは比べられませんが)。
そうそう、今年こそ柿酢をつくらなくっちゃ。

白く光るのは犀川(さいがわ)。この向こうに白馬三山や唐松岳が見えるのですが、10年も経つと樹木も大きくなり、見通しも悪くなってきました。

付録に、道端で咲いている「吾亦紅(われもこう)」。

蛇足ですが、すぎもとまさとさんの「吾亦紅」もどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=aYHjANGfXyY

そして空を見上げると、すい~すい~と輪をかき、行きつ戻りつするおびただしい数のトンボ。写真には撮れませんが、ここ信州の中山間地はもう秋です。

明朝の最低気温は12℃の予報。
暖かくして、おやすみなさい。

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