今日の作業は午後からキノコの駒打ちを予定の半分を終え、リンゴ畑へ行く前に地元のタネ屋さんのタネと鍛冶屋さんが打っているナタ鎌を買いにクルマで約10分の道の駅へ。
「消費税増税前の買いだめなんてええやんか」と以前から言っていた手前、連れ合いには内緒でタネはともかくナタ鎌が4,000円近くするので買いに行きました。
でも、こんなことはすべきではないですね。「棚卸し」のために休みだって。無駄足でした。
最近では珍しくなりましたがまだ「ムラの鍛冶屋さん」が健在で、そこで作っているナタ鎌が以前から欲しい欲しいと思っていました。実はそこそこのナタを2本持っており、それに加えてナタ鎌もなあ…という思いもあって買う決断がつかなかったのでした。
ところが昨今の増税前の買いだめ騒ぎにどうしたわけか私も心穏やかになれず、というのが正直な気持ち。
実際のところ、買うのだったら鍛冶屋さんの工場(?)まで行けば済むところなのですが、なかなか商売上の義理というかルールというか商マナーというのがあって、簡単でないこともある。
最近はスーパーの一角に「産直コーナー」が設けられていることが多いですよね。
そこに並べられているのは野菜や果物、さらには加工品までとなかなか品数も揃ってきています。
で、ある加工品に気に入ったものがあったとします。たとえばリンゴジュースとしましょう。
そのリンゴジュースをお使いか何かにしたいために、はられているラベルから生産者の住所と名前を控えて、そのお店を通さずに直接連絡して希望のものを手に入れる…これがダメなのです。
この道の駅ではある有機肥料を売っています。
実は私はこの道の駅で販売する以前から、この肥料の生産者(町関連施設)に直接買い付けしていました。値段は1袋100円。びっくりするほど安いですし県認可済の正規品です。
これが3年ほど前から、地場品であるということからこの道の駅で売られるようになりました。どこでもそうですが道の駅は地元品を置くようになっています。
道の駅で売り始めたことを知らなかった私は、ここへ久しぶりに(年に2回のまとめ買い)行くと、「直売できない。道の駅で買って欲しい」という。
で道の駅に行って店員に尋ねると、表(店の棚など、お客さんに見えるように)には出していないけれど声をかけてくれれば必要分だけお売りする、という。そしてその売値がなんと150円の5割増し。
私は商売上の事はよくわからないのですが、これは代理店契約か何かなんでしょうかねぇ。
ま、そんなこんなで、直接加治屋さんに行っても売ってもらえないかもしれない、かな?
直接買いに行くと、3,500円とか3,000円とかになる?
そんなにうまくいく訳ないか。