昨日の夕方からちらちらと舞いはじめた雪。とうとう今シーズン初の積雪になりました。
今日は1日中雪が降ったり止んだり、最高気温が2℃今日。結局夕方まで消えず残ってしまいました。
この辺りでは、根雪になるのがクリスマスごろから年末にかけての雪からで、例年なら今時分の雪は消えて、やり残した農作業の挽回の時間なのですが、今年は早いのでしょうか。
せっかく昨日もユンボを田に持ち込んで本格的に動き出した矢先だったのに。
根雪になってしまうとリンゴの剪定と竹藪の整理くらいしかなくて、なんにもできないのがつらいですね。
昨日、大阪で直売所向けの野菜を作っている友人と電話で話したら、タマネギ苗の植え付けはまだ、ハウス内が暖かかったからかレタスに薹(とう)が立ち始めたなんて聞くと、やはり大阪とは随分違うんだなと思いました。
また親戚の話では大阪は、風のせいでもあるんだろうけれど、顔が引きつってろれつもまわりにくいほどの寒さで、かといって石油ストーブを焚いていたら顔だけが火照ってきてなんとも奇妙な感じだ、なんて言っていました。で、気温は7℃とか、この時も大阪との差を感じたものでした。
そしてエジプトで100数十年ぶりに大雪だとか、南極が史上最低気温(氷点下99℃?)。
こうした現象を捕まえてマスコミを先頭に異常気象だ、異常気象だと騒いでいますが、騒ぐだけなら、人を誤った方向に引っ張っていくような気がします。
このお便りにもしばしば登場するマサカズさんのお母さんが、畑で息子に言った言葉が記憶に残っています。
「百姓はモノの出来不出来を天候のせいにしがちやが、本物の百姓は天候にどう対応していくか、ということなんやが」
う~ん、東大卒ではないが、さすが。
これを書いていて守田志郎を思い出した。読み返してみようか。
今日のお便りは、なんとなくちぐはぐな感じがしますね。
ところで前回のお便りで、月からかぐや姫を迎えに来たのはお釈迦さんと書いてしまいましたが、筆の勢いでした。阿弥陀さんでしょう。間違いです。