信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

雨漏り

2012年10月01日 23時05分55秒 | Weblog
2012年10月01日(月)記

朝起きると隣室の畳に水で濡れた跡が。
これはネコのテンちゃんかも知れないと一瞬疑ったが、なんと押入れのふすまの鴨居も濡れている。

「雨漏り!? えらいこっちゃ、どうする」とまでは考えたが、もし台風で樹木が倒れて大屋根が破損し、それが原因だったら、百数十万、いや塗り替えだけでも片手以上だから全面補修するとなると200万は超えるかも。

ともかく原因を探らなくては、と押入れを開けると、段ボール箱は水でふやけ、衣装ケースの蓋には水がたまっている。
そして、今は物置にしている二階の屋根裏部屋へあがるとかなりの水濡れがある。ただその位置から大屋根の雨漏りではなく、大屋根と小屋根の境目あたりということが分かったので、ほんの少しだけ安堵しました。
写真で傾斜しているのが小屋根の垂木部分です。


ほんの少し安心はしたものの、大屋根は小屋根に覆いかぶさっているから、その継ぎ目から雨が漏るはずがなく、外の状態を見ることにしました。

以前から家裏にほとんど水平になっているもの、屋根の上に覆いかぶさっている竹があって、それを片付けないままほったらかしにしておいたうちの、その覆いかぶさっていた竹が怪しい。


つまりこう想像しました。
風で屋根の方へより一層しなって、風の勢いで竹が大量の雨水を屋根や壁に殴りつけた結果じゃないか、と。
しかし壁の濡れ具合を見ると、この希望的観測が果たして当たっているのかどうか。
どう見ても毛細管現象で広がった濡れ方でなく、上から下に流れた水の後という風にしか見えない。そう思うと逆に不安になってきました。


とにかく、竹は切り倒して、しばらく様子、次の雨での様子を見ることにしました。

ところで1枚目の写真を見てください。垂木が軒桁にのっかかっているのですが、できる隙間はそのまんま。何にも詰めていなくてスケスケなんですよ。
ここに来た当初、この下の部屋で寝ていたのですが、真冬は掛布団のちょうど息が当たるところが、朝起きると凍っていることもありました。

座敷やそのほかの建築当初のままの部屋は、その隙間には麦わらや稲わら、カヤなどを詰めてあるのですが、この部分(押入れ部分)はずっとのちに建て増しして、「押入れだから」と防寒には配慮しなかったんでしょうか。
もちろん今日の後片付けを機会に、スタイロフォームを張り付けたり、稲わらで隙間を詰めたりして、来たるべき冬に対して8年目にしてやっと対策を講じました。

さてさて付録です。
ちょうど水濡れしていた真上の写真。よ~く見てください、解りましたか。
そうです。日本刀が、長さから言えば脇差が差し込まれています。鞘から抜くと錆びてはいますがなかなか端麗な刃姿です。
これは厄除けか、魔除けか、お守りかなんでしょうね。このままずっと置いていますが。


今日も2番目のニュースについてお話しできませんでした。必ず次回に。
じゃ、また。

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