明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

大塚国際美術館 本編

2014-01-12 | おでかけ♪

長らくお待たせしました。

本編です。

そうそう、この美術館、ご存知かもしれませんが
世界の名画を陶板上に原寸大に複製した
ちょっとユニークな美術館でありまして
フラッシュ利用さえしなければ
撮影OKなのです。

大塚国際美術館

 

前回の長~いエスカレーターの果てに
ロビーがあり、案内所のカウンターで
駐車券に証明を…セルフで機械に通します。
そうすると駐車料が無料
有料だといくらになるのか知らないんだけど

 

 

足元に矢印があるので、それに従って進むと、
最初に入るのがシスティーナ礼拝堂

(何度やっても横を向いてるんだけど…
直ってなかったら首をかしげて見てください↓)

 

天井画を見ようとすると
こんな風になります↓↓↓
(モデル:父)

ひっくり返るといけないので
私はベンチに座ってゆっくり鑑賞。

この天井画がどれだけのサイズかというと
例えばこの絵…

地上にあるとこんな感じ↓↓↓
(モデル:妹 身長160cm+ヒール)

うーん、この部分↓↓↓
昔どこかの製薬会社の
新薬の宣伝に使ってたよなぁ…
何の薬だったかなぁ…

お腹いっぱいだったので
前屈みになって見学する絵じゃなくてよかった

この礼拝堂で結婚式をすることもできたり
イベントがあったり…
ちょっと贅沢な空間になってます。

 

 

矢印に従って進むと…

この階は古代から中世の展示になっていて
圧巻なのがモザイク画の数々、かな。

前にも見た記憶が蘇りつつ見学。

一部を拡大

ナイル川の風景らしいです。

動物の顔が人間チックで不気味…
というか、スフィンクス?

もっと細かい作品もありました。


「これってどこから嵌め込んでいくのかなぁ」
「タイル割る係りの気分次第でタイルの細かさが変わるのかなぁ」
「誰じゃ、こんなに粉々にしやがったのは!」
「えぇい、焼き直すのは面倒だ。職人の意地、見せてやる~!」

妹とアホな会話をしつつ、のんびり鑑賞していたら
だんなと娘の姿は消え…置いて行かれました。

これはボンベイから出土された
ナイル川の絵…西暦2ケタの時代のものだそう。

イシス信仰(エジプト起源)の普及のための絵らしいです。

よくよく見るとよくわからない生き物がたくさん…
小人族(ピグミー)はともかく↓↓↓

鼻の短い象?
背中がビラビラのワニ?

ナイル川はワンダーランド?

 

廊下の床にもモザイク

踏むのが申し訳ないような…
と思いつつ鑑賞していると
コワイよ、この絵

上の絵:右側の方はともかく、左の方にいる漁師さん
得体のしれない生き物に海に引きずられていってる

下の絵:船に乗ってる漁師さん、真ん中の人、
得体のしれない生き物に半分飲み込まれてる同僚を
助けようと足を引っ張ってる

というわけで、小さめの写真にしてみました

 

これはスクロヴェーニ礼拝堂


よく見ると天国と地獄ね。

 

 

お目めぱっちりで、どこか漫画チック。

こういう宗教画もあるのね~

 

 

 

この階にはフェルメールの部屋、エル・グレコの部屋
なんてものもあって、じっくりゆっくり鑑賞できます。

有名なので写真は割愛~

複製なんだけど
複製ということを忘れるような雰囲気があります。

 

 

次の階に移動するとルネサンス~バロックということで
ちょっと馴染みがある絵が多くなり見やすいかもしれません。

 

これでもかというぐらい
【受胎告知】をテーマにした絵を
集めてあるコーナーがあって
また妹とアホな妄想会話を繰り広げ…

「な、なんで あたしなん?急に言われても困んねんけど」
「わしも上のモンに言われて来ただけやし、
断られても困んねんけど…」

なんで大阪弁なんやろ…

新たな発見というか、気が付いたのは
天使の羽は白くないということ。
レインボーカラーありの真っ黒ありの…

某ドラマによれば、天使と悪魔は紙一重らしいので
天使は清らかという考えはないのかも。

 

【最後の晩餐】の修復前と修復後の複製が
同時に見られるのは圧巻です。

でも、正直、修復前の方がいいと思う。

 

 個人的にはこういう絵も好き
アルチンボルドの騙し絵「四季」

ひとつ拡大

 

 

更に上の階…

ここまで来ると、足も目もいい加減クタクタ。

が、バロック~近代なので
美術の教科書で見たような絵がたくさん。

中学の時だったか
美術の教科書の表紙だったような…

これもゴッホね…結構好きなんです、ゴッホ。

もちろん【ひまわり】もありましたけど割愛。

 

ゴヤの家に行くと
薄暗い中に、もう衝撃的な黒い絵
うなされそうです。

 

ルノワールやゴーギャンなどで目の保養

 

 

もう1つ上の階に行くと現代なのだけど
ナント、ここで閉館の30分前のアナウンス。

前はもっと見たような…
途中で抜けて渦潮も見に行ったような…

これって、もしかして…
色々な意味で衰えたということ?

 

 

ロビーに戻ると
娘、涼しい顔で「全部見たよ」だって。

悔しいから端っこの方にあった
「サメに食べられそうになっている人の絵みた?」と聞くと
「うん、見た!見た!サメ可愛かった
なぜか彼女はホオジロザメが好き

話題を変えて「エイの絵も見た?」
(なぜに海のお友達
「見た!見た!エイの絵は2つあったよね」
しっかり見てるじゃないか

「逆に何してて全部見れんかったん?」
「え、あの、妄想会話ごっこしてたから…」

失笑されたのは言うまでもありません。

娘はお気に入りのアーティスト『サカナクション』の歌に出てくる
クレーの作品を見ることができたから満足なんだそう。
な~んだ、それを探すために足早に見学したのね。

「で、おとーさんは?」
「ん、途中まで一緒だったけど知らん」

え、君たち、一緒じゃなかったのかね???

 

 

かくして、恒例行事を無事終えて帰宅

家族とは言えど絵の見方もそれぞれ、
ということがわかりました。

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