ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

北海学園大、甦ったサッカー部 初の全国1勝目指す

2019-09-07 | Weblog
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201908280000353.html


改革の成果を全国で示す。北海学園大が、
サッカーの総理大臣杯全日本大学選手権
(29日開幕、兵庫・神戸ユニバー記念競技場ほか)に、98年以来21年ぶりに出場する。

17年の北海道学生リーグ2部降格からはい上がってきたハングリー精神を武器に、
道予選準優勝を果たし、出場権を獲得。
29日の初戦では37年ぶり2度目出場の拓大(関東第7代表)と対戦する。
指導体制を一新してよみがえった同大が、3度目の挑戦で初の全国1勝をつかむ。


全国での活躍を、北海学園大サッカー部再興のきっかけにする。
21年ぶり出場に向け、MF宮井智樹主将(4年)は
「力がない中でも道代表としてチャンスをもらった。1戦必勝の気持ちで臨みたい」
と意気込んだ。相手の拓大は、今大会最長ブランクの37年ぶり。
「お互い久しぶりの出場で思うところがあると思うが、
気持ちで負けないように」と強い口調で話した。

どん底からの復活だ。宮井主将が1年だった16年北海道学生リーグ1部で14戦未勝利、
3分け11敗の勝ち点わずか3で最下位に終わり、入れ替え戦でも敗れ2部に降格した。
高校サッカー強豪北海出身の宮井主将は「練習に11人そろわないとか、
1週間練習に来ない人が試合に出たりとかも。
大学サッカーとは、こんなものなのかと驚いた」と当時を振り返った。

それまで約20年間、同大は指導者不在で、学生主体で戦っていた。
自由な雰囲気は徐々に一体感の欠如となり、練習試合の相手も、
選手が仲の良い友人に連絡して探す程度。狙いをもったマッチメークすらできなかった。
2部降格にともないチームを再興しようと、
17年からOBの伊藤一志監督と、同期で指導経験がある沢野稔コーチ(ともに59)が就任。

ともに会社員のため、毎日チームを見ることはできないが、土日の指導や、
OBの横のパイプを使って練習試合を組むなど、尽力した。
さらに、同大OBでニトリの似鳥昭雄会長から新ユニホームの提供を受け、出直しを図った。

17年のリーグ戦で優勝し1部復帰を決めると、18年以降、有望な戦力が集まるように。
今春は、系列北海高の主力だったDF三国凌が加入。
今回の道予選で三国は新人ながら最優秀DFに選出された。

伊藤監督は「総理大臣杯でしっかりした試合ができれば、
来年の戦力アップにもつながる」と期待。
ぼろぼろだった16年から3年でよみがえった
北海学園大が大舞台で結果を残し、さらなるレベルアップを図る。【永野高輔】


9月6日(金)
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