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バレンタインのちディメンターやがて箱の中

2010年02月14日 | 身辺雑記
仕事で新宿。
クライアントから、義理チョコを、
「はい、義理チョコです。どうぞ」と渡され、
突然の先制攻撃と笑顔に、うろたえつつも何とか態勢を立て直し、
いやはやどうも状態。

40年以上前、武骨な男子高へぼーんやりと通ってた私。
周辺には女ッ気はゼロです。
東京に住んでいた軟派な友人が、チョコレートがどうのこうの言ってた記憶はあるんですが、
当時は何のことやらさっぱり解りませんでした。

時は流れて、私はスーパーマーケットに就職。
赤やピンクの装飾にハートマーク。
異様な盛り上がり。
それを演出している私が居ました。

義理チョコを沢山貰ったな~。
ここで、健さん(高倉健)登場。
♪義理と人情を秤にかけりゃ~♪
女の世界も義理が重いようですな。

契約成立で、気持ちよく帰宅。
ところが、ディメンター(吸魂鬼)出現。
酔っ払った息子の魂を吸い取ろうと、室内をうろついているんです。

息子は酔うと饒舌になります。
まあ、抑えていた感情があふれ出てくるようなんですな。

息子は、自責の念の箱と他責の箱を、交互に被ったり外したり繰り返しています。
ディメンターは、そんな場面に忍び寄り魂を抜き取ろうと伺っているんです。

ディメンターを追い払うには、心に勇気や自信・優しさを与えなければならないんです。
なぜならデメンターの天敵が「愛」だからです。
周りのものからの「愛」と当人の「愛」が、ディメンターの心への侵入を防ぐんです。

俺はお前を信じる。
お前には俺を信じて欲しい。

やりたい事と出来ることは違う。
今すぐやりたくても今すぐは出来ないことがある。

やりたくても出来ない状況を解っていて、自責の箱と他責の箱に入り込んで混乱している状況です。
曰く「こうなったのは自分のせいだ。親に苦労掛けているのは自分が居るからだ」
曰く「こうなったのは親の育て方のせいだ。金持ちの家に生まれていたらこうならなかった」
どちらの箱に入っていても苦しいでしょう。
まして、二つの箱に交互に出たり入ったりしてたんですよ。
そりゃ~、苦しいでしょうよ。

人を羨まず、己を卑下せず、今の自分に出来ることを行う。
ことでしょう。

「行動」ってね、行動分析学の世界では、「死人には出来ないこと」って定義されてるんだよ。
だから、「考える」ことは行動なんだな。
指示や命令を受けて、先ずは頭の中でどうしようかと考える。
その後に、口や手足を動かして、実行する訳だな。
指示・命令を受けてから、この、「頭の中で考える時間」は個人差が大きいんですよ。
同じ人でも状況によって変わるじゃないですか。

よく失敗する私のような、何かあると直ぐ飛び出して行く人を
「おっちょこちょい」って言いますが、考えが足りないんですな。
他方、なかなか動き出さない人を失礼にも「愚図」なんて言ってますね。
こう言う人は指示・命令を頭の中で吟味してるんです。

どちらの傾向の人も、こうしたらもう少し良くなると思うんですが、
それは、結果を分析することです。
指示・命令が出た「結果」自分は何をすれば良いのかを考えることです。
原因を分析しても、行動には結びつきません。

と、云うことで、コーチの箱を被ってしまた今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

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