シネブログ

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『ユージュアル・サスペクツ』

2007年02月16日 00時30分44秒 | 映画レビュー
製作年度:1995年
上映時間:105分
監督:ブライアン・シンガー
出演:スティーヴン・ボールドウィン 、ガブリエル・バーン 、チャズ・パルミンテリ 、ケヴィン・ポラック 、ピート・ポスルスウェイト 、ケヴィン・スペイシー
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
カリフォルニア、サン・ペドロ港でアルゼンチン・マフィアの所有する船舶の炎上事故が発生。それはコカインを奪おうとした犯罪者一味とマフィアの闘いの結果であった。一味の生き残りであるヴァーバル(K・スペイシー)を尋問していた関税特別捜査官クインラン(C・パルミンテリ)は、6週間前、銃器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たちの身にふりかかった奇妙な話を聞く事になる。元汚職警官のキートン(G・バーン)、マクナマス(S・ボールドウィン)とフェンスター(B・デル・トロ)の強盗コンビ、爆破の専門家ホックニー(K・ポラック)、そして詐欺師のヴァーバルら5人は、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。



コメント:
この映画はなんといっても脚本がすばらしい!
まず主人公が5人の容疑者というところ。
サスペンス的要素やユーモアを出すにはこの人数はベストだといえよう。
キャラの設定がおもしろく、どの人物も怪しさを醸し出している。
多からず少なからずといったところがこの映画のバランスを保っている。

そしてこの映画のキーワードともいえるのが“カイザー・ソゼ”。
耳にしただけでいかにも怪しい、そして響きがいい。
一体こいつは何者で何が目的なのか?
その謎が、容疑者のうちの1人“ヴァーバル”によって語られる。

とにかくストーリーの運び方がうまくて最後まで目が離せない。
観た人のほとんどがいい意味で裏切られる形になるであろう。

“カイザー・ソゼ”

その正体が明らかになるまで決して目を離してはならない。
そしてこのクールな結末に驚嘆しろ!


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