シネブログ

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『2001年宇宙の旅』

2007年02月14日 01時24分41秒 | 映画レビュー
製作年度:1968年
上映時間:139分
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ケア・デュリア 、ゲイリー・ロックウッド 、ウィリアム・シルヴェスター 、ダニエル・リクター 、レナード・ロシター 、マーガレット・タイザック
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
猿人の眼前に屹立するモノリス、それに触れた猿人が骨を武器として用い他の猿人を打ち殺し、空高く放り投げられた骨は一瞬にして宇宙船へと変わる--その、史上最も時空を超えたジャンプ・カットを後に、舞台は宇宙へ移行する。『美しき青きドナウ』や『ツァラトゥストラはかく語りき』といったクラシックをBGMに、悠々と描き出される未来のイメージ。そして、木星探査船ディスカバリー号での淡々とした日常業務。やがてコンピュータHAL9000に異変が起こり、ボウマン船長は光り渦巻くスターゲイトをくぐり抜けスター・チャイルドとして転生する……。



コメント:
はっきり言って僕には一生この映画を理解することなんてできないだろう。
しかし観終わった後に、とてつもないインパクトを受けた映画であったことには違いない。
映画でこんな不思議な体験をしたのは初めてだった。
一応おおまかなストーリーはあるのだが、映像と音楽が印象的で観客の思うがままに観てほしいという監督のメッセージが伝わってくる作品だ(キューブリックが本当にそう思っていたかどうかは定かではないが・・・)。
とにかくどんな言葉でも当てはまりそうな映画なので本当に不思議なのである。
最後まで観た人にとっては必ず何かを考えさせられる映画だし、途中で寝てしまった人にとっては単なる催眠術のような映画なのであろう。

一言でいえばそんな映画なのだ。

この映画を観てひとつの答えをだそうなんて考えてはならない。
観た人の数だけ答えが出る作品、それが『2001年宇宙の旅』という映画なのだ。


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