シネブログ

このブログは映画に関する記事を書いています☆

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

2006年12月17日 02時07分32秒 | 映画レビュー
製作年度:2005年
上映時間:157分
監督:マイク・ニューウェル
出演:ダニエル・ラドクリフ 、ルパート・グリント 、エマ・ワトソン 、トム・フェルトン 、スターニスラフ・イワネフスキー 、ケイティ・リューング
オススメ度:★★☆☆☆

ストーリー:
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は無事にホグワーツ魔法学校の4年生に進級。その新学期の初日、ダンブルドア校長から重大発表がなされた。100年の封印を破り、もはや伝説となった“三大魔法学校対抗試合”がホグワーツ主催で復活を遂げるというのだ。それは世界の三大魔法学校の生徒が一堂に会するなか、各校から1名ずつ選ばれた代表選手3名が魔法の力を競い合う交流戦。そしてその代表選手は立候補した生徒の中から“炎のゴブレット”が選び出す。ところが、各校の代表3名が選ばれた直後、立候補もしていなければ17歳という年齢制限にも満たない14歳のハリーがなぜか4人目の選手として選ばれてしまう。かくして、理由も分からぬまま、ハリーはこれから始まる3つの危険な試合に挑むハメになるのだった。



コメント:
原作を全て読んでいる人たちにとって、過去の映画3作品は全て物足りない内容だという感想を散々聞かされてきました。今まで全く原作を読んだことがない僕にとっては過去の3作品はとても楽しめるシリーズのひとつでした。そして今回の4作目、この僕ですら物足りないというのが率直な感想です…。
映像だけ見れば最新の技術を駆使しているだけのことはあってとてもいい出来でした。しかし、登場人物に関するエピソードが薄すぎます。今作初登場のビクトール・クラム、セドリック・ディゴリー、フラー・デラクールは三大魔法学校対抗試合に参加するだけのことはあって、それなりにスゴイ魔法使いのはずなのに、活躍するシーンが全くと言っていいほどなかったので、あまり登場する意味がないように感じてしまいました。セドリックが死んでしまうシーンも感情移入できなかったです。
ところで原作読んでいないのでよく知りませんが、2作目に登場した“家敷しもぺ妖精”のドビーはどうなったの?映画雑誌とかには結構ストーリーに絡んでくると書いてたような気がするんですけど…。全く出てこなかったのでがっかり。
後あのダンスーパーティーのシーンで流れるロック系の音楽。あれはマズイでしょ。映画の世界観を完全に壊してしまっている気がしてなりません。
とにかく全体的にストーリーがかなり省かれてしまっているようなので残念で仕方ありません。いっそのこと時間にあまりとらわれず、4時間でも5時間でもなっていいので細かいエピソードを完全に映画化してほしかったですね。
とりあえず時間ができたら原作でも読んでみようかな。もっとたくさん突っ込みどころがあるんだろうな……。


最新の画像もっと見る