シネブログ

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『エラゴン 遺志を継ぐ者』

2006年12月18日 00時11分17秒 | 映画レビュー
製作年度:2006年
上映時間:104分
監督:シュテフェン・ファンマイアー
出演:エド・スペリーアス 、ジェレミー・アイアンズ 、シエンナ・ギロリー 、ロバート・カーライル 、ジャイモン・フンスー 、ジョン・マルコヴィッチ
オススメ度:★★★★☆

ストーリー:
遥か彼方の帝国アラゲイシアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。ところが今、帝国は邪悪なガルバトリックス王に支配されていた。辺境の村で叔父と暮らしていた少年エラゴンは、ある日森の中で青く光る石を見つける。しかしそれは、ドラゴンの卵で、やがてメスのドラゴン、サフィラが誕生する。エラゴンは、村の語り部ブロムからドラゴンとドラゴンライダーと呼ばれる種族がこの国を平和に統治してきた歴史を教わる。そんな矢先、暴君ガルバトリックスが新たなドラゴンの誕生を阻止しようと送り込んだ怪物によってエラゴンの叔父が殺されてしまう。エラゴンは、サフィラを守るため、そして叔父の仇を討つため、サフィラ、ブロムと共に旅に出るのだった…。

コメント:
まさかここまで面白い映画に仕上がっているとは!!
正直、映画を観るまでは全く期待感というものは持っていませんでした。
どうせROTRのパクリ版だろうなと思ってたから。
ところが始まってみるとぐいぐいストーリーに引き込まれていってあっという間の104分。

この映画の一番の見所は、なんといっても少年エラゴンと青き竜サフィラの活躍。
ドラゴンの飛行シーンはスピード感溢れ、最後の戦闘シーンでは完璧と言ってもいいくらい迫力満点の映像化でした。
心の声で会話して意思疎通していくエラゴンとサフィラの関係も映画を盛り上げる見所のひとつです。
成長していくということでは、今回映画初主演のエド・スペリーアスはピッタリだなと思いました。
物語が進んでいくにつれてエラゴン役としても成長していくんじゃないかな。
演技の幅にも期待できそうです。

ストーリーはかなり早い展開で進んでいき、まるでRPGのいいところだけを見せられているような感覚。
それでもちゃんと重点は押さえているので特に疑問に思う点はありませんでした。
原作を読んでいる人にとっては物足りないと思いますが・・・。

とりあえず今回は三部作あるうちの第一部ということなのでこれくらいの内容でよかったかなと。
続編にはそれぞれのキャラの濃いエピソードなどを期待したいですね。


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