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『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』

2008年07月30日 00時07分24秒 | 映画レビュー
原題: 4: RISE OF THE SILVER SURFER/FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER
製作年度: 2007年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 92分
監督:ティム・ストーリー
製作:
アヴィ・アラッド
ベルント・アイヒンガー
ラルフ・ウィンター
製作総指揮:
マイケル・バーナサン
クリス・コロンバス
ケヴィン・フェイグ
スタン・リー
マーク・ラドクリフ
キャラクター創造:
スタン・リー
ジャック・カービー
原案:
ジョン・ターマン
マーク・フロスト
脚本:
マーク・フロスト
ドン・ペイン
撮影:ラリー・ブランフォード
プロダクションデザイン:カーク・M・ペトルッチェリ
衣装デザイン:メアリー・E・ヴォクト
編集:
ピーター・S・エリオット
ウィリアム・ホイ
マイケル・マカスカー
音楽:ジョン・オットマン
出演:
ヨアン・グリフィズ リード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック
ジェシカ・アルバ スーザン・ストーム/インビジブル・ウーマン
クリス・エヴァンス ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ
マイケル・チクリス ベン・グリム/ザ・シング
ダグ・ジョーンズ シルバーサーファー
ジュリアン・マクマホン ビクター・バン・ドゥーム/Dr.ドゥーム
ケリー・ワシントン アリシア・マスターズ
アンドレ・ブラウアー ヘイガー将軍
ザック・グルニエ
ケネス・ウェルシュ
スタン・リー
声の出演:ローレンス・フィッシュバーン シルバーサーファー
オススメ度:★★☆☆☆

ストーリー:
ある時、強大な謎のエネルギー体が彗星のような閃光となって地球に飛来する。そして、それが通過した世界中の各地域では、次々と怪現象が発生していた。そんな中、巷では“ファンタスティック・フォー”のリードとスーが結婚するという話題で持ちきりに。しかし挙式当日、あの閃光がニューヨークに出現。それは銀色のボードを駆る人型の姿をしていることから“シルバーサーファー”と名付けられ、リードたちは謎の解明に奔走する。すると、シルバーサーファーが現われた星は、いずれも8日以内に滅びていることが判明。さらに、この一件には、かつてファンタスティック・フォーに捕らえられたはずの宿敵ビクターまで関わってくるのだが…。

コメント:
日本のサブタイトルが”銀河の危機”となっているが、原題は”SILVER SURFER”である。本作はまさにその”シルバーサーファー”が主人公とも言えるべき作品であるということを念頭に置いておくべきだ。日本ではよくサブタイトルのつけ方で配給会社のセンスを疑うことがしばしばあるが、本作も先入観の違いにより全く違う見方の出来る作品だといえる。

ある日、世界中で連続的な怪現象が続発した。
日本では駿河湾が凍結し(何でここを選んだのかわからんが…)、
エジプトでは突然の吹雪、ロサンゼルスでは大停電が発生。

と、同時に銀色に輝く遊体は彗星の如く地球に降り立った。
シンプルなその風貌が逆に底知れぬパワーを感じさせる。
ちょっと間違えば『ターミネーター2』の液体金属に間違えられかねない宇宙からの侵入者。
その名も”シルバーサーファー”(見たまんまじゃん…)!!
さてファンタスティック・フォーは敵か味方かわからない彼とどう対峙するのだろうか?
というお話。

個人的な感想としてはちょっとあっさりしすぎて、やや盛り上がりに欠けてしまった感じ。
前作同様、ファンタスティック・フォー各々の能力を生かした戦いは見所でもあるが、出番があまりに少ない。
まあ92分という上映時間で短くまとめ、観客を下手に退屈させてないだけマシと言えるかもしれない。

個人的に前作のジェシカ・アルバが大好きだったので、それを期待して鑑賞したというのもあるのだが、そのジェシカ・アルバだが、結婚直前という設定のため終始ピリピリムードが消えない。
ブロンドの髪も全く合っていないし、彼女の魅力が全く活かされていないのが残念だ。

悪役もなんだか絞られてない感じがして、ヒーローものとしての醍醐味が感じられない。
オススメできるポイントを探すのに苦労する作品だ。
な~んか全体的に中途半端な作品であった。


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