★★
イントロダクション:
宇多田ヒカルのミュージッククリップで知られる新鋭のクリエイター・紀里谷和明監督による同名コミックの映画化。世界が大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合に分断された時代を舞台に、人類を救済するために誕生した“新造人間”の活躍を描く。
そこは現代の世界とは全く異なる歴史を歩んできた世界。大戦は50年も続き、世界は大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合という2つの陣営に分断されていた。戦いは大亜細亜連邦共和国の勝利に終わるが、人心は荒廃し、様々な後遺症と荒れ果てた大地だけが残った。そんな中、東博士は重い病に苦しむ妻を助けたい一心で、人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞”理論を構築する。やがて、それを私欲のために利用しようとする軍関係者の援助で始められた実験は、博士の思惑を超え、“新造人間”なる新生命体を生み出してしまうのだった…。
「脚本家、出て来い!!」
公開時、見に行った友人が言っていた。でもって、そのとおりだと思った。
映像はすばらしいのよ。美しいし、リアルがないようでリアルで、廃頽的な部分もあって、すごいいいのよ。ゆえに、脚本のだめっぷりが目立つ。
そもそも、話をへんに変えすぎ。「たった一つの命を捨てて…」なのに、捨ててないじゃん。でもって、いったい何が、誰が悪いのか、そーいう部分を考えさせようとしてるんだろうけど、これではあまりにも渾然としすぎて訳がわからない。
と、キャシャーンのボディースーツが美しくない<怒
なんか、このへんで制作費足りなくなりましたって感じがしたですよ。「デューン砂の惑星」(D・リンチ監督)のボディスーツの方が断然美しい。うーん、映像美っても、考えてみたら「砂の惑星」には負けてるかも。
と、個人的には主役の子より、要くんが主役やったら美しかったのになってww 要くんの方が、ボディスーツ似合うと思うよ。ああ、要くんで作ったら背が高すぎて制作費オーバーするのか<をい
でも、ルナのはくのに何分かかるんだ?ってブーツはよかったです。ルナは、全体的によかったな。