★★★
イアン・マキューアンの「愛の続き」が原作の話。
気球が落ちる事故に遭遇した主人公(男)が、その場に居合わせていた男にストーカーされる。
原作読んだときも、いやあああな気持ちになったけど、映画もやっぱり嫌だった。いや、っていうか、いたたまれないっていうか。
ストーキングしてる男は、おかしいっていうか、少なくともボーダーなんだよね。でも、ボーダーゆえに主人公以外に伝わらない。で、主人公はさらに怒る。が、怒りを周囲は歪曲してとらえる。
うーー、悪循環。
おフランスの綺麗な映像でみたら、ちっとましかと思ったがそうでもなかったな。つか、なんかアメリカ映画っぽいんですけど。なんつーか、大雑把っていうか、小洒落てないっていうか。
ま、でも、原作から逸脱してないところは、評価できると思う。