読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

グレイグ・ホールデン

2000年04月16日 | ミステリー(翻訳)
夜が終わる場所(扶桑社ミステリー)クレイグ・ホールデン著・近藤純夫訳

◆「夜が終わる場所」
 時間軸がわかりにくくて、ちょっと読むのが辛かった。簡単に言ってしまえば、子供への虐待を大人の視点から書いたものなのだけど、
「罪」って何なのか、なんだか解説の通りでなんだけど、考えてしまった。あの中学生の恐喝事件だって、あんなに金額が多くなったからこんなに騒がれているけど、それすら始まりは無視されてしまったものね。面に出ない「罪」は、罪にならないのか。そんなことは、ない。でも、面に出なかった故に、罰を与えられないことは人をさいなむのだ。
そんなことを、思った。