百物語改め「九一三・六物語」

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三毛別羆事件 犠牲者まとめ ユリ熊嵐との関連

2015-01-17 | 小説
大正時代に北海道で起きた三毛別羆事件。
巨大なエゾヒグマが次々に人を食い殺した事件ですが、
結局何人が殺されたのでしょうか。
端的に言えば7人なのですが、詳しく見ると以下のようになります。

1915/12/9
太田家での死者
阿部 マユ(34・女)
蓮見 幹雄(6・男)

12/10
明景(みよけ)家の死者
明景金蔵(3・男)
明景梅吉(1・男):怪我をして2年8か月後に死亡
斉藤タケ(34・女・妊婦)
斉藤巌(6・男)
斉藤春義(3・男)

12/14
マタギがヒグマを銃殺

事件発生以前も
雨竜の女
旭川の女
天塩の女を食い殺しているとかんがえられている



まとめると

【事件前に
女3人

事件中に
4人の男の子
2人の女
1人の胎児

事件後後遺症で
1人の男の子】

となります。合計すると11人です。
犠牲者はすべて大人の女性と6歳以下の男の子です。(胎児の性別は知りませんが)




【アニメ ユリ熊嵐との関連】
この記事を書くきっかけでもあるのですが、
今期アニメ「ユリ熊嵐」と三毛別羆事件との関連が指摘されているようです。
ざっと見る限り

・熊が人を食う事案
・三毛別羆事件を題材にした小説「羆嵐」「羆風」等とのタイトルの類似
・三毛別羆事件がちょうど100年前の1915年に発生している。
・熊が主に女を襲っている
・椿輝紅羽の部屋の写真が三毛別の羆のもの
   ・・・などでしょうか。こじつけもあるかもしれません。

写真については
以下のように確かに一致しそうですが、
そもそも左の写真が三毛別のものではないとの考察がなされています。

紅羽の部屋↑猟師が身に着けそうな笠と毛皮もある。紅羽の父はマタギであるという設定がある。


三毛別の羆とされる写真と紅羽の部屋の写真の比較↑


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