ギリシア神話とローマ神話の月と太陽の神

ギリシア神話には月に相当する神として
アルテミスとセレーネーが登場します。
それぞれ人格を持つ存在として描かれますが、
アルテミスは月の神、セレーネーは月そのものを指すようです。
ローマ神話ではそれぞれディアーナ、ルーナが相当します。

太陽についても、それぞれ神がいて、まとめたものが下図になります。



セレーネー：ギリシア神話における月。
エンデュミオーンとの恋が有名です。
セーラームーンでは月野うさぎの前世プリンセスセレニティと
衛の前世エンディミオンが恋人同士という設定ですが、
多分この神話の影響です。
元素セレンの語源。

アルテミス：ギリシア神話における月の神。
セーラームーンではセーラーヴィーナスのお付きの白猫の名になっていました。

ルーナ：ローマ神話における月。
多分ラテン語で月という意味です。
セーラームーンでは月野うさぎお付きの黒猫の名になっていました。
神話ではあまり出番はないらしいです。

ディアーナ：ローマ神話における月の神。
セレーネーとアルテミスの神話を引き継いでいます。
英語読みはダイアナ。

へーリオス：ギリシア神話における太陽。
太陽の主成分の一つにヘリウムがありますが、その語源となっています。

アポローン：ギリシア神話における太陽神。
イデミツのマークはアポロマークと言いますが、アポロンの顔であるらしいです。

ソル：ローマ神話における太陽。
大して神話はないようです。
ソーラーパネルなどの「ソーラー」の語源です。

アポロー：ローマ神話における太陽神。というかアポローンのラテン語読み。