
この間頂きました「どうしたら中国語を聴き取れるようになるでしょうか?インターネットで中国語のラジオを聴いていますが、ほとんど何も聴き取れません…」と言った質問について個人的な考えから回答させていただきます。ご参考までどうぞ。
あるゆる方法で得たせっかくの学習内容も、それを応用できないとただの知識に過ぎません。言葉で交流するときに、話した言葉について相手に意味を伝えるのはもちろん、言葉を聞き取る事でも同じようにいくら素晴らしい言葉を覚えても実際に使えないと生きた言葉とみなされません。
中国語では「激活」という言葉があります。文字通り、何かの刺激により物事を活性化させるという意味です。語学の勉強では、基本的には「覚えた発音」⇒「激活」⇒「使える生きた言葉に変化」⇒「繰り返して再生」のようなサイクルがあると考えています。その中でも、「激活」という重要性が強く感じられますね~どうしたら中国語を聞き取れるようになるかと言うより、どうやって脳に刺激すれば聞き取れるようになるかと考えた方がよいかもしれません。
(例)中国語のラジオ・CD・先生からなどで、2分間だけで「谢谢」という言葉を覚えたとしましょう。簡単に覚えられた言葉でも、実際の現場(仕事・旅行など)で「谢谢」と言われても聞き取れなかった経験が多くあるようです。原因としては学習の過程で「激活」させていないからと言えます。
直訳で激活⇒「ありがとうございますという意味ですよ~」先生から説明される
連想で激活⇒「お土産をもらった時は何を言いますか?」先生から質問される
環境で激活⇒「相手にお土産を渡したから、お礼を言っているのだろう?」自分で考える
確認で激活⇒「ああ、これ、聞いたことがある!」自分で調べる
・・・
などいろいろ方法があります。今回は「谢谢」を例にしましたが、どの単語・表現でも考え方は同じですので、聞き取れるまで意識をして反復的な激活活動を行うのが基本です。原理が分ければ、「因材施教」を忘れず、自分のレベルを明確にした上で科学的な組み立てにより学習を行うことです。現状のレベル以上の内容を聞き取ろうと思ってもなかなか上手くいかないの理由の一つと考えられます。
関連記事:中国語ヒアリングのコツ 実践的な中国語のヒアリング
一言中国語
刺激(cì ji)→刺激する
激活(jī huó)→ある刺激で物事を活性化させる
因材施教(yīn cái shī jiào)→学習者の能力・性格・志向に応じて異なった教育をする

呂先生
中国語
あるゆる方法で得たせっかくの学習内容も、それを応用できないとただの知識に過ぎません。言葉で交流するときに、話した言葉について相手に意味を伝えるのはもちろん、言葉を聞き取る事でも同じようにいくら素晴らしい言葉を覚えても実際に使えないと生きた言葉とみなされません。
中国語では「激活」という言葉があります。文字通り、何かの刺激により物事を活性化させるという意味です。語学の勉強では、基本的には「覚えた発音」⇒「激活」⇒「使える生きた言葉に変化」⇒「繰り返して再生」のようなサイクルがあると考えています。その中でも、「激活」という重要性が強く感じられますね~どうしたら中国語を聞き取れるようになるかと言うより、どうやって脳に刺激すれば聞き取れるようになるかと考えた方がよいかもしれません。
(例)中国語のラジオ・CD・先生からなどで、2分間だけで「谢谢」という言葉を覚えたとしましょう。簡単に覚えられた言葉でも、実際の現場(仕事・旅行など)で「谢谢」と言われても聞き取れなかった経験が多くあるようです。原因としては学習の過程で「激活」させていないからと言えます。




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などいろいろ方法があります。今回は「谢谢」を例にしましたが、どの単語・表現でも考え方は同じですので、聞き取れるまで意識をして反復的な激活活動を行うのが基本です。原理が分ければ、「因材施教」を忘れず、自分のレベルを明確にした上で科学的な組み立てにより学習を行うことです。現状のレベル以上の内容を聞き取ろうと思ってもなかなか上手くいかないの理由の一つと考えられます。
関連記事:中国語ヒアリングのコツ 実践的な中国語のヒアリング

刺激(cì ji)→刺激する
激活(jī huó)→ある刺激で物事を活性化させる
因材施教(yīn cái shī jiào)→学習者の能力・性格・志向に応じて異なった教育をする

呂先生

ラジオの聴き取りは、先ずは自分のお気に入りの放送局と番組を見つけて、その放送を集中して聴くといいと思います。番組を楽しめるようになったら、しめたものです。ちなみに、私がお気に入りの番組は、日廣(NHK)の「波短情長」、英廣(BBC)の「倫敦信箱」、韓廣(KBS)の「青年廣場」などです。