「把」構文の使い方シリーズ:
中国語「把」構文の使い方(2)
中国語「把」構文の使い方(3)
中国語「把」構文の使い方(4)
意外に、結構中国語学歴が長い方からも「把」構文の使い方を聞かれます。ということは、最初どこかでこれを覚えた時から、ずっと疑問を持ったままきちんと理解していないという事ですね~
個人的には、特に補語や「把」構文のような日本語に当てはまらない表現を覚えるとき、「日本語(英語)を忘れてから、勉強しましょう~」というのは大事なことだ思います。「どうしても日本語にあたる表現を知りたい!」とこだわり、完璧に探そうとしても悩む一方ですし、ねじ曲がった表現や実際に使えないものになってしまう恐れがあります。
もちろん「一个人一个样」、人によって一つの事を理解する方法や角度はいろいろあると思いますが、「把」の使い方について一部だけ説明しますので、お役に立てれば幸いです。
1灯关了。(電気が消された)
2我关灯了。(私が電気を消しました)
3我把灯关了。(私は電気を消しました)
以上の例文で、「把」とは必ず目的語のある文に使うことが分かります。受身文を学習された事がある上で、意味合いの区別が気にる方は以下の説明をご覧になってください。
1は、「被・叫・让」が省略された受身文で「把」構文に不向き。
2は、他の人ではなく、私が電気を消した事を説明。(主語を強調)
3は、電気を誰がどういうふうに処置したかという説明。(目的語を強調)
意味からすると2と3は同じように見えますが、「把」を使うことでニュアンス的なところが微妙に変わります~(つづく)
とても丁寧に教えてくださっているのでわかり易かったです。
谢谢吕老师!