呂先生の中国語ブログ

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中国語研修の現場にて

2010年07月15日 | 先生の仕事・教え方

日本独特の文化的背景もあると思いますが、経験上から多くの場合、日本ではプライベートの話や個人情報の取り扱いについてとても大切にしています。

中国語の学習経験がある方はご存知かと思いますが、ほとんどの入門テキストでは家族・仕事・年齢など個人的な(個人に関係した)話題で内容が構成されています。マンツーマンレッスンを受講される場合は良いですが、企業研修などのグループレッスンでは講師にとって話題の選択が難しいところになります~「会話練習のためとは言え、実際の話で聞くべきか?聞かない方が良いか?」と躊躇しながら慎重にグループ研修を進めるのが、先生の本音です~

「仮の話でも構いませんので…」とトレーニングを始める前に一言前置きすれば多少問題を解消できると思いますが、それでも、仮の話しとはいえ、家族の状況や生年月日などについて「仮」としてしまうのは、どうも少し不自然でしょう…

その場で、積極的に自分の話をしてくれる生徒さんがいますと、平静を装っている先生にとって本当に肩から大きな荷が降りたと感じます。もちろん、状況や事情によってあまり個人的な話を話せない場合もありますし、それは理解してあるべきです。

一言中国語
个人隐私(gè rén yĭn sī)→プライバシー
犹犹豫豫(yóu yóu yù yù)→躊躇する
如释重负(rú shì zhòng fù)→肩から重荷を下ろしたかのよう、責任を果たしたり心配ことがなくなったりしてほっとする形容

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