ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

アキレスと亀

2009年04月15日 | 邦画
 久しぶりの北野映画。前に観た「監督バンザイ」はひどかったから、期待はしていなかった。

 夢を追い続ける売れない中年画家と、その夫を励ましながらともに夢を追う妻の20数年間をつづる人間ドラマ。北野武が監督、脚本、編集に加えて挿入画も自身で手掛け、独特のユーモアを散りばめながら人生にとって本当に大切なものを見つける夫婦の愛情を映し出す。誰もがあこがれる夫婦像を体現する主演のビートたけしと『明日の記憶』の樋口可南子の姿に、本当の意味の幸福が垣間見える。

 子供の頃の絵は活き活きとしていたのが印象的だった。物語りは淡々と進むが、途中でイライラしてしまった。キレのある北野映画を期待するのは、もう無理か?

おすすめ度  ★★★☆☆

 

製作年度: 2008年
監督: 北野武
上映時間: 119分
キャスト:ビートたけし、樋口可南子、柳憂怜




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