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ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

ALWAYS 三丁目の夕日'64

2012年01月24日 | 邦画
『ALWAYS 三丁目の夕日』『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に続く、昭和の東京を舞台にしたヒューマン・ドラマの第3弾。昭和39年の東京の一角で、東京オリンピックや新幹線開通に沸く住民たちの姿を映し出す。三丁目の住民たちをシリーズではおなじみの吉岡秀隆や堤真一、小雪などが演じ、森山未來や大森南朋などの新キャストが集結。メガホンを取るのは、VFXの第一人者でもあり、本シリーズのほか『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などを手掛ける山崎貴。最新のVFXで再現された懐かしい風景に加えて、心温まる人情や活気なども含めた昭和の空気を心ゆくまで堪能したい。

昭和39年、日本中が高度経済成長と東京オリンピックに沸く中、東京・夕日町三丁目はいつものように住民たちが和気あいあいと暮らしていた。小説家の茶川(吉岡秀隆)は間もなく新しい家族を迎えようとしており、鈴木オートの則文(堤真一)も事業を軌道に乗せ、三丁目中が活気にあふれていた。しかし、そんな中転機を迎える人もいて・・・

今までの2本も傑作だったが、この新作もいい出来。4回は確実に泣かされる。
ちょっとオーバーな芝居も好感が持てるし、結末が想像できるのも、何故か安心だ。
懐かしい風景やシチュエーション、小道具、仕草など、忘れていた記憶がいくつも甦る。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

製作年度: 2011年
監督: 山崎貴
上映時間: 142分
キャスト:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、森山未来
観賞:劇場2D

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聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-

2011年12月26日 | 邦画
24日(土)に劇場で観賞。

司馬遼太郎のテレビドラマ「坂の上の雲」の山本五十六は渡哲也が演じている。日露戦争で連合艦隊を指揮し、圧倒的な勝利をもたらした司令長官が描かれている。
この映画は、日露戦争後の太平洋戦争の話である。

真珠湾攻撃によって自ら開戦の火ぶたを切って落とす一方、誰よりも戦争に反対し続けた連合艦隊司令長官・山本五十六の実像を描くヒューマン大作。監督は、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出。山本五十六を日本映画界を代表する名優・役所広司が演じ、海軍大臣・米内光政役の柄本明、軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、新聞記者役の玉木宏ら豪華俳優陣が脇を固める。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描く注目の一作だ。

「坂の上の雲」で乃木大将を演じた柄本明をはじめ、好古を演じた阿部寛など、何人も出演している。立場が逆転していたりして、ややとまどう。

映画は、やや、美化されすぎている印象だが、「坂の上の雲」後の山本五十六の生涯を知る意味は大きい。

一匹に魚を家族で分け合う食卓が印象に残った。

日本人の品格・プライドが希薄な今、貧しくも志が高い彼らの生き方はまぶしい。

おすすめ度  ☆☆☆☆

製作年度: 2011年
監督: 成島出
上映時間: 140分
キャスト:役所広司、玉木宏、柄本明

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君に届け

2011年11月03日 | 邦画
テレビ録画を観賞。

累計発行部数1100万部を突破し、テレビアニメシリーズも好評を博した人気コミックを実写映画化した学園青春ドラマ。素直で純粋ながら見た目が暗いため孤立しがちな女子高生が、クラスの中心人物の優しさに触れることで徐々に変わっていく姿を描く。主演は、『フィッシュストーリー』の多部未華子と『奈緒子』の三浦春馬。監督は『おと・な・り』の熊澤尚人が務め、コミカルな要素と温かな感動が融合した原作の魅力を見事に映像化した。

見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子(多部未華子)は、クラスになじめないでいた。しかし、その外見とは裏腹にけなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太(三浦春馬)はひそかに好意を抱いていた。風早の言葉を励みに、爽子は徐々にほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく。

う~ん。多部未華子の声が小さくて何を言ってるのか聞きづらい。音量を目一杯上げると、うるさ過ぎる。これって、基本じゃないの。最後まで、ストーリーに入れなかった。残念。

おすすめ度  ☆

製作年度: 2010年
監督: 熊澤尚人
上映時間: 128分
キャスト:多部未華子、三浦春馬、蓮佛美沙子

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僕の初恋をキミに捧ぐ

2011年10月26日 | 邦画
テレビの録画。

累計600万部を超える青木琴美の同名ベストセラーコミックを映画化した純愛ストーリー。20歳まで生きられないと宣告された少年と、彼を献身的に支えようとする少女のもどかしい恋の行方が描かれる。監督は『Life 天国で君に逢えたら』の新城毅彦。『花より男子ファイナル』の井上真央が、死を宣告された初恋相手と懸命に生きていく悲恋の少女を演じる。共演は『重力ピエロ』の岡田将生。涙なしには観られない珠玉のラブストーリーだ。

井上真央がまぶしい。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2009年
監督: 新城毅彦
上映時間: 122分
キャスト:井上真央、岡田将生、杉本哲太

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青の炎

2011年10月26日 | 邦画
テレビ録画。

湘南の高校に通う17歳の少年、秀一は母・友子と妹・遥香との三人で穏やかに暮らしていた。ところがある日、母が10年前に結婚してすぐに離婚した男・曾根が現われ、家に居座ってしまったことから、平和だった家庭は一変する。曾根は傍若無人に振る舞い、母ばかりか妹にまで暴行をはたらこうとするのだった。やがて、警察や法律では問題が解決できないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺害する決意を固める。そして、“完全犯罪”の計画を練り上げると、それを実行に移す。恋人の紀子にわずかな不審を持たれた以外、その犯行は完璧なはずだった。

二宮和也は大嫌いだが、あややは大好きなので、困った配役をしてくれるものだ。松浦亜弥はつかみどころのない女の子の役だが、やはり可愛い。離婚した男・曾根の役が最初誰か解らなかったが、どこかで観た顔と思っていたら・・・しばらくして山本寛斎だと解る。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2003年
監督: 蜷川幸雄
上映時間: 116分
キャスト:二宮和也、松浦亜弥、鈴木杏

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インシテミル

2011年10月26日 | 邦画
テレビ録画。

時給11万2,000円という広告につられて集まった男女10人が、奇妙で危険な究極のゲームを繰り広げるスリリングな心理サスペンス。人気ミステリー作家、米澤穂信の同名小説を、『リング』『L change the WorLd』の中田秀夫監督が映画化。『DEATH NOTE デスノート』シリーズの藤原竜也をはじめ、綾瀬はるか、北大路欣也ら主役級の豪華キャストが集結。命と大金を懸けた心理戦の行方から目が離せない。

次に誰が殺されるかという興味と、最後に誰が生き残るんだろうという興味でストーリーにはハマる。その顛末を世界に配信しているという設定も面白い。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 中田秀夫
上映時間: 107分
キャスト:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也

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雷桜

2011年10月06日 | 邦画
DVD観賞。

徳川将軍家に生まれた男と村の娘との運命の出会いと身分違いの恋を、『重力ピエロ』の岡田将生と『フラガール』の蒼井優を主演に迎え、切なく描く恋愛時代劇。宇江佐真理の小説を基に、『ヴァイブレータ』『余命1か月の花嫁』などの廣木隆一監督が映画化。さらには家臣役の小出恵介ほか、柄本明、時任三郎など豪華キャストが集結。沖縄や茨城など日本各地でロケーションを行い、原作のもつはかなく幻想的なムードを映し出している。

母の愛を知らずに育った、徳川将軍・秀斉の十七男、清水斉道(岡田将生)。心の病にかかった斉道は、静養のため瀬田村へ向かうことに。道中、瀬田山の中腹で、落雷に撃たれたイチョウの根元に桜が芽をつけた奇妙な巨木、雷桜の下で、斉道は雷(蒼井優)と呼ばれる自由奔放な娘と運命の出会いを果たす。

まさに恋愛時代劇。二人の絆をもう少し強調してほしかった。

おすすめ度 ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 廣木隆一
上映時間: 133分
キャスト:岡田将生、蒼井優、小出恵介

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SPACE BATTRESHIP ヤマト

2011年10月06日 | 邦画
DVD観賞。

国民的アニメの金字塔として、1974年の放送当時から長年にわたって愛されてきたテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化。地球からはるか彼方のイスカンダル星を目指し、古代進ら宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちが戦いの旅を繰り広げる。監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴。主人公の古代進を木村拓哉、女性パイロットの森雪を黒木メイサが演じる。日本最高峰のVFXチームを率い、最新技術を駆使した圧巻のCG映像が見どころ。

194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開始し、人類の大半が死亡してしまう。5年後、地球が放射能で汚染される中、かつてエースパイロットとして活躍していた古代進(木村拓哉)は、はるか彼方のイスカンダル星に放射能除去装置がある事実を知り、宇宙戦艦ヤマトで仲間と共にイスカンダル星へ向かう。

ストーリーに期待はしていなかったものの、なかなか。

日本のVFX最新CG技術がどこまで進化したかが良くわかる。この分野はもっと頑張ってほしいところだ。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 山崎貴
上映時間: 138分
キャスト:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎

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ノルウェイの森

2011年09月24日 | 邦画
DVDで観賞。

1987年に刊行されベストセラーとなった村上春樹の代表作「ノルウェイの森」を、『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が映画化。亡くなった親友の恋人との関係を通し、主人公の青年の愛と性、生と死を叙情的につづる。主人公には松山ケンイチ、大切な人の死をきっかけに主人公と心を通わせていく女子大生に菊地凛子がふんし、複雑な人間性を繊細に演じる。トラン・アン・ユン監督のみずみずしい世界観と、深遠な村上春樹ワールドの融合に期待。

ワタナベ(松山ケンイチ)は唯一の親友であるキズキ(高良健吾)を自殺で失い、知り合いの誰もいない東京で大学生活を始める。そんなある日、キズキの恋人だった直子(菊地凛子)と再会。二人は頻繁に会うようになるが、心を病んだ直子は京都の病院に入院してしまう。そして、ワタナベは大学で出会った緑(水原希子)にも惹かれていき・・・

「ノルウェイの森」は、本でも読んだが、あまり理解できなかった。この映画を観てやっと少し理解できた感じ。主人公ワタナベの愛と性、生と死をテーマにした物語だとよく解る。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: NORWEGIAN WOOD
製作年度: 2010年
監督: トラン・アン・ユン
上映時間: 133分
キャスト:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子

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ANOTHER GANTZ

2011年07月28日 | 邦画
GANTZは、2010年制作の映画。ANOTHER GANTZは、テレビ版として2011年に創られた。

初めて観たが、マンガチックで結構面白かった。吉高由里子がほとんど出てこなかったのがちょっと不満。

欧米でも高い人気を誇る奥浩哉の人気コミックを、前・後編の2部作で映像化したSFアクション超大作。『硫黄島からの手紙』の二宮和也、『ノルウェイの森』の松山ケンイチが初共演に臨み、謎の球体“GANTZ”に召喚され、異形の“星人”と呼ばれる敵との戦いを強いられた、若者の苦悩と究極の選択を体現する。監督は、『砂時計』の佐藤信介。生と死がテーマの深遠なドラマや、肉体を駆使した活劇の数々に圧倒される。

GANTZ: PERFECT ANSWER
「週刊ヤングジャンプ」の奥浩哉の人気コミックを実写映画化したSFアクションムービー『GANTZ』2部作のクライマックスとなる後編が公開中。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2011年
監督: 佐藤信介
上映時間: 130分
キャスト:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子

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釣りバカ日誌20ファイナル

2011年06月20日 | 邦画
箱根・鎌倉バスツアーの帰りの車内で観る。20ファイナルということは、最終版ということなのか。20の意味も解らないが・・・

一流企業の経営者として悩み多き日々を送るスーさんと、趣味の釣りと家庭をこよなく愛する万年ヒラ社員のハマちゃんが織り成す人気シリーズの第20作目にして最終章作品。今作では、ハマちゃんとスーさんがシリーズ初となる北海道の大自然を舞台に大活躍する。おなじみのハマちゃんとスーさんを西田敏行と三國連太郎が演じ、ゲストには、松坂慶子、吹石一恵、塚本高史が名を連ねた。『釣りバカ』ならではの色あせない魅力と、ファイナルにふさわしい展開が楽しめる。

たいしたストーリーがあるわけでもないのに、何故人気があるのか解らないのが、このシリーズと寅さんだ。ツアーの帰りのバスで観たのだが、添乗員が「釣りバカ日誌とアバターの2本のDVDを用意しておりますが、皆さん、どちらがよろしいですか?」と満員の乗客に問うた。私は「アバター」に手をあげたが、圧倒的な大差で「釣りバカ」が指示された。好きな女優吹石一恵が出演していたのが救いだ。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2009年
監督: 朝原雄三
上映時間: 118分
キャスト:西田敏行、三國連太郎、浅田美代子

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悪人

2011年05月24日 | 邦画
朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く。監督は、『フラガール』の李相日。罪を犯してしまう肉体労働者と彼と行動をともにする女性を、『ブタがいた教室』や大河ドラマ「天地人」の妻夫木聡と『女の子ものがたり』の深津絵里が演じる。原作で巧みにあぶり出される登場人物の心理がどう描かれるのか、実力派俳優たちの共演に期待が高まる。

期待が大きかっただけにちょっとがっかり。最後に妻夫木聡が深津絵里の首を絞める意味が解らない。二人の関係はこれからどうなるのか解らないままに終わった。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 李相日
上映時間: 139分
キャスト:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生

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おとうと

2011年05月12日 | 邦画
女手一つで娘を育ててきた姉と、大阪で芸人にあこがれながら破天荒な暮らしを送る弟との再会と別れを描く家族ドラマ。10年ぶりの現代劇となる山田洋次監督が市川崑監督の『おとうと』にオマージュをささげ、戦後に生まれ育った姉弟のきずなをバブル景気直前に生まれた娘を通して、現在と今後の日本の家族の姿を映す。主演を吉永小百合が務め、その弟役を笑福亭鶴瓶が好演。笑いと涙にあふれた家族の希望と再生の物語に胸が熱くなる。

「ディアドクター」など、笑福亭鶴瓶の出演映画はあまり好きではなかったが、この映画は良かった。吉永小百合、蒼井優がいいのとやはりストーリーのせいだろうか。

おすすめ度  ☆☆☆☆

製作年度: 2009年
監督: 山田洋次
上映時間: 126分
キャスト:吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優

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ちょんまげプリン

2011年04月25日 | 邦画
2010年制作。

『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督がメガホンを取り、人気パティシエになる侍のてん末を描くハートフル・コメディー。180年前の江戸から現代にタイムスリップする侍を演じるのは、アイドル・グループ、NEWSの錦戸亮。侍が居候する家庭のシングルマザーにともさかりえがふんするほか、お笑いコンビ、キングオブコメディの今野浩喜や井上順などバラエティーに富んだ役者たちが顔をそろえる。江戸時代の侍がもたらすさまざまな振る舞いが深い感銘を呼ぶ。

若侍が江戸から現代にタイムスリップするという設定が面白い。「魔法をかけられて」という映画で、魔法の国から現代のニューヨークにタイムスリップするという映画に通じる面白さがある。ともさかりえも良かった。

おすすめ度  ☆☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 中村義洋
上映時間: 108分
キャスト:錦戸亮、ともさかりえ、今野浩喜

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大奥

2011年04月25日 | 邦画
2010年制作。

男だけを襲う謎の疫病がまん延する江戸時代を舞台に、一人の女将軍に3,000人の美男子たちが仕える女人禁制の男の園、逆大奥をめぐるドラマを描く異色時代劇。第13回手塚治虫文化賞を受賞したよしながふみの人気コミックを、「木更津キャッツアイ」シリーズの金子文紀監督が映像化。女将軍を柴咲コウがなまめかしく演じるほか、彼女に接近する侍を二宮和也が好演する。野望や嫉妬(しっと)、策略に愛憎など、業が渦巻く濃密なドラマに期待だ。

二宮和也という男が嫌いだ。たいした色男でもないのに、生意気で傲慢な態度がいやだ。だから、この映画もそれほど興味がなかったが、柴咲コウ、堀北真希は好きなので我慢して観た。女将軍役の柴咲コウの演技はさすが。

ラストの結末は予測できたので、驚きはない。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 金子文紀
上映時間: 116分
キャスト:二宮和也、柴咲コウ、堀北真希

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