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ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

上海いいとこ、一度はおいで。

2007年02月01日 | 上海
街中が高層ビルで埋めつくされ、近代的な面と、一歩通りを外れると、昔ながらの中国がある。お洒落なスポットと歴史的なスポットが混在する街。それが上海だ。

例えば、浦東(プウトン)の「ジンマオダーシャー」にあるグランド・ハイアット上海に行けば、日本人は度肝を抜かれるだろうし、豫園商城では約450年前の中国がそのまま残っている。

上海が他の都市と異なる点は、租界時代があったことだ。アヘン戦争後、怒濤のごとく押し寄せた外国勢力の数々。フランスやイギリス、アメリカに加え、日本までもが、上海の街を蹂躙したのは20世紀初頭だ。

そんな租界時代の各国の建物が息づく街なのである。最近、そんな建物がどんどんリニューアルされている。外灘にある建物「外灘3号」とか「外灘18号」は、外観は残して、内部がお洒落なレストランやスパやギャラリーに変身している。レトロとモダンが溶け合い独特の魅力を創っている。

日本と比べると物価は安いが、物によっては高いものもある。ホテルや新天地などのカフェでのコーヒーはナント600円もする。概して、贅沢品に高いものが、まま、あるようだ。

しかし、タクシーは市内なら大抵は20~30元で行ける。(1元は16円ぐらい)また、食事も安い。現地の人が行くレストランや食堂の安さときたら、驚く。20元もあれがお腹一杯になるだろう。ラーメンなら4~10元といったところだ。小龍包も1皿3~4元である。

中国は共産党の国である。平和ボケした日本で暮らしていると、つい、忘れてしまいがちになる。日本では考えられない過酷な面もある。

例えば、戸籍の問題である。上海で生まれた人は「都市戸籍」だが、地方から出稼ぎに来ている人は「農民戸籍」であり、区別される。「農民戸籍」の子供は、学校にも行けない現実がある。最近は無許可の小学校が「農民戸籍」の子供を受け入れている。そんな小学校が上海だけでも200程ある。

今、上海の平均月収は5万円前後である。外資系の高級サラリーマンは月収100万円超というリッチもいれば、出稼ぎ「農民戸籍」の人は1万円稼ぐのが精一杯だろう。それも、中国の現実である。日本の格差とは比べようがない。

最近の上海は、街にアートが溢れている。現代アートである。工場や倉庫がリニューアルされて、アートスペースに変貌している。蘇州河沿いの工業地帯にギャラリーやアトリエが急増してきている。上海のアートシーンは、今、熱い。

上海の魅力、少し解ってもらえたかナ。

まだまだ、書きたいけど、また今度。 ルイスでした。

水郷古鎮「七宝」

2007年01月11日 | 上海
上海に近い水郷古鎮で有名なのは「周荘」だ。上海市街から西へ約80km離れたところに位置する。そして、もっと近いところに水郷古鎮に「朱家角」がある。車で約1時間で行ける。

昨年9月に「上海設計双年展」に参加した折に、最終日の主催者行事に一日観光があり、それが水郷古鎮見学だった。バスに乗って、1時間ほどだったので、てっきり「朱家角」だと思っていた。
後から、ガイドブックを観て確認したが、よく似てたので「朱家角」だと信じていた。ただ、場所が少し違うのでおかしいな~と思ってた。金山に入ったはずなのに、「朱家角」は地図でみるとずっと北の方角だ。

この疑問を、11月にまた、上海に行く機会があったので、通訳に確認すると勘違いだった事ことがわかった。
私たちが9月に入ったのは「七宝」という新しい水郷古鎮だったのである。場所は金山の近くだった。やっと、がってん。

この「七宝」という水郷古鎮は、新しく観光地として開発されたところで、日本で売ってるガイドブックにはまだ紹介されていない。ほとんど「周荘」「朱家角」しか載っていない。

今、上海近郊では、「周荘」「朱家角」「七宝」と3つの地域があることがわかった。そして、おすすめなのが、この「七宝」だ。(「朱家角」はまだ行ったことないけど)

なによりいいのは、土産物屋の呼び込みが一切無い。というより、まだ土産物屋自体が少ない。住民も素朴で、川辺で茶わんでご飯を食べてる人が多い。そばを通りかかると珍しそうに観られる。まだ、観光客慣れしていないようだ。「周荘」は、土産物屋の通りを歩きながら水郷を観る感じだが、「七宝」は、しっとりとした静かな街並みが散策できるのだ。「周荘」よりは「朱家角」に似ているようだ。

迷路のように張り巡らされた水郷古鎮は、上海からひと足のばして江南特有の風景が楽しめる最適なコースである。上海の街から一番近いということで、これから日本人も多く行く事になるだろう。杭州、蘇州までは時間がないという場合、半日コースで行けるおすすめコースといえるだろう。3泊4日なら、1日ゆっくり散策するこのコースは満足度が高いはずだ。


老年齋(ラオバンツァイ)

2006年12月14日 | 上海
ホテルで近くておいしい店を紹介してと頼むと

老年齋(ラオバンツァイ)を教えてくれた。

場所は、人民広場の東に200m程行ったところ。

100年の歴史があるセルフサービスの国営レストランだ。

安くて美味しいのが評判で、人がいっぱいだ。

いろいろ食べたが、最後に「海鮮米麺」(10元)を注文した。

見本が美味しそうだったからだ。

写真はそのサンプルだ。(3種類あり)

つけ麺のように、具と麺が別々に出てくる。

味?

麺は日本のそうめんのように、淡白。

具だくさんのスープに混ぜて食べる。

上海で食べた麺の中では、一番美味しく食べることができた。

これだけで、お腹いっぱいになる。

我々は、個室で注文するように、10品ほど頼んだが、そんな店ではなかったようだ。


おすすめ度  ★★★★

上海の青空

2006年12月14日 | 上海
19世紀に列強により開港された東洋の魔都と呼ばれる上海。




1980年代からの経済解放政策により飛躍的に発展し、今や中国最大の経済都市になった。




人口は約2.000万人。面積6341平方km。




上海への旅。それは夢のタイムトラベル。




懐かしい過去も、驚きの未来も、自由自在だ。




ノスタルジックだけど刺激的。




そんな上海が好き。




しかし、感傷に浸っておれない現実があるのも、中国。




想像を超える貧富の差。




多くの市民はまだまだ貧しい。




都市戸籍と農民戸籍の矛盾。




一党独裁の影の部分。




賄賂社会。




そして、上海に青空はない。




渋滞が続く。




スモッグで空はいつも灰色だ。


 

そんな中で、開催される「2010年上海万博」




動き出したそのパワーは、すさまじい。




国内で反対するものは皆無。




国をあげて世界にアピールするつもりだ。




そして、したたかに、会場計画を街づくりに活かす。




上海の中心部でありながら、汚かった黄浦江の工場地域が会場だ。




すべての工場を移転させ、一気に国際交流ゾーンに変える。



後は、



「環境」に対する取組みを実践することだ。



「環境問題を実践する都市・・・上海」



青空の上海。



早ければ早いほど良い。



万博はその契機になるはず。



まだ、関係者は気づいていない。



今こそ、取り組むチャンスだと。








上海森ビル「上海環球金融中心」

2006年12月13日 | 上海
上海の森ビルが急ピッチで建設が進んでる。


森ビルは、グランド・ハイアット上海の入る「金茂大厦」のすぐ隣に位置してる。


工事は、高さでいうと2/3程ができ上がっている。


完成すると、金茂大厦を抜く高さ492mとなる。


少し、見にくいが、東方明珠塔の上珠から撮影。


手前が金茂大厦、重なって後ろにあるのが森ビル「上海環球金融中心」だ。


資料

アジアを代表する国際金融都市となった中国・上海。その中でも世界的金融機関が集積し、発展が著しい上海浦東新区・陸家嘴金融貿易区に誕生する「上海環球金融中心」は、森ビルグループの都市づくりのノウハウを注ぎ込んでつくられる「垂直の複合都市」。

地上101階、高さ492m。最新鋭のスペックを誇るオフィスを中心に、世界一の高さとなる展望台、最高級クラスのホテル、世界中から人々が集う商業施設やカンファレンス施設などを擁し、上海におけるビジネス、文化、エンターテインメントの一大拠点となることを目指している。

KPF(コーン・ペダーセン・フォックス)のデザインによる天空に伸びるその姿は、今後ますます成長する上海、中国、そしてアジアのシンボルになる。


和平飯店

2006年12月11日 | 上海
東方明珠塔の地下にある「上海歴史陳列館」。

ここに、南京東路の模型があった。これが外灘側から観たところで左右のある立派なビルが和平飯店だ。いつの頃の模型か調べてこなかったが、たぶん、1930年頃?か。

上海の吉野屋

2006年12月11日 | 上海
南京東路を外灘から人民広場まで歩いた。約1.5kmだ。
最初に目に着いたのは、和平飯店である。北側に北楼、南側に南楼がある。ここの北楼は、1929年、上海の不動山王・サッスーン財閥が建てたアール・デコ調の高層ビル。当時は財閥の本拠地であったと同時に5~10階まではキャセイ・ホテルとして利用されていた。11階がサッスーンの自室だった。今でも存在感のある建物だ。

両側には、飲食店や衣料品店などがびっしりと並び、人通りも多い。しばらく行くと河南中路の交差点に出る。このあたりから車は通行止めとなり歩行者専用となる。南側に吉野屋を見つけた。日本では牛丼が食べられるようになったもののまだ、期間限定である。上海では牛丼はあるのかと思い看板を見てみるとあった。それがこの写真だ。日本と比べると品数が多いようだ。

早速、牛丼の市場調査だ。中国では「牛肉飯」と書くようだ。単品では、中が13元、大が16元とある。208円と256円だ。(1元16円として)
味噌汁付きが、中で17元(272円)、大は20元(320円)である。

他にも「猪肉飯」(13元)や「海鮮飯」(中が13元、大が16元)、そしてカツ丼?のようなもの(中が13元、大が16元)、カツカレーのようなもの(20元)があった。

時間がなくて(グループだったので)試食することは出来なかったが、次回来るときは、必ず食べようと思った。毎日6人でいろんな店で豪華に食事してるが、同じようなものばかりで食傷気味。一人だったらこの牛肉飯(大)と味噌汁のセット(20元)を食べたら大満足でお腹一杯になるだろうに。それが毎日平均すると350~500元の食べきれない食事が続いてるのだ。ちょっと高級店に行くと1,500元はする。

早く自由に食べたいものが食べたい。と思うが、今回の旅行では無理っぽい。


揚子飯店

2006年12月06日 | 上海
今回泊まったホテルは「揚子飯店」(ヤンズーファンデン)だ。

歴史あるホテルで、リーズナブルなB級ホテル。

言い換えれば、古くてきたないホテル。

1階におしゃれな?カフェバーがある。

とパンフにあったが、どこがおしゃれじゃ!

コーヒーは30元(480円)と日本並み?だったが、

決して、おしゃれではない。普通。喫茶店って感じ。

いいところは、繁華街が近いこと。でも、この近辺には他にもホテルはいっぱいあります。


おすすめ度  ★