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ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

「ベルベット・レイン」

2007年07月02日 | 映画
香港四天王のアンディ・ラウとジャッキー・チュンが16年ぶりに共演したフィルム・ノワ-ル。闇世界に生きる男たちの宿命と絆を、“第二のウォン・カーワイ”の呼び声も高い新人のウォン・ジンポ-監督がスタイリッシュに描く。大先輩に負けず劣らず艶やかな演技を見せているのは、新・香港四天王と目されるショーン・ユーとエディソン・チャン。新旧2組の男たちの運命が交差する予測不可能な人間ドラマに魅了される。

香港らしい裏社会のヤクザ映画だ。この手の映画は全部同じように見えてしまうのは、日本の仁侠映画を見るようなものか。内容は今一つだ。

おすすめ度   ★★★☆☆

原題 江湖/BLOOD BROTHERS
製作年度 2004年
上映時間 85分
監督 ウォン・ジンポー
出演 アンディ・ラウ 、ジャッキー・チュン 、ショーン・ユー 、エディソン・チャン 、リン・ユアン 、エリック・ツァン

「キッド」

2007年06月29日 | 映画
独身のラスは優秀なイメージ・コンサルタントで、著名人にイメージ・アップのためのアドバイスをしている。ある夜、ラスは自宅で小さな男の子を目撃する。その時は見失ってしまうが、翌日、もう一度その少年に出会ったラスは、少年が昔のラス=ラスティであると知る。二人で話をしているうちに、ラスは今の自分が子供の頃の夢をひとつも叶えていないことにがく然とする。そして、ラスティにもうすぐ訪れる8歳の誕生日が最悪なものであったことを思い出す……。

何度観ても笑えて感動する映画だ。もう何度観た事か。タイムスリップものは数あるが、まさか小さい頃の自分が現れるとは・・・最後に趣味の飛行機で現れる未来の自分に逢うシーンも感動だ。
ダイハードシリーズ、16ブロック、フィフス・エレメント、隣のヒットマンと並ぶブルース・ウィリスの傑作だ。

おすすめ度  ★★★★★

製作年度 2000年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 104分
監督 ジョン・タートルトーブ
製作総指揮 アーノルド・リフキン 、デヴィッド・ウィリス
脚本 オードリー・ウェルズ
音楽 マーク・シェイマン
出演 ブルース・ウィリス 、スペンサー・ブレスリン 、エミリー・モーティマー 、リリー・トムリン、チー・マクブライド 、ファニタ・ムーア


「ヒマラヤ杉に降る雪」

2007年06月28日 | 映画
「シャイン」のスコット・ヒックス監督が、戦争と人種偏見に焦点を当てた人間ドラマ。1954年、ワシントン州サン・ピエドロ島。漁師のカール・ハインが水死体で発見され、状況証拠から日系ニ世のカズオ・ミヤモトが逮捕される。カズオの妻ハツエには成す術もなく、やがて裁判が始まるが、事件を追う地元新聞の記者イシュマエルはある真実にたどり着く……。

ハツエ役は工藤夕貴だ。彼女はこの作品でハリウッドデビューを果たし、その後、「SAYURI」(2005)、「佐賀のがばいばあちゃん」(2006)、「ラッシュ・アワー3」(2007)等に出演。先日、テレビで田舎暮しをしてる彼女の番組をみた。まだ、若いのに有機農業や自宅でカフェを営む悠々自適の生活が紹介されてた。年に1本の映画に出て、ほとんどは田舎暮しを楽しむライフスタイルなんだろう。イシュマエル役は「テイキング・ライブス」のイーサン・ホークだ。つい、この前に観たばかり。この映画、前半は意味が理解できず、つまらなかった。後半、理解が進むにつれて、面白くなっていく。最後は、やった~となるのだが、前半がつらすぎる後遺症は最後迄残る。

おすすめ度   ★★★☆☆

原題 SNOW FALLING ON CEDARS
製作年度 1999年
上映時間 128分
監督 スコット・ヒックス
出演 イーサン・ホーク 、工藤夕貴 、リーヴ・カーニー 、鈴木杏 、リック・ユーン 、マックス・フォン・シドー

「CHAOS」

2007年06月27日 | 映画
複雑に見える現象も簡単な方程式で表せるというカオス理論を題材に、警察内部に精通した銀行強盗と、2人の刑事の攻防を描くクライム・サスペンス。『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムと、『クラッシュ』のライアン・フィリップが刑事にふんし、彼らに挑む知能犯を『ブレイド』のウェズリー・スナイプスが好演する。『Uボート 最後の決断』のトニー・ジグリオ監督による、二転三転するスリリングなストーリー展開に最後まで目が離せない。

この映画の面白さは最後のどんでんがえしだ。犯人を殺して一件落着、はいエンドロールと思わせておいてからの5分間が目からうろこ。なるほど、奥が深かったのねん。ライアン・フィリップといえば「父親たちの星条旗」(2006)に出ていた。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 CHAOS
製作年度 2005年
上映時間 107分
監督 トニー・ジグリオ
出演 ジェイソン・ステイサム 、ウェズリー・スナイプス 、ライアン・フィリップ 、ジャスティン・ワデル 、ヘンリー・ツェーニー 、ニコラス・リー

「プロフェシー」

2007年06月26日 | 映画
ジョン・クラインはワシントン・ポストの敏腕記者。ある日、妻メアリーと新居候補の物件を見た帰り道、車を運転していたメアリーが突然悲鳴を上げハンドルを切って急停車した。病院で目を覚ましたメアリーはジョンに不可解な問いをし、脅え、そして間もなくこの世を去った。2年後。ある晩ジョンは、仕事でワシントンDCからリッチモンドへ向かっていた。しかし1時間後、気がつくと、600キロも離れたウェスト・バージニア州ポイントプレザントにいた。やがて、彼はこの町で起きている不可解な事件と妻の言動に繋がりがあることを知るのだったが…。

リチャード・ギアといえば、「シカゴ」(2002)、「運命の女」(2002)、「Shall we Dance?」(2004)、「綴り字のシーズン」(2005)、「消えた天使」(2007)等、活躍中の58才。渋い大好きな男優だ。しかし、この映画は?だ。最後の橋の場面は迫力あったが、不可解な謎はそのままなのでフラストレーションが残る。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 THE MOTHMAN PROPHECIES
製作年度 2002年
上映時間 119分
監督 マーク・ペリントン
出演 リチャード・ギア 、ローラ・リニー 、ウィル・パットン 、ルシンダ・ジェニー 、デブラ・メッシング 、アラン・ベイツ

「テイキング・ライブス」

2007年06月25日 | 映画
アンジェリーナ・ジョリーが猟奇殺人事件の謎に挑むFBI捜査官を熱演。彼女は「17才のカルテ」(2000)でアカデミー助演女優勝を取りブレイクした。最近では「Mr.& Ms.スミス」(2005)等に出演してる。何と言っても代表作は『トゥームレイダー』(2001~)だ。抜群のスタイルと肉厚の唇が印象的だ。
ストーリーは、殺人を犯し、その被害者の“人生を乗っ取る(テイキング・ライブス)”殺人鬼と、強さと弱さを併せ持つヒロインの対決が描かれるサイコ・スリラーだ。『テープ』のイーサン・ホーク、TVドラマ『24 TWENTY FOUR』のキーファー・サザーランド、『運命の女』のオリビエ・マルティネスら、脇を固める豪華男優陣にも注目。最後迄、犯人がわからない展開はドキドキして面白い。キーファー・サザーランドが端役で出てるが、「24」のイメージが強過ぎて、他の作品はむつかしいかも。「ザ・センチネル」(2006)が唯一面白かったが、ジャック・バウアーと同じ性格だったもんね。

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 TAKING LIVES
製作年度 2004年
上映時間 103分
監督 D・J・カルーソー
出演 アンジェリーナ・ジョリー 、イーサン・ホーク 、キーファー・サザーランド 、ジーナ・ローランズ 、オリヴィエ・マルティネス 、チェッキー・カリョ

「守護神」

2007年06月23日 | 映画
アメリカ沿岸警備隊を舞台に、伝説のレスキュースイマーと若き訓練生の心のきずなを描いた感動ドラマ。監督は『コラテラル・ダメージ』のアンドリュー・デイヴィス。伝説のスイマーを『フィールド・オブ・ドリームス』のケビン・コスナー、彼に導かれる若きスイマーをアシュトン・カッチャーが演じる。沿岸警備隊の全面協力によって生み出されたリアルなストーリーと迫力の海難救助シーンを堪能したい。

ケビン・コスナーといえば、監督としても、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でアカデミー作品・監督賞を受賞。「JFK」「ボディガード」「パーフェクト・ワールド」「ウォーター・ワールド」とヒット作も多い。1955年生まれだから52才か。まだまだ若い。アシュトン・カッチャーは「ジャスト・マリッジ」(2003)が当たり役で『バタフライ・エフェクト』(2004)がある。

数日前、士官学校が舞台の「アナポリス」を観たばかりで、ダブる場面が多かったが、最後の美談はよくある手で・・・無くても良かった。奥さんと仲直りして、幸せに暮らしてはいけないの?

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 THE GUARDIAN
製作年度 2006年
上映時間 139分
監督 アンドリュー・デイヴィス
出演 ケヴィン・コスナー 、アシュトン・カッチャー 、ニール・マクドノー 、メリッサ・サージミラー 、クランシー・ブラウン 、セーラ・ウォード

「ラッキーナンバー7」

2007年06月23日 | 映画
ニューヨークにやって来た不運続きの青年が、大物ギャング同士の対立に巻き込まれていくクライムサスペンス。運命に身を任せる主人公スレヴンを『ブラック・ダリア』のジョシュ・ハートネットが好演。監督は『ホワイト・ライズ』でもハートネットとタッグを組んだポール・マクギガン。
2転3転し、最後には驚きの大どんでん返しが待ち受ける怒とうの展開が見物だ。

ウ~ン。やられた。めっちゃ、面白い。最後の種明かしですっきり納得。ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマンの配役もにくい。意外だったのは、ルーシー・リューが小柄だと解ったこと。次々と人が死ぬが悲壮感はない。全編に漂うとぼけたユーモアがお洒落だ。ジョシュ・ハートネットは、ブラッドピットを抜いたと思う。

おすすめ度   ★★★★★

原題 LUCKY NUMBER SLEVIN
製作年度 2006年
上映時間 111分
監督 ポール・マクギガン
出演 ジョシュ・ハートネット 、ブルース・ウィリス 、ルーシー・リュー 、モーガン・フリーマン 、ベン・キングズレー 、スタンリー・トゥッチ

「ドリームガールズ」

2007年06月22日 | 映画
トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを映画化した極上のエンターテインメント作。コーラスガールの女性3人組が歩んだ成功と挫折の物語を、数々の名曲に載せて描き出す。『シカゴ』で脚本を担当したビル・コンドンが監督と脚本を担当し、コーラスガール役にはグラミー賞受賞者のビヨンセ・ノウルズがふんする。共演者にはジェイミー・フォックスやエディ・マーフィなどの人気と実力を兼ね備えたスターが顔をそろえる。
ビヨンセ率いるコーラスガールたちが披露する歌声と魅惑的なパフォーマンスは圧巻。

「バベル」の菊池凛子と競り合って、助演女優賞を取った エフィ役のジェニファー・ハドソンが主役と同じぐらい存在感があった。全編歌ばかりなのに、ストーリーがちゃんとあって、それなりに感動した。

おすすめ度  ★★★☆☆

製作年度 2006年
上映時間 130分
監督 ビル・コンドン
出演 ジェイミー・フォックス 、ビヨンセ・ノウルズ 、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソン 、アニカ・ノニ・ローズ 、ダニー・グローヴァー

「アナポリス」

2007年06月20日 | 映画
造船の工員から海軍士官学校への入隊した1年をえがく。主人公(ジェームズ・フランコ)は人に命令されるのが嫌いで、ボクシングが強い男。回りの友人や父親までもが、続かないと考える。案の定、嫌気がさして、辞めようとするが、みんなが続かないと賭けていることを知り、復帰する。ずっと見守ってきたのは、入隊前、バーでコールガールと間違えた上官の女性(ジョーダナ・ブリュースター)だ。唯一、上下の差がなく誰でも参加できる「ボクシング大会」に、厳しい上官(ジョーダナ・ブリュースター)に対抗すべき、練習する・・・

ジェームス・ディーンを彷佛とさせる主人公(ジェームズ・フランコ)がいい。相当ボクシングを練習して回りを驚かせたらしい。影のある演技は、大物を連想させる。士官学校とボクシングを組み合わせた発想が面白い。久しぶりにすかっとさせてくれた映画だ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 ANNAPOLIS
製作年度 2006年
上映時間 103分
監督 ジャスティン・リン
出演 ジェームズ・フランコ 、ジョーダナ・ブリュースター 、タイリース・ギブソン 、ドニー・ウォールバーグ 、チー・マクブライド

「2007年上半期おすすめ映画ベスト3」

2007年06月18日 | 映画
2007年1月~6月までルイスが観た映画の中のおすすめ映画をご紹介。
観ていない映画が1本でもあれば、ぜひ観てほしいです。
すべて、星 ★★★★★です。


【洋画】

(1)ディパーテッド 香港映画インファイナル・アフェアのリメイクだが原作を上回る出来。
(2)16ブロック  ブルース・ウィルスの傑作ベスト5に入る。
(3)もしも明日が選べたら  コメディを超え、人生を見つめ直させられる映画だ。


【中国映画】

(1)墨攻(中国) 日本のマンガが映画に・・・アンディ・ラウの代表作の一つになる。
(2)女帝(エンペラー)(中国) チャン・ツィイー、衣裳や映像が綺麗な中国版ハムレット。
(3)鬼が来た(中国) 異色映画だが、戦争の痛ましさを実感できる。

【韓国映画】

(1)王の男(韓国) 芸人が王に立ち向かう・・・歴史物の異色映画。
(2)イルマーレ(韓国) ハリウッド版リメイクもヒット。原作も観ておこう。
(3)天軍(韓国)  韓国版戦国自衛隊。歴史の勉強にも・・・

【邦画】

(1)嫌われ松子の一生 松子の一生が強烈すぎる。
(2)フラガール  3カ所は泣ける・・・誰もが納得の感動作。
(3)武士の一分  藤沢周平3部作の最後を飾る映画、キムタクが新境地でがんす。


「アメリカンパスタイム」

2007年06月18日 | 映画
第二次世界大戦中、強制収容所に送られた日系アメリカ人たちの姿を実話に基づいて描いた作品。不等な差別を受けながらも“ベースボール”を糧に、厳しい時代を生き抜いた彼らの当時の生活を生き生きと描く。『HINOKIO ヒノキオ』の中村雅俊が、歌手のジュディ・オングとともに日系一世の父母役でハリウッドデビューを飾る。人種は異なるが、同じ“アメリカ人”として塀の中と外の人々が心を通わせる様子を描く。

この映画、強制収容所を中心に描かれているが、とても第二次世界大戦中とは思えない。まるで現代のようだ。違和感のある英語はかくしげい大会の英語劇を連想させる。へたくそな野球にしてもしらじらしくてとても感情移入はできない。

おすすめ度   ★★☆☆☆

原題 AMERICAN PASTIME
製作年度 2007年
上映時間 107分
監督 デズモンド・ナカノ
出演 ゲイリー・コール 、アーロン・ヨー 、中村雅俊 、ジュディ・オング 、サラ・ドリュー 、ジョン・グリース

「リトル・ミス・サンシャイン」

2007年06月16日 | 映画
サンダンスを始め、多くの国際映画祭で、スタンディング・オベーションの絶賛を受けたロードムービー。美少女コンテストのクィーンを夢見る少女とその個性的な家族が、黄色いワゴン車に乗ってコンテスト会場を目指す姿を描く。主人公の家族を演じるのは、『がんばれ!ベアーズ』(2005)のグレッグ・ギニア。『40歳の童貞男』(2005)『奥さまは魔女』(2005)のスティーヴ・カレル、『アバウト・ア・ボーイ』(2002)『イン・ハー・シューズ』(2005)のトニ・コレット、アカデミー助演男優賞のアラン・アーキンら。機能不全に陥った一家族が、旅を通して再生していくハートウォーミングな展開が見どころ。第19回東京国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞など最多3部門を受賞した。

「今年上半期のベスト1」というマイミクさんもいるほど、評価の高い映画ということで、期待いっぱい・・・ロードムービーものは、今一つという作品の多いなか、なるほど・・・納得の5つ星や~~。となるはずだったがちょっと期待が大き過ぎたかも。でも、随所で笑ったのは確か。
おじいさん直伝のダンスは、きっと優勝に導いてくれるはず・・・と勝手の想像していたのが、なんと・・・ さらに、おじいさんの演技に期待していたのに、早々と・・・いや、絶対に立ち上がるはず・・・と思ってました。違ってたのね。
こんなコンテストのために家族は苦労して来たの?いや、これってすごい風刺?やはりすごい映画かも。

おすすめ度   ★★★★☆

原題 LITTLE MISS SUNSHINE
製作年度 2006年
上映時間 100分
監督 ジョナサン・デイトン 、ヴァレリー・ファリス
出演 グレッグ・キニア 、トニ・コレット 、スティーヴ・カレル 、アラン・アーキン 、ポール・ダノ 、アビゲイル・ブレスリン

「アンリ・カルティエ・ブレッソン 瞬間の記憶」

2007年06月15日 | 映画
20世紀最大の写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンが、自身の半生と作品を語るドキュメンタリー。ライカを手に世界中を駆け回った激動の時代やマグナムフォトの結成、20世紀史に残る写真を撮影した際のエピソードを披露し、それぞれの写真に刻まれた“決定的瞬間”を語る。本人へのインタビューのほか、写真家エリオット・アーウィットら知人たちの証言も盛り込まれている。劇作家アーサー・ミラーがかつての妻マリリン・モンローの写真を見つめる姿が感動的。

よくもこれだけ歴史的な瞬間や有名人の写真が撮れたもの・・・と驚かされる。2004年96才で死去するまで、時代を鮮やかに切り取った彼の足跡に感動する。20世紀を代表するカメラマンとして語り継がれるだろう。2003年制作ということは、最晩年に撮影されたってことだ。
興味のある方は、発売されたばかりの雑誌「pen」7月号が特集してる。
「ちー」さん、チェックだよ。

おすすめ度  ★★★★☆

原題 HENRI CARTIER-BRESSON - BIOGRAPHIE EINES BLICKS/HENRI CARTIER-BRESSON: THE IMPASSIONED EYE
製作年度 2003年
上映時間 72分
監督 ハインツ・ビュートラー
出演 アンリ・カルティエ=ブレッソン 、エリオット・アーウィット 、アーサー・ミラー 、イザベル・ユペール 、ジョセフ・クーデルカ 、フェルディナンド・シアナ

「ドラゴン・フライ」

2007年06月15日 | 映画
銀座の蝶(ホステス)のサクイセスストーリー。恋人に振られた星野が恋人を見返すために銀座のホステスになる。原作は最近バラエティにも多く出演してる室井佑月だ。(字合ってる?)劇中にも客として少し出演してた。高級クラブの舞台裏がかい間覗けて面白い。一人10万円、ロマネコンテェ1本200万円・・・は恐ろしい。ホステスには「売り上げ」と「ヘルプ」があり、契約の内容が違う・・・というのも納得。「売り上げ」に専属の「ヘルプ」がいることも知らなかった。ちなみに名古屋の銀座は、栄・錦3丁目。一人3万円もすれば、超高級クラブだ(たぶん)。ルイスはせいぜい、一人1~2万円。ボトル2万円クラスのラウンジのような所、それでも高いと思う。接待に使うために利用するが、経費でなければとてもいけない。

タレントの星野亜希が主役っていうのもびっくりだが、彼女で不思議なのは、怒った顔を観たことがないってこと。テレビでもそうだが、今迄一度もない。そして国分佐智子がきれいだった?

おすすめ度  ★★★☆☆

原題 DRAGONFLY
製作年度 2006年
上映時間 83分
監督 香月秀之
出演 星野亜希 、金子昇 、西岡徳馬 、横山めぐみ 、国分佐智子 、街田しおん