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ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

2006年おすすめ映画「ベスト20」

2006年12月14日 | 映画
ルイスが今年観た映画&ドラマ(650本)の中で


自信を持っておすすめできる映画をご紹介。


ただし、これは、2006年に制作された映画のランキングではない。


あくまで、私が観た映画からの選出である。


もちろん、すべて★★★★★だ。


ルイスの一言コメントもついてるぞ。




 
ジャじゃーん!  発表しま~す。



第一位

ダヴィンチ・コード   文句ある? 2回観たけど、また観たいよ。

第二位

プリズンブレイク 1~10   最初は衝撃的だったが、最近は?ちょっと引っ張りすぎ!

第三位

私の頭の中の消しゴム(韓国)  テレビ初公開を見のがすな! 確か来週の日曜だ。

第四位

単騎千里を走る(日中)   チャン・イーモーと高倉健に敬意を表して・・・泣けます。

第五位

SAYURI  チャン・ツィーイーの代表作ベスト3になるはず。

第六位

リメンバー・ミー(韓国)  映画として完成度が高い、と思う。意外性もある。

第八位

スカイ・オブ・ラブ(中国)  リメンバー・ミーのリメイク。どちらがオリジナル?

第九位

親切なクムジャさん(韓国) 今年一番怖い映画。イ・ヨンエのギャップがすごい。

第十位

四月の雪(韓国)  配役が良かった。ソン・イェジンが「~消しゴム」の次にいい。

第十一位

フライトプラン  スリル満点。飛行機ものではこれが一番。

第十二位

キングコング  映像の迫力では今年一番! ストーリーはおまけ。

第十三位

ジャスミンの花開く(中国)  昔の上海の街と暮らし。チャン・ツィーイーがたっぷり。

第十四位

胡同のひまわり(中国)  中国の暮らしの変遷が良くわかる。

第十五位

トンマッコルへようこそ(韓国)  創られた感がきついが、こんな映画があってもいいかな。

第十六位

インサイドマン  完璧な銀行強盗に拍手!

第十七位

MI-3  中国上海&周荘を舞台にしてくれてありがとう。

第十八位

24-シーズン5   相変わらず面白い。次を早く出せ!

第十九位

サブリナ  「麗しのサブリナ」の現代版リメイク作品。オリジナルよりいいかも?

第二十位

Vフォー・ヴェンデッタ  「ハリーポッター」に似た充実感のある映画です。


となった。


まだ今年は2週残ってるが、これ以上の作品はでてこないだろう。


ってことで、少し早めの発表となった。



まだ、観ていない映画があったら、必見ですよ!







「ダ・ヴィンチ・コード」2回目

2006年12月12日 | 映画
「ダ・ヴィンチ・コード」を見直してみた。

一回目は、事前に本を買い、映画館で観たのだが、面白かった。が、疑問も残った。
それは、展開が早すぎて、理解がついてかなかったのである。

例えば、後半にテンプル騎士団の墓のあるテンプル教会に行くが、そこで何のヒントを見つけたのかよく分からない。

また、ルーブルの地下にグアダラのマリアの棺があるのだが、ラングドンがそこに行き着いた理由が分からない。・・・等など。

グアダラのマリアがキリストの奥さんで身ごもっていたということから、その子孫を守るシオン修道会とオプスデーを含む教会側の戦いという構造だ。トム・ハンクス演じるロバート・ラングドンとソフィー役の『アメリ』のオドレイ・トトゥの「聖杯」探しの旅が始まる。結局、「聖杯」とは、血脈であり、その末裔であるソフィー本人だったというストーリーは秀逸と言わざるを得ない。

最後のシーン、グアダラのマリアの棺がルーブル美術館のピラミッドの地下にあるってのも感動だ。

「ダ・ヴィンチ・コード」の評価は二つに分かれるようだが、教会の批判を想定しながら、世に出したロン・ハワード監督や。原作のダン・ブラウンは誉められるべきだ。

キリスト教に限らず、歴史というのは、為政者に都合良く改ざんされるものだと言う事を改めて認識させられる。

福音書は、キリストの死後に、彼の弟子たちが書き残したもの。今のキリスト教は、その福音書のうち4つから都合の良い箇所を取り入れたものだという。他にも、無視された多数の福音書が存在する。この映画でもグアダラのマリアの福音書が紹介されている。そんな事もこの映画の解説本から知った。

このような影響力ある映画は、久しぶりだ。

ルイスのおすすめ度  ★★★★★


解説

世界中でベストセラーになっているダン・ブラウンの同名小説を映画化した超大作ミステリー。レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に秘められた謎を、アカデミー賞俳優のトム・ハンクス演じるロバート・ラングドンが解き明かしていく。そのほかのキャストに『アメリ』のオドレイ・トトゥや『レオン』のジャン・レノら演技派スターも名を連ねる。監督はアカデミー賞を獲得した『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード。ルーヴル美術館で撮影が行われたり、歴史的価値の美術品がぞくぞくと登場するところも見逃せない。(シネマトゥデイ)

製作年度 2006年
上映時間 150分
監督 ロン・ハワード
出演 トム・ハンクス 、オドレイ・トトゥ 、イアン・マッケラン 、アルフレッド・モリナ 、ジャン・レノ 、ポール・ベタニー
(allcinema ONLINE)

ラスト・サムライ

2006年12月11日 | 映画
ラスト・サムライをテレビ「日曜洋画劇場」で観る。

封きりで観ているので二度目である。2003年の映画だからもう3年の経つのか。

最初に観た時の印象は、「最後に戦うシーンがちゃっちい~」というものだった。ちゃっちい~とは「せこい」と言う事。そして、トム・クルーズの優男だった印象が、日本人の中では、でかい大男のように見える。小雪が映画の中で言ってるように「獣くさい」感じだった。イメージ・ダウンと思えたのだ。

今回観て、最初の時より「いきさつ」が良く分かり、納得できた部分が多い。例えば、トム・クルーズ演じるネイサン・オールグレン大尉は政府軍指導に来たんだとか。渡辺謙演じる勝元は、何故捕らえた彼を殺さなかったのか、等の疑問が少し理解できた。

残念なのは、吹き替えなので、苦労して英語をはなす日本の役者や片言のへたくそなトム・クルーズの日本語をはなす面白さが無くなってしまってる事か。

そして、最後の決戦のゴルフ場のような場所はいただけない。何回観てもそれが惜しいと思う今日この頃でした。

ルイスのおすすめ度  ★★★


解説

明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。やがて、政府と発展著しい日本市場を狙うアメリカ実業界との思惑が一致、政府軍指導のため南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉が日本にやって来る。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、ある時、政府に反旗を翻す侍のひとり、勝元と出会った。そして、彼ら侍たちの揺るぎない信念に支えられた“サムライ魂”を感じ取った時、オールグレンは失いかけたかつての自分を思い出していく。
製作年度 2003年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 154分
監督 エドワード・ズウィック
製作総指揮 テッド・フィールド 、チャールズ・マルヴェヒル 、リチャード・ソロモン 、ヴィンセント・ウォード
原作 -
脚本 ジョン・ローガン 、エドワード・ズウィック 、マーシャル・ハースコヴィッツ
音楽 ハンス・ジマー
出演 トム・クルーズ 、ティモシー・スポール 、渡辺謙 、ビリー・コノリー 、トニー・ゴールドウィン 、真田広之 、小雪 、小山田シン、池松壮亮 、中村七之助 、菅田俊 、福本清三 、原田眞人

インサイド・マンを観た。

2006年12月08日 | 映画
「インサイド・マン」を観た。

完全犯罪の銀行強盗(クライブ・オーウェン)とデンゼル・ワシントンが演じる捜査官、ジョディ・フォスターが演じる弁護士の三つ巴のからみが面白い。30~40人の人質に銀行にたてこもるが、自分達と同じ服を着せ犯人も一緒に正面から出るというアイデアは秀逸だ。

終わってみれば、死人は無し。犯人も逮捕されない。銃はモデルガンだったってのもいい。デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、クライブ・オーウェンが揃えば、面白く無いわけがない。

ルイスのおすすめ度  ★★★★★

解説:

銀行強盗グループと事件解決に向けて奔走する捜査官、そして現場に駆けつけた女性交渉人らの心理戦を描いたサスペンス。監督は『25時』のスパイク・リーが務め、監督とは『マルコムX』以来2度目のタッグを組んだデンゼル・ワシントンが主人公の捜査官にふんする。銀行強盗をクライブ・オーウェン、交渉人をジョディ・フォスターが演じ、ハリウッドを代表する演技派たち豪華キャストの手に汗握る演技合戦が見どころ。(シネマトゥデイ)
製作年度 2006年
上映時間 128分
監督 スパイク・リー
出演 デンゼル・ワシントン 、クライヴ・オーウェン 、ジョディ・フォスター 、クリストファー・プラマー 、ウィレム・デフォー 、キウェテル・イジョフォー
(allcinema ONLINE)

「MI-3」を観た。

2006年12月06日 | 映画
「MI-3」を観た。

MI-1、MI-2より数段良かったよん。
トム・クルーズ演ずる敏腕スパイ、イーサン・ハントがかっこいい。
舞台がベルリンをはじめいろんな都市がでてくるのも魅力。後半は、上海の浦東(プートン)が出てきて感激。
つい先週に行ったところなのだ。東方明珠塔の西側にある高層ビル3棟に屋上から振り子のように跳び移るシーンなど、どうして撮影したんだろう?迫力満点だ。

そして、最後のアクションの舞台は「水郷古鎮」だ。たぶん周荘ではないか。
ここも先週行ったところ。興味深い。買い物をした土産物屋通りをトム・クルーズが走ってた。

最後にハッピーエンドなのがいい。

妻が殺され、さみしくスパイに戻るなんてシナリオはまっぴらだ。と、思っていたら、頭を撃たれたのは、別の人で実は生きていたってのも「やられた」って感じ。

久しぶりに痛快な映画だったよ。

ルイスの評価  ★★★★★ おすすめです。


解説

トム・クルーズが製作と主演を兼ね、名作TVドラマ「スパイ大作戦」をリメイクした人気スパイ・アクションのシリーズ最新作。第3弾となる今作は、TV界出身の新鋭J.J.エイブラムズが監督に抜擢され、絶体絶命の危機の中でミッションを遂行する敏腕スパイ、イーサン・ハントの活躍を描く。『カポーティ』でアカデミー賞の主演男優賞に輝いたフィリップ・シーモア・ホフマンが、トムを罠にハメる悪役を怪演している点も見逃せない。(シネマトゥデイ)
製作年度 2006年
上映時間 126分
監督 J・J・エイブラムス
出演 トム・クルーズ 、フィリップ・シーモア・ホフマン 、ヴィング・レイムス 、マギー・Q 、ジョナサン・リス=マイヤーズ 、ミシェル・モナハン
(allcinema ONLINE)

「ザ・インタープリター」を観た。

2006年11月24日 | 映画
「ザ・インタープリター」を観た。

国際連合で通訳として働くニコール・キッドマンが偶然、南アフリカの大統領の暗殺計画を聞いてしまう。彼女を調べる(守る?)シークレットサービスがショーン・ペンだ。

最初は、一般の市民かと思ったニコール・キッドマンだが、そんなタマじゃなかった。一番最初にでてくる二人の男が南アで殺されるシーン。その意味が中盤あたりでやっと解る。殺されたその一人は兄なんである。さらに、彼女は南ア生まれで、二重国籍。両親は、大統領の粛正にあい、殺されていた。狙われる彼女を助けながら、ショーン・ペンと徐々に打ち解けていくというストーリーだ。謎(彼女の正体)が少しずつ剥がされ、最後に納得できるようになってる。

この映画の魅力は、シナリオもさることながら、ニコール・キッドマンの美しさだ。気丈な通訳の役をみごとにこなしてる。ショーン・ペンもはまり役だ。


ルイスの評価  ★★★★


解説

『愛と哀しみの果て』のシドニー・ポラックが、アカデミー俳優のニコール・キッドマンとショーン・ペンを迎えて作り上げたサスペンス・スリラー。複雑に絡み合った物語は、観る者を頭脳戦へ導く。また国連内部でロケを敢行しただけあり、が細部までリアリティにこだわった作りとなっている。(シネマトゥデイ)
製作年度 2005年
上映時間 118分
監督 シドニー・ポラック
出演 ニコール・キッドマン 、ショーン・ペン 、キャサリン・キーナー 、イェスパー・クリステンセン 、イヴァン・アタル 、アール・キャメロン

「40歳の童貞男」を観る。

2006年11月22日 | 映画
「40歳の童貞男」を観る。

コメディ映画というジャンルで考えると真面目。普通の映画からするとコメディっぽい感じだ。

つまり、なかなか面白いんである。Hな言葉がさんざん出てくるが、それがそんなに気にならない。下ネタ満載の割に品がいい。

この面白さは、主人公のスティーヴ・カレルが働く電器屋の仲間達だ。物語りは、主人公が童貞だったことがこの同僚達にバレルところから始まる。初めて誘われたポーカーで、女性談義が始まり、主人公は女性のおっぱいの感触を「砂の入った袋のようだった」と嘘を言う。それがきっかけとなって「童貞」がばれる。それからは、同僚達がよってたかって、彼のロストバージンのために奔走するってわけ。

結果は、向かいでネット販売仲介業をしてる子持ちの女性とつきあう事になり、20回目のデートでロストバージンの約束をする。

やはり、この映画はコメディではない。テーマがテーマだけにコメディっぽくなるが、真面目な映画だと思う。


ルイスの評価  ★★★★


解説

40男の“ロスト・ヴァージン”を描いた、おかしくて愛おしいコメディ映画。自分だけの世界に生きていた男が、人生の伴侶に出会うまでの紆余(うよ)曲折を下ネタ満載のギャグで笑い飛ばす。エキセントリックな主人公を演じたのは、『奥さまは魔女』のスティーヴ・カレル。彼を大きな愛で包む心優しい恋人役に『マルコヴィッチの穴』のキャサリン・キーナー。純粋に誰かを愛すること、相手を受け入れることの大切さを教えてくれる。(シネマトゥデイ)

製作年度 2005年
上映時間 116分
監督 ジャド・アパトー
出演 スティーヴ・カレル 、キャサリン・キーナー 、ポール・ラッド 、ロマニー・マルコ 、セス・ローゲン 、エリザベス・バンクス
(allcinema ONLINE)

「GOAL!」を観た。

2006年11月21日 | 映画
映画「GOAL!」を観た。

メキシコの貧しい無名の選手がイギリスのプレミアリーグの名門ニューカッスル・ユナイテッドを舞台に、成長する過程を描いた映画だ。イギリスの田舎町(?)が風情があって面白い。

サッカー選手になることに、ずっと反対していた父親が、息子が初めて試合に出場した時に、酒場で「これは俺の息子だ」というシーンは、泣ける。

サッカーや野球の映画って、どの部分を使ってまとめるのか、結構むつかしいと思うけど、最終リーグに残るために、残り4試合を全勝しなくてはならない。としたところがわかりやすくていい。試合は4ゲームに集約してややこしくなくていい。

最後の試合で、同点となり、残り数秒のところで、主人公がペナルティキックを決めるのだが、結果が分かっててもドキドキしてしまった。

ルイスの評価  ★★★★

解説

映画史上初となるFIFA(国際サッカー連盟)公認のサッカー映画3部作の第1弾。プレミアリーグの名門ニューカッスル・ユナイテッドを舞台に、無名の新人選手の成長と彼を支える人々のきずなを描いた青春サクセスストーリー。監督は人気TVシリーズ「CSI:科学捜査班」のダニー・キャノン。主演はメキシコの若手注目株クノ・ベッカー。ベッカム、ラウール、ジダンらスター選手も登場し、第2弾が製作中、第3弾は実際のW杯で撮影されるという超話題作だ。(シネマトゥデイ)

別題 GOAL! STEP 1 イングランド・プレミアムリーグの誓い
製作年度 2005年
上映時間 118分
監督 ダニー・キャノン
出演 クノ・ベッカー 、スティーヴン・ディレイン 、アンナ・フリエル 、アレッサンドロ・ニヴォラ 、マーセル・ユーレス 、ショーン・パートウィー
(allcinema ONLINE)

ディ・アフター・トゥモロー

2006年11月20日 | 映画
「ディ・アフター・トゥモロー」を日曜映画劇場で観た。

この映画とっくに観たつもりでいたが、なんと観てなかった。どうも、インデペンデス・デイとごっちゃにしてたみたい。

この手の地球の危機を描く映画は、どれも似ているって思いません?

でも、この映画は意外(?)に面白かった。危機ものでは一番かも。

それは、主演の古代気象学者(デニス・クエイド)が、ニューヨークに残った息子(ジェイク・ギレンホール)を助けに行くというベタなストーリーが案外良かったと思う。

映画で何千万人も殺しておいて、息子一人を助けに行くのかよという疑問もあるが・・・

面白い理由は、この映画のメッセージが、荒唐無稽でなく、説得力があるせいだ。

最近、日本でも竜巻が猛威を振るい、8名の死者がでた。ロスを襲う巨大竜巻は、北海道の竜巻を連想させ臨場感があった。日本の竜巻は、新聞・テレビでも素人が偶然撮ったへたくそな写真だけで、報道されるのは被害の跡ばかりである。この映画では、竜巻が発生するところから観ることができる。

そして、ニューヨークを襲う巨大津波である。この津波も最近、北海道沖で地震がおきて、津波警報や注意報が広範囲に出たばかりである。実際には、大した津波はこなかったが、これらの現実に起きている事例は、まさに、この映画が警鐘を鳴らす事と見事に一致していて、気味が悪い。

「地球温暖化」が進むと、地球はどうなるのか。一般人は、そのイメージが掴めないのも事実だ。そんな我々に、この映画は具体的なイメージを与えてくれた。

そんな意味で貴重な映画かもしれない。(今までちょっとバカにしてたが)

最後に、メキシコに逃れた大統領がテレビ演説を行うシーンが象徴的だ。そして、宇宙ステーションから地球を観る宇宙飛行士が言う。

「こんな澄んでいる地球ははじめてだ」と。


ルイスの評価  ★★★★


解説

大ヒット作『インデペンデス・デイ』の監督ローランド・エメリッヒ監督が描く、自然災害による地球の危機を描く衝撃のパニック・エンターテインメント。主演の古代気象学者に『エデンより彼方に』のデニス・クエイド。その息子役に人気上昇中の若手人気俳優ジェイク・ギレンホール。また、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイアン・ホルムも脇を固める。最新VFXとセットの融合が作りだすニューヨークを襲う巨大津波や、北半球を覆い隠す氷河はリアリティあふれ迫力満点!(シネマトゥデイ)

製作年度 2004年
上映時間 124分
監督 ローランド・エメリッヒ
出演 デニス・クエイド 、ジェイク・ギレンホール 、イアン・ホルム 、エミー・ロッサム 、ジェイ・O・サンダース、セーラ・ウォード

「再見」また逢う日まで

2006年11月13日 | 映画
おすすめ映画を紹介します。

また、観てしまいました。

それは、

中国映画「再見」また逢う日まで

貧乏で別れ別れになった4人の兄弟が、指揮者として成功した長女チー・スーティエン(ジジ・リョン)によって探し出される。

現在と過去が、同時に進行してゆく。悲しくも、心暖まる映画だ。

また、成功した長女役のジジ・リョンがめちゃ綺麗だ。ストーリーもいいが、

ジジ・リョンがこの映画をグンと引き締めてる。

弟との再会、妹との再会。最後に兄との再会を演奏会で果たす。

一番泣けるのは、兄弟が離ればなれになるシーンだ。

ここは、切なくて泣ける。

とくに、兄弟が末の妹ミャオを手放して、別れるシーンが泣ける。

そして、感動の涙は、再会のシーンである。

絶対に泣ける。



もちろん、★★★★★だ。



解説

アメリカで成功を収めた若き女性指揮者チー・スーティエンが20年ぶりに祖国の地へと降り立った。彼女には祖国での凱旋記念コンサートを行うという以外に、もうひとつ大事な目的があった。それは、彼女が7歳の時に生き別れたきり音信不通となってしまった3人の兄弟妹を探し出し、彼らと再会すること。20年前、彼女と兄イクー、弟ティエン、そして妹ミャオの4人は、音楽教師をする父としっかり者の母に見守られ、慎ましくも幸せな日々を過ごしていた。しかし、突然の悲劇が一家を襲い、4人の兄弟姉妹はバラバラにそれぞれの里親へと引き取られていった…。

製作年度 2001年
製作国・地域 中国
上映時間 95分
監督 ユイ・チョン
製作総指揮 マンフレッド・ウォン
原作 -
脚本 ユイ・チョン 、チェン・トン
音楽 ロアン・シュー
出演 ジジ・リョン 、シア・ユイ 、ジャン・ウー 、チェン・シー 、デヴィッド・リー 、ツイ・ジェン

「初恋のきた道」が一番好き!

2006年11月09日 | 映画
「初恋のきた道」が一番好き!

チャン・ツィイーがいい。

映像もいい。

ゆったりと流れる時間がいい。

文盲のディ(チャン・ツィイー)がいじらしい。

胸がキュンとなる映画。

昔の中国の生活がリアリティがあって興味深い。

監督 チャン・イーモウ の原点の映画だ。



ルイスの評価   ★★★★★(文句無し)



解説

都会からやってきた若い教師ルオ・チャンユーに恋して、その想いを伝えようとする18歳の少女チャオ・ディ。文盲のディは手作りの料理の数々にその想いを込めて彼の弁当を作った。やがてその気持ちに彼も気づき、いつしか二人の心は通じ合う。しかし、時代の波「文革」が押し寄せ二人は離れ離れに。少女は町へと続く一本道で愛する人を待ち続けるが……。「紅いコーリャン」のチャン・イーモウ監督、「グリーン・デスティニー」のチャン・ツィイー主演のラブ・ストーリー。
製作年度 1999年
製作国・地域 アメリカ/中国
上映時間 89分
監督 チャン・イーモウ
製作総指揮 チャン・ウェイピン
原作 -
脚本 パオ・シー
音楽 -
出演 チャン・ツィイー 、チョン・ハオ 、スン・ホンレイ 、チャオ・ユエリン

「デイジー」を観た。

2006年11月09日 | 映画
韓国映画「デイジー」を観た。

てっきりパリで撮影されてたと思ってたが、オランダらしい。

パリのモンマルトルのような場所で、似顔絵をかくヘヨン(チョン・ジヒョン)に刑事と暗殺者が

同時に恋をする物語りだ。オランダだけのドラマで韓国は一切出てこない。

最初はたんたんとストーリーがすすむが、中盤から俄然面白くなった。

それは、殺し屋の(チョン・ウソン)が出てくるあたり。彼のアパートから同じストーリーが

繰返し進む。要するに視点を変えて(チョン・ウソン)の目線からヘヨン(チョン・ジヒョン)を

追うのだ。最後は、ジョンウ(イ・ソンジェ)が死に、ヘヨン(チョン・ジヒョン)も死ぬ。

そして、(チョン・ウソン)が仇を打つ?

最後はボスとチョン・ウソンが対峙する場面でおわる。ボスを殺したのか、相打ちなのか、

殺されたのかは解らない。こんな終り方もいいと思った。

ヘヨン(チョン・ジヒョン)が死んだ今、生きてても、相打ちだろうがかまわない。

組織がどうなろうと関係ないはず。

なかなか良かったよん。


ルイスの評価  ★★★★



解説

『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウ監督が、全編オランダ・ロケで臨んだ宿命の愛の物語。敵対する2人の男に愛されるヒロイン役に『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン、相手役には『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソンと、『氷雨』のイ・ソンジェがふんし、どうにもならない運命に流される男女の悲哀をつづる。韓国のカリスマスターが一同に会し、華麗なアクションと情感あふれる人間ドラマで魅せる感涙作。
アムステルダムで暮らすヘヨン(チョン・ジヒョン)の元に、毎日見知らぬ人からデイジーの花が届く。ある日街頭で似顔絵を描く彼女の前にジョンウ(イ・ソンジェ)が現れ、彼女は彼こそが待ち焦がれた運命の相手だと確信する。だが、実は男は国際警察の捜査官で、彼の追う暗殺者(チョン・ウソン)こそが花の贈り主だった。 (シネマトゥデイ)
製作年度 2006年
製作国・地域 韓国
上映時間 125分
監督 アンドリュー・ラウ
製作総指揮 -
原作 -
脚本 クァク・ジェヨン
音楽 梅林茂 、チャン・クォンウィン
出演 チョン・ジヒョン 、チョン・ウソン 、イ・ソンジェ 、チョン・ホジン 、デヴィッド・チャン[姜大衛]

「バンディッツ」を観た。

2006年11月06日 | 映画
テレビで映画「バンディッツ」を観た。

観ようと思ってなくて、偶然観たのだ。しかも途中から・・・

最初観た場面は、女の囚人が護送車に乗せられてるところ。同乗していた看守にいじられてた。

チャンネルをカチャカチャやって、また見ると、この女の囚人たちは脱走してた。

どうして脱走できたのかは解らない。

だから、前半部分はいい加減極まりないが、時間からしてそんなに経っていないと思う。

あばさん二人とイケイケねいちゃん二人の囚人バンドが「バンディッツ」だ。

この4人が逃げるストーリーで、その間に、4人の過去がわかったり、友情を育むってわけ。

この映画でいいのは、音楽のレベルが高いってことだろう。

彼女達の唄も演奏もなかなかのものだ。

ブルース・ウィルスが主演の映画で「バンディッツ」ってのがある。

これは、この映画の版権を買って制作したものらしい。しかし、

ブルース・ウィルスが主演の映画で「バンディッツ」は観たはずだが、この映画との接点がわからん。

版権のどこを使ったのかしら? 変な疑問が出てきてしまった。

前知識なく、久しぶりに映画を観て面白かった。


ルイスの評価  ★★★★


製作年度 1997年
上映時間 109分
監督 カーチャ・フォン・ガルニエル
出演 ヴェルナー・シュライヤー 、アンドレア・サバスキ 、カーチャ・リーマン 、ヤスミン・タバタバイ 、ニコレッテ・クレビッツ 、ユッタ・ホフマン

キム・ヒソンの「神話」を観る。

2006年11月04日 | 映画
キム・ヒソンの「神話」を観る。

これは、韓国と香港のスターの共演する中国映画だ。

ジャッキー・チェンのお決まりのアクション場面がうざい。むりやり挿入された感じだ。

しかし、ジャッキー・チェン主演の映画としては、いい出来ではないかと思った。

ジャッキー・チェン演じる過去の近衛将軍モン・イーと現代の考古学者ジャックの2役で過去と現在が交錯する。

古朝鮮の王女ユシュウ妃(キム・ヒソン)を政略結婚のため秦に迎え入れる役目に立ったのがモンイーであるが、ユシュウ妃の婚約者であるチェ将軍らに妨害され、激しい戦闘の後、千尋の谷にモンイーとユシュウ妃は墜落する。

さまざまな苦難の末に、ユシュウ妃を無事に送り届けることに成功するが、その時には、このふたりに愛が芽生えている。政略結婚に絶望し死を望むユシュ妃だが、モンイーのため「あなたの為に生きましょう」と約束をする。

一方、国内の権力闘争に巻き込まれるモンイーであるが、忠義を尽くし王のために「不老不死」の薬を手に入れようとするが、圧倒的な敵の兵力の前に、最後は弁慶の仁王立ちのように万の矢を射られて絶命する。

そして、このふたりが再会するのは、現代にはじめてその存在が確認された始皇帝が建設した「死者の都」であり、巨大な地下宮殿である。これが無重力(?)の世界なのだ。
お決まりのワイヤーアクションも自然な感じに思わされる。

始皇帝は死後数十年の期間と70万人の民衆を使役し、「史記」にも記されたこの秘密の「永遠なる帝国」を造り上げた。

人魚の脂を使用した燈台がつらなり、天井には銀河を模した宝石が埋め込まれ、地には水銀の川が流れる。

始皇帝の棺に続く階段横には、機械仕掛けの石弓が外敵の侵入を許さないため据え付けられている。8000体の等身大の兵馬が並ぶ「秦始皇帝兵馬俑博物館」の文物は、全体のごく一部分に過ぎない。

西安の「兵馬傭抗」と宇宙空間をミックスしたような不思議な空間を創出している。

これは、映画「A.I」で最後に1000年後の世界が出てくるが、それに似た感動を覚える。

もちろん、キム・ヒソンもGOOD!


ルイスの評価  ★★★★


解説

世界のカンフー・スター、ジャッキー・チェンと『ファイナル・プロジェクト』のスタンリー・トン監督が手を組んだ歴史武侠アクション大作。『アウトライブ飛天舞』のキム・ヒソンが天女のようなヒロインを熱演し、その美貌で観客を魅了する。『リベラ・メ』のチェ・ミンスと『ダブル・ビジョン』のレオン・カーフェイという、韓国と香港のスターの共演も実現。2000年前から現代に到る壮大なスケール愛の物語と、命がけで撮影された本物のアクションに息を呑む。
(シネマトゥデイ)

製作年度 2005年
上映時間 120分
監督 スタンリー・トン
出演 ジャッキー・チェン 、キム・ヒソン 、レオン・カーフェイ 、マリカ・シェラワット 、シャオ・ピン 、スン・チョウ

「麗しのサブリナ」を観る。

2006年11月04日 | 映画
「麗しのサブリナ」を観た。

DVDはなくビデオだ。先週リメイク版の「サブリナ」を観たので

記憶のある内に比べたいと思った次第。1954年作である。

オードリー・ヘプバーンが相変わらず綺麗だ。

画面が白黒にもかかわらず、全く気にならない。

名画とはこういうものか?と再認識。

リメイク版の「サブリナ」との違いがいくつかわかった。

始めて招待されたパーティの後で、弟と待ち合わせる場所、

原作は屋内テニスコート、リメイクは温室だった。

サブリナがパリに行った目的、原作は料理学校、リメイクはスタイリスト。

怪我をした弟の代役で兄がサブリナを楽しませる場所、原作はヨット。

リメイクは別荘の撮影。現代らしく自家用ジェットで行く。

最後に傷心のサブリナがパリに行く。原作は船。リメイクは飛行機で兄はコンコルドで先回り。

ラストシーンは、原作は船の中で再会する。リメイクはパリのアパートの前。

大きな違いはこんなところだ。

そっくりなのは、サブリナが木の上に登ってパーティを盗み見している最初のシーン。

弟(ウィリアム・ホールデン)がシャンパングラスをお尻のポケットに入れて、うっかり忘れて座ってしまい、怪我をするところだ。

そういえば、このアイデアを使ったドラマを観たことがある。

そう、「101回目のプロポーズ」で主人公のジンタイの弟が使ってた。

「サブリナ」を観た人は気づくはず。ま、どうでもいいか。

原作のほうが良い点は、

ウィリアム・ホールデンの存在感、そして舞台である豪邸のスケール感は原作の勝ち。


結論・はというと、新しいだけあってリメイク版の「サブリナ」は良く出来てる。

ハリソン・フォードは存在感があり、ハンフリー・ボガートに負けてない。

ジュリア・オーモンドもヘプバーンに決して見劣りしないのだ。

ヘプバーンは最初から綺麗だったが、

ジュリア・オーモンドは前半が田舎娘を強調していて、パリから帰るとよりあか抜けていて

この方がメリハリがきいて、良かった。


つまり、決して原作に負けない、リメイク版「サブリナ」だってことだ。


久しぶりに映画の良さを堪能した。


ルイスの評価 「麗しのサブリナ」 ★★★★★ 「サブリナ」 ★★★★★



「麗しのサブリナ」資料

製作年度 1954年
上映時間 113分
監督 ビリー・ワイルダー
出演 オードリー・ヘプバーン 、ハンフリー・ボガート 、ウィリアム・ホールデン 、ジョン・ウィリアムズ[1903] 、フランシス・X・ブッシュマン 、マーサ・ハイヤー