樹脂粘土作品紹介です。
■薔薇のブーケ*カンカン小物入れ
ハート型
丸型
四角形
紙粘土から樹脂粘土に転向した時に始めに作ったのは薔薇の花。
薔薇の花は入門するには手っ取り早く、
難しそうに見えて実はとってもカンタンだったり^^;
紙粘土の時は人形を中心にやってたんですけど、小さな薔薇の花びらがなかなか上手く
出来なくて、ちょっとイライラしちゃったりしてたから。。
その点、樹脂粘土は細かい細工も可能♪
樹脂粘土、ずいぶんハマリました(´▽`)
この後は樹脂粘土の事を綴ってみます。
薔薇の花を作る時は、
色を粘土に練り込んでコネコネして指先で涙型に薄くのばして花びらの中心になるように
細く縦巻きするの、そこへ同じように涙型に薄くのばした花びらをくっつけていくの。
花びらを付けながら、表情を作って整えていくのです。
花びらを5~7枚付ければ小さな薔薇の出来上がり♪
色は油絵の具かアクリル絵の具を使っているよ。
色を粘土に練り込みながら好みの色を作っていくのだけど、
始めた頃は6色しか色を持ってなかったの。
でも、6色では限界があるよね、、
12色に増やして色んな色を作っていました。
今は更に、特殊な5色※を追加して、200色ほど作れるようになりました。
※特殊な色はシルバーやゴールド・アンティークに見せるためのブラウンや
透明感のある茶色・柔らかそうに見せるためのアイボリーです。
他にも市販品はいろんな色が売られているから、
作るのがめんどくさい・色を一定に保ちたい時には便利かな。
樹脂粘土は大きく分けて2種類。
私がメインで使っているのは、お米の粉を原料にした焼かない粘土。
形成が済んだらオーブンで焼くオーブン粘土。
焼かない粘土は、形成・着色が済んだら、自然乾燥させて出来上がりです。
私の場合はその後に、撥水加工・つや出し溶剤を塗って更に乾燥させてます。
オーブン粘土とは違い、焼かない粘土はとっても水に弱いです。
乾燥しきってたら、少しぐらいの水がかかってもヘイキなんですが、バシャバシャと
水がかかったり、1日中水に浸かっていたら樹脂粘土はドロドロ溶けてきちゃいます。
※後染めしたものは色がにじんでくる事もあります。
※先染め(粘土に色を練り込む)と後染め(形成が済んで乾燥させてから、筆などで色付けする)
アクセサリーによく使われているのはオーブン粘土(フィモとか)
焼いてしまえば水をはじきます。
細かい細工にはあまり向きません。分厚い花びらの薔薇程度ならOKですよー!
焼かない方の粘土で形成する場合、先に粘土をよくコネコネしておいてから、形成しますが、
割と早く乾いてしまいますので、手早く形成する事。
どうしても手直ししたい時や別に作ったものをくっつけたい時などは
粘土が乾燥しきってない状態であれば、ちょっぴりの水で粘土をふやかしてから行えます。
形成中に乾燥しちゃう場合(夏場やエアコンの中とか)、霧吹きで水を吹きかけながらも可です。
(あまりかけすぎないように注意です。粘土の質が落ちちゃいます;)
乾燥しきって、気になる所を直したい時、霧吹きでシュッ!として、水でふやかしてペースト状にした粘土で修正できます。 ヒビ割れは樹脂粘土に限っては無いですけど、くっつけた所の境目とかを消したい時にも有効です。
出っ張った所を削ったりも完全に乾燥しきった状態なら可能です。
ビーズにするなら穴開けなども完全に乾燥しきればOKです。
表面を滑らかにしたい場合、不織布に水を浸してこすれば滑らかになります。
1000番以上のペーパーで磨くのもアリです。(残念ながら、磨いても光沢は出ません。)
(後染めの場合の着色前に有効です。)
樹脂粘土のお話でした。
興味のおありの方でもっと知りたい事があれば私の知っている事ならお教えしますよ~