ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ほのぼのコウノトリさん。

2015年05月24日 | ひとり野鳥の会


 こんにちわ~^0^

 以前にチラリと書きましたが、兵庫県豊岡市のコウノトリの里から放たれたコウノトリさんが、我が徳島県鳴門市に飛来し、電柱に営巣しているとニュースで報じられておりました。

 で、もちろんワタクシもコウノトリさんをひと目見ようと、行って参りましたの~(o ̄∀ ̄)♪

 台風で巣が飛ばされたというニュースをみたのですが数日でほぼ修復が終わっていました。

 巣はレンコン畑に囲まれた所で、直ぐに見付けられたのですが、巣の周囲は人の居住区も近いし、車通りも割と多め。




 周囲のレンコン畑の作業者ならともかく見物者は近寄らないようにと数カ所に看板が設置されています。

 見物に来ていた人達はこの看板の位置から、静かに見ていました。

 皆さんマナー良いです^^ とってもイイです!

 人に育てられたせいなのか、警戒心があまり無いように思えますが、カップリング成功して、巣が完成して、卵を温めるようになれば、過敏になるのはどんな動物でも同じなので、見物に行かれる方は、そっとょ……そっとネ^^*


 オスの方がひとまわり大きいです。
 足には生まれた時期と雄雌の区別が出来る足輪が入っています。


 メスの背中にGPSが付けられているのが見えます。


 とっても仲が良くてほのぼのしちゃいます。

 こんな↓シーンも有りました。




 なんか、初々しすぎて、やけちゃいます^^;

 寄り添ってお互いの気持ちを確認するかのように、カタカタカタカタとクチバシを振るわせて音を立て合うクラッタリングという仕草をしています。


 二羽が語らい合っているみたいで、ゴチソウサマデス(〃∇〃)

 と思っていたら、

≪キリ キリ キリ キリ ケケッ ケリッ≫

 と、激しく鳴く別の野鳥が一羽。

 コウノトリのカップルから2、3mぐらいの至近距離にやって来て、冷やかしているかのように、鳴き出しました。

 この鳥さんはハトぐらいのサイズで足が長い【ケリ】というチドリの仲間で湿地帯にやってくる渡り鳥さんです。


≪ケリッ ケリッ≫

 と、コウノトリのカップルに向かって鳴き続けていて、最初は相手にしないように知らんぷりしていたコウノトリのメスが遂にキレましたw( ̄Д ̄)w
 
 翼を広げるポーズをとったかと思うと、ケリに突進っ!







 鋭い目と大きなくちばし、大きな身体で追いかけられたケリさんがちょっとお気の毒にも思えますが^^;

 ――オジャマ虫は嫌われるのですゎネ(;´▽`A``


 完成しているように見えた巣にまだ手を加えるおつもりかしら?





 ……ハイハイ^^;
 お家では好きなだけイチャついて構いませんことょ。(……羨ましい)

 双眼鏡やオペラグラス持参でないと遠いかもゞ( ̄∇ ̄;)
 天体望遠鏡で見ている人もいました。

 でもね、時々、サービスタイムのハプニングもあるかも。

 この日はオスがわざわざ近寄ってきてくれました。(10mぐらいです!)

 子供の背丈ぐらいあります。 鶴に見間違えそうです。

 自然繁殖がんばって!!

 ――子孫増えると良いなぁ^^*


◆コウノトリさんデータ◆

 白い大きな体で、くちばしは黒い。
 足は淡紅色。
 全長:112cm 翼開長:200cm

 水田、湖沼、広い河川などに少数が飛来する。
 兵庫県豊岡市では飼育個体の野生復帰が進んでいる。
 風切羽の全部が黒い。地上では尾が黒いように見えるが実際の尾は白い。

 日本列島にはかつて留鳥としてコウノトリが普通に棲息していたが、明治期以後の乱獲や巣を架ける木の伐採などにより棲息環境が悪化。

 ときには、太平洋戦争前後の食料不足の中で食用にされたこともあり1986年2月28日に飼育していた最後の個体が死亡し、国内繁殖が確実視される野生個体群は絶滅したとの事です。

◎今日ご覧いただいた個体は、日本で人工繁殖されていた個体で、ロシアや中国から譲り受けて繁殖・育成されたそうです。