ハンドメイドlu-x(るっくす)

手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

*ユーラテ -jurate-* 人魚の涙

2011年12月15日 | アクセサリー
こんにちわ~^0^

はぅ~登録作業がさっぱり進まないです~(T▽T)

作品は完成しているんですが。。。

めちゃくちゃ忙しくて;;;
ヘトヘトなってます。

いちお、昨日完成したネックレスをご紹介しときます。
早くお嫁入り支度してあげたいな。。

■*ユーラテ -jurate-*


ネックレストップのティアドロップは、
つるんつるんでトロけそうなバルティックアンバー(琥珀)

紅花タイプでイイ感じに内包物(紅花)が入っており、
透明感も最高クラス(`・o・´)ゞ

ネックの黒いストーンは濃紺のブルーサンドストーン。

写真ではちょっと撮影しにくいキラキラと銀河の星のように輝く粒が光っているんですよ^^ (コレは手にとってご覧頂きたいところデス^^;)

先日の皆既月食の時、天体観測中に創作の神さまがやって来ちゃいまして、
作ってみたの。

銀河の天の川をイメージして作り出したのですが、だんだんと深い海の中のイメージが湧いてきて、パールを加える事になりました。

けれど、ホワイトのパールよりも落ち着いたピンクが使いたくなりまして、チェンジ!

ピンクのパールは、スワロフスキーエレメント。
透明に見えるストーンは、ライトアメジストです。

6本の糸で編み編みしました。
(ホイミは編むのが苦手なので、時間かかってしまいました;)



アジャスター先にもパールとストーンを^w^


やわらか~い大人可愛いネックレスですにょ( ̄ー ̄*)b

■ブルーサンドストーン
ブルーサンドストーンを持ち歩くことで、次から次へとチャンスが訪れて、人や物との運命的な出会いをもたらしてくれるんだそうです。

イタリアのガラス工房で偶然に生まれた人工石であり、天然石ではありません。しかし、その歴史は古くルネッサンス時代から存在していたと伝えられています。

ヴェネツィアのガラス工房で溶かしていたガラス材料の中に、
うっかり誤って銅箔(銅鍋という説も)を落としてしまい、
その出来が偶然の産物としてとても素晴らしかったことから
製品化されたそうです。

深いブルーの中にラメが砂金のように
キラキラと入っていることから、装飾品に好んで用いられます。

石の発するプラスのパワーがマイナス感情をやわらげて、
積極的な行動、考え方ができるようお手伝いしてくれるんだそうですよ^^

なんだぁ~ガラスかぁ~と、あなどるなかれ(*`・ω・´*)
天然のストーンに引けを取らない『ストーンの顔』を持っています。

■バルティックアンバー
琥珀は木の樹脂が化石になった「植物生まれの宝石」です。
バルティックアンバーは、すでに絶滅した針葉樹からできているとされていますが、どの木の樹脂でも琥珀になるわけではありません。
とても稀な成分の樹脂が川から海へと流され浅瀬に堆積したのち、海底で数千万年という時を経て生まれ変わった奇跡の宝石です。
主な推定年代としては、3000~4000万年前のものと言われています。(始新世の後期から漸新世)

バルト海の広大な浅瀬の地層で産出されますが、大きな嵐の後などには、波によって海底から削られた琥珀が浜辺に流れ着くことから、古代よりそれらの琥珀は海の神のものだと信じられ、お守りとして人々に大切に身につけられてきました。

琥珀は世界中で採掘されますが、宝石としてのクオリティーに達している産地はバルト海沿岸部とドミニカ産のものが主流とされています。

■海の女神ユーラテ-jurate-のお話。

海の女神ユーラテは、自分の海を荒らす漁師に
魚を獲るのをやめるよう姿を現しますが、
漁師のたくましい姿に魅入られ恋をしてしまいます。

恋に落ちた女神は漁師を自分の海底神殿へと誘い入れ、
二人は幸せな時を過ごします。
やがて人間と女神の恋は噂となり、この事を知った最高神は怒り、
雷で漁師を海底へと沈めてしまいました。

以来、バルト海沿岸の白い砂浜に琥珀が打ち上げられ、
人々は琥珀を見つけると、愛を願う女神の涙と信じました。

また、地域に残る人魚伝説ともあいまり、人魚の涙ともいわれ、
愛を咲かせる石、護身の石として大切に身に着けられたのです。

人魚姫は女神ユーラテの伝説をモデルにアンデルセンが創作した物語。
アンデルセンの生まれた国デンマークの国の宝石は「琥珀」なのです^^