雨の止み間にイヌドモを置いて衣笠山へ行くと、この辺りでは珍しい四国犬に会いました。
黒柴犬にもよく似たりりしいワンコ
四国犬と聞き、思わずお名前を聞きそびれてしまいましたが、狼にも似たこの風貌。
この表情、とても優しく人見知りもせず
少しググってみると、イノシシ猟にも使われていたという四国犬は天然記念物としての和犬の一種。主に高知県での歴史があるため、以前は土佐犬と呼ばれていました。後に、闘犬の類である大型の土佐犬と混同せぬよう四国犬とされたようです。
記念撮影にも落ち着いて応じてくれるこの柔軟さ
このあと、飼主ご夫妻と一緒に、雨の合間のお花見散歩を楽しんでいました。
衣笠山を下り始めると、次に見覚えのあるワンコがやってきました。
まるこちゃん
愛しいワンコの一頭でもあるまるこちゃんは、近所の福祉施設の飼犬。
職員さんが犬好きな入居者おばあちゃまと一緒に、衣笠山まで毎朝の運動散歩に連れ出しています。
私に視線を投げかけながらのこの笑顔、キュート!!
夜間は職員数が無いため、私も以前はまるちゃんの毎晩の寝る前散歩ボラも担当していました。
現在は我家に手のかかる犬が増え、仕事からの帰宅時間も遅くなったため毎晩の連れ出しには対応できず。なのに外で会うと、このように喜んでくれることがとても嬉しく思います。
まるこちゃんもお花見記念撮影
この施設では、まるちゃんを飼育するにあたり何も問題が無かったわけではありません。しかし、人にも動物にも優しい職員さん達による様々な配慮があり、まるちゃんと心で接した日常を送ってくれています。
まるちゃんのこの穏やかな笑顔を見ればわかりますね。