衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

土曜日は山科で犬散歩 2014年9月27日 恐怖の記憶

2014-09-30 07:08:44 | 
ブンちゃんは何をしているのかな?



この日もブンちゃんはとても機嫌ワル!



なぜなら、とてもとても大好きな畠職員さんがお休みだからです。(笑)

でも、もう一つ大きな理由がありました。


それは...


先日放送されたNHK「むっちゃんの幸せ 福島の被災犬がたどった数奇な運命」。


職員さんの話によると、山科の犬達も、老人や職員さん達と一緒にフロアで見ていました


文福(ブンプク)

今までもブンちゃんとダイちゃんはTVを見ていることがあったのだそう。


大喜(ダイキ)

放送が、千葉県愛護センターの映像に切り替わったときに異変は起きました。

映し出されたセンターから聞こえてきた犬達の声に反応。


二頭は突然様子が変わり、吠えながらフロア出口に走っていってしまったそうです。その後、吠え声は遠吠えに変わり...。今まで聞いたことの無いような悲しげな遠吠えが暫く続いたのだとか。

ブンちゃんたちはそれまで、山科で遠吠えしたことはありませんでした。


動物福祉担当職員の畠さんは、おそらく、番組の中で聞こえてきた愛護センターで殺処分を目前にした犬達の尋常ではない鳴き声に、愛護センターでの恐ろしい体験を思い出してしまったのだろうと話していました。

捕獲された犬達が次々とレスキューされていく中、ブンちゃんは最終部屋でたった一頭だけ残り、翌日の殺処分を控えた恐怖の時を過ごしています。


この放送後から、ブンちゃんは何かに怯えたように、少しの事に反応しては唸るという行動を起こしているようです。

過去に計り知れない恐怖体験をしたブンちゃん。

このトラウマの傷が癒えるのに、また少しの時間がかかるかもしれません。


でも大丈夫。

とても大好きな畠職員さんがいつも側にいてくれれば、きっと早く乗り越えてくれることでしょう。


さて、気を取り直してお散歩だよ、ブン&ダイキ。



この日は陽が傾きかけた時間帯でのお散歩となってしまいました。



でも出だしは好調、お散歩を嫌がらず。と、思ったも間もなくいつものようにお散歩拒否。(笑)


そこで、少しでも気分が変わればと思い、お散歩コースを変えてみました。



道祖神の前を通過、



キンモクセイが香る小道を進みます。



滅多に見ることのないジンジャーの花も、とてもとても良い香り。


辺りを一周してホームに戻り、次はぷーにゃんとルイ君。


吠えて歓迎のぷーにゃん

ルイ君は相変わらず、浮気チェックの匂い嗅ぎ。



お散歩は少し違う山側のコースへ。



道祖神の前を通過、ススキを眺めながら、



見事な大輪朝顔が咲き乱れる斜面を楽しみ、ホームへ戻りました。




ホームでは相変わらず、殿様ジローちゃんが吠えてお出迎え。


「早くワシを抱っこしないか!」


その時の賑やかな様子↓



でも皆、普段はとても静かな良いコ達。誰か外部の人が来たときだけ、少しの間興奮します。


来週は都合で私のボラはお休みの予定。またね、山科のみんな。








コメント (4)
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