衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

衣笠山でカブトムシ探しとヘイケ蛍観賞

2013-07-24 17:29:39 | 衣笠山
先週のとある日の夜。

今年はとうとう衣笠山の蛍を見ることができなかったと思っていた矢先、夏休み直前の小学生の子供達がカブトムシ探しをしたいと言い出した。

すでに早めの晩酌を済ませ、あとは寝るだけとなっていた休日の旦那サマが、「行くぞ!」と発言。子供達は歓喜し、20時過ぎに虫アミを抱えて家を出ていった。


旦那サマの飲酒引率がかなり気がかりになり、今年は蛍を見ていなかったこと、衣笠山で昆虫や鳥等を観察しているサシガメさんから、蛍がまだ生息しているとの情報を得ていたことが私を後押し。

ボブとヴァレンシアの寝る前散歩がてら後を追って山中へ入ることにした。


衣笠山の管理所前辺りの照明付近で子供達がカブトムシ探しをしていたところへ合流。私は蛍を確認したいため、もっと良い場所があると、さらに暗い山道を誘導。わんぱくの水辺付近へと下りて行った。

「ずいぶんと歩くのだな。」と、旦那サマ。

酔いが回っているようで、どこを歩いているのか判らない様子。ボブ達と子供達はとても元気で楽しそう。

真っ暗闇な中に、街燈がところどころ点灯している遠路


しかし旦那サマが「おばけだぞぉ」だの、「落ち武者だぁ~」だのと子供達を脅しながら歩き始める。


闇夜に浮かぶ、千鳥足の人の方がよっぽど怖い



ヴァレンシアも暗闇の散歩に興奮気味

あらら、なぜか落ち武者のようなツルっとした頭部となっているヴァレンシア。


ヴァレンシアが虫を発見、カブトムシかと確認すると...


ゲジゲジ

肝心なカブトムシは死骸しか見当たらず、子供達はだんだん不機嫌に...。



またもや死骸ばかりか...




そのとき、わんぱくの水辺で蛍の光が見えた。

濃いはっきりとした緑色でとても綺麗。

よく見ると、すぐ上の林の中にも数匹。光ったり、消えたり。一昨年見た、蛍の里のゲンジ蛍よりも光が大きく、ふわふわとした飛び方とは少し異なる。全部で10匹以上はいただろうか。

ゲンジ蛍は汚染に対して弱く、流水路に生息するのに対し、ヘイケ蛍は汚染にやや強く、止水路でも生息が可能なようだ。このわんぱくの水辺にいる蛍はヘイケ蛍であると、衣笠山の管理人さんや、昆虫や鳥などを観察しているサシガメさんに教えて頂いたことがある。

その後、蛍の里を回ったが、もうここには蛍は見当たらない。

そしてそのすぐ先の、展望塔へ向かう小路の入口、トイレの裏辺りでカブトムシ探しをしてみた。そこは辺り一帯、カブトムシの匂いがするところでもある。そう、あのカブトムシやクワガタが入っている虫籠の匂い...。

しかしやはりいくつかの死骸と、昆虫の死骸を食べる虫しか見当たらず。子供達はがっかりしながら山を下りた。

が、帰路の途中、衣笠神社近くの一番明るい街燈のケーブルにカブトムシが飛んできたところを発見。虫アミ使っても手の届く高さではなかったが、またの楽しみとして満足することが出来たようだ。

カブトムシを見つけるのは、夜明け頃のカラスの朝食時間前のタイミングが良いのかもしれない!?


帰宅すれば...

我家のカブトムシ!?

ヴァレンシア達の朝散歩コースを歩き疲れて酔いが回ったか

ボブを足枕にして、良い迷惑だわね。
コメント (3)
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