じいばあが畑で作った白菜を使って、ホタテのクリーム煮を作った。
なかなかの美味。
とれたて野菜は、やっぱり甘みが違うのだ。
シンプルに蒸して、ポン酢をかけるだけでも本当に美味しい。
だけど美味しいと感じるのは人間だけじゃない。
そう、白菜に開いている穴は、ナメクジが食べた痕。
上の方に写っているのが犯人の一匹。
こやつらは、外側からきちんと一枚ずつ食べるのではなく、
ちょこっと食べては内側の葉っぱへ移動、ちょこっと食べてはまた内側へ・・・と、
まったく贅沢な食べ方をする。
白菜を外側から剥がしていけば、
大量の糞とナメクジが食べた茶色い痕、そして犯人たち=およそ20匹
さすがの私も食欲が萎えてしまう。
緑色の葉っぱの方が栄養価が高いのに、ナメクジ攻撃でひどい状態だったため、
後ろめたく思いつつも、外側の葉っぱ数枚を処分してしまった。
うちで作る無農薬野菜の実態は、こんな感じ。
暖かくなれば、これにイモムシちゃんたちも加わるのだった。
でも、味も安心度もスーパーの物とは格段の差。
じいばあに感謝!
先日テレビの報道番組で、東京の有機食品ショップの疑惑を放送していた。
なんと、スーパーで安く仕入れた野菜を有機野菜として売り、
大手メーカーの饅頭のシールを剥がし、
手作り饅頭として売ると言う悪どい商売をしていた。
高いお金を払って、偽物を買わされるなんて許せない。
でも本当は、“きれい過ぎる無農薬野菜”を疑いもなく買う人が、
もっと信じられないのだった。