こういうお店は、私の理想形。
メニューは「酒まんじゅう」1種のみ。
隠れた場所にある人気店で、予約しないと、おそらく12時過ぎには売り切れてしまうのではないかと。
昔から、いつか饅頭屋をやりたいなぁとぼんやり思っている。
九州にある祖母の家の近くに饅頭屋があって、なんとなく脳裡に焼き付いて。
田舎なので、重層の香りがプンプンして、そこまでおいしくないんだけど、懐かしい。
もちろん、この店の「酒まんじゅう」は違います。
直径7cmほど、平べったくて、ラップに1個ずつ包まれている。
贈答用にはならないような個包装だけど、味は贈答用!
5個入りだと、包装紙にくるんであります。
ふわーっと広がる、上品だけど圧倒的な酒の香り。
薄皮の中には、なめらかな舌触りの漉し餡。
なんというのか、もう贅沢なんですよ。
しかも1つ105円。
あっという間に5個くらいはペロリと食べられます。
あー、書いてたら、また食べたくなった。
『高橋の酒まんじゅう』
杉並区天沼3-1-9
03-3220-2103
日休
11:00~売切れ