みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

岩手県政初の共産県議3議席

2015年09月07日 | 憲法守るべし
ずいぶん長く休んでいました。盛岡はすっかり秋で街路樹のナナカマドの実が赤く色づき花が咲いたようです。木によって真っ赤なものとオレンジや黄に近いものがあります。


岩手県では東日本大震災津波によって期日がずらされた一斉地方選挙がやっと終った。知事選挙は以前書いたように、自公が候補者を引き下ろしたことで戦わずして敗北。仙台市議選とともに自公・安倍政権には仙台ショック、岩手ショックの二連打を加えたが、岩手県議選でも戦争法案廃案を掲げて戦った共産党が1議席増の3議席を獲得、盛岡市議選で3000票増やして5人全員当選に続いて勝利した。
民主党は変わらずだったが、社民、生活は議席を減らした。それで自民が1議席増やす結果になり、強烈な岩手ショックを引き起こすことにならずとても残念。しかし、最も熱心に、明確に戦争法案反対を訴えた共産党が県政史上初の3議席を獲得したことに県内のメディアは注目している。



休んでいる間に、戦争法案はすっかりボロボロになっていた。最高裁判所の元長官が「憲法違反」と明言して、憲法学者、弁護士、内閣法制局元長官、最高裁元判事に加えて元長官までが「違憲」と言ったのだから、法曹界挙げての違憲判断を下したと言ってよいだろう。憲法に違反しないと言う者は、たぶんまったく一握りにもならない数にちがいない。
それでも「決めるときには決める」と強がりを言い張る安倍政権、自民公明党は完全にいかれているとしか言いようがない。立憲主義とか民主主義からどんどんはずれていくばかりだ。こんな法案を出したら当然そうならざるを得ないわけで、安倍政権には辞めてもらうほかないということだ。
安倍首相や橋下大阪市長などは「選挙で選ばれた」と主張するが、選んだ国民の6割もの人々がダメと言っているのだから、戦争法案については「選ばれた」は通用しない言い分だ。

国会会期末までおよそ3週間、盛岡では明日夕方デモがあり12日には少し大きな集会も計画されている。岩手でも頑張る。頑張っている。