露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

ジュラシックワールド

2018-07-16 15:06:13 | 日記


ずっと楽しみにしておりました『ジュラシック・ワールド』を観てきました

前作以上に恐竜たちが主役でとっても楽しかったです

お馴染みのウー博士は勿論

新たな人物たちも良いキャラクターをしていたのですが

ヒトは恐竜たちのもたらす恐怖の引き立て役になっているのが良かったです

造り出したヒトの懊悩なぞそっちのけで

生きるために邁進する恐竜たちが清々しかったです

ヴェロキラプトルのブルーが期待通り最高でした


さて、ここから内容に触れて綴りますが


前作で一目惚れしたモササウルスが今回も素敵でした

水面から何の前触れもなく身を躍らせ、大きな口で…

何てカッコいい


波止場まで逃げながらも噴煙に呑み込まれてしまうブラキオサウルス

前作でインドミナスレックスに引き裂かれた様もそうでしたが

破壊される恐竜の楽園の象徴に

優しく壮大なこの恐竜を出されると涙を禁じえません


ハイブリッド種のインドラプトル

ヴェロキラプトル同様の後脚の鉤爪は良いとしても

前脚に生え揃った巨大な爪の何と禍々しいこと

インドミナスといい、ウー博士の趣味でしょうか

ラプトルの遺伝子を元にしたい気持ちは良くわかりますが

どうも美しくないのが賛同しかねますね

それにしても、脅威の身体能力

高い場所にも追いかけてくるのが恐怖でした

恐竜の映画を観に来たはずが、モンスター映画だったけ?と錯覚するくらい

ですが、スリル満点でとっても楽しかったです

展示室での追いかけっこがとっても怖かったのですが

オークション会場での檻の中

麻酔で眠ったふりをして、少しだけ目を開くシーン

あの場面だけは何だか可愛く思えました

そいつは問答無用で引き裂いて良し、と応援すらしましたね


ですが誰よりも可愛いのはブルーですけどね

ヴェロキラプトル四姉妹の幼少期も可愛かったです

自身よりも体の大きなインドラプトルに立ち向かい

止めまで刺してみせるのがカッコ良い

でも、オーウェンに一緒に来ないか?と問われ

「またあれに入るの?」という表情で檻を見やった後

「やだ。」と反対方向へ去っていく奔放さが可愛い


一方で、古参のティラノサウルスレックスも相変わらず素敵でした

『ジュラシックパーク』の時から永く生きてきている筈なのに

まだまだ元気で

インドミナスレックスのサンプルを踏み潰して

きちんと始末をつけていくところがカッコいい


生命を造りだす者の責任とは

造りだした生命の管理し、その生死を掌握することではなく

その生命のもたらす結果を受け容れることではないかと思いました

受け容れる覚悟のない者に、新たな生命を生み出す資格はない

そのように感じられました

次回作も楽しみです

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