露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

ゴジラ×コング 新たなる帝国

2024-05-10 21:58:08 | 日記


1年と空けずに2本も新作ゴジラ映画を観られるなんて

こんな良い時代が来るとは

『ゴジラ-1.0』で

20年振りに日本にゴジラが帰ってきてくれて

とても嬉しかったのですが

『FINAL WARS』からの空白の20年を繋いでくれた

アメリカ版ゴジラにも恩があるので

今回のゴジラの背鰭の光り方に合わせた

ピンクのアイシャドウで粧って

少し遅くなりましたが映画館へ足を運びました


出足が遅かったのはですね

わたしが今まで観た映画の中で一番好きな

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の後

『ゴジラ VS コング』のトーンがあまり好みではなかったのです

人間ドラマがもたついたのと

コングの扱いが可哀想なのと

殺意が湧くような人間が登場して邪魔だったのと

愛しのギドラの扱いに腸が煮えくり返ったのと

悪い印象が強かったのですよね


しかし

今回はめちゃくちゃ楽しかったです

戦争と核兵器を象徴する恐ろしいゴジラも好きですが

街を破壊しながら戦う怪獣バトルも大好き

そんなわたしには大満足の映画でした


ここからは内容に触れて綴りますが


前作から引き続いての

和やかな音楽を共に映し出される地下世界の暮らし

コングは表情豊かで可愛いです

楽な暮らしではなさそうですが

毛並みが銀色を帯びていることから成長が見て取れて

道具を使う知性が光っていて

安堵はするのですが寂しそう


ゴジラ派ではありますがコングも心配なので

戦いになると少し緊張するのですが

ゴジラと戦っただけはあって

そうそうやられはしないのでほっとします

髑髏島でも蛸っぽい怪獣を食べていましたが

コングって水棲怪獣が好みなんですかね

感化されて夕食は魚介のパスタを食べました

閑話休題


一方でゴジラは安心感しかないので

嚙ませ犬な戦闘機を叩き落とすとか

著名な建物ぶっ壊すとか

立ちはだかる怪獣を難なく捻り潰すとか

怪獣王な姿を見せてくれて最高

美しく歪んだ余韻を引く咆哮を聞けないのが

アメリカ版のちょっと寂しいところです


さて、脅威に対して過敏になっているせいか

助けを求めに地上へやって来たコングの

戦意のない様子にも一切構わず

殴りかかるゴジラ

「お馬鹿ゴジラ」とはこのことか、と思いつつ

ゴジラ VS コングの再演に興奮

モスラ早く来てー、と楽しく観戦しておりました


今回の映画で一番好きなシーンかもしれません

喧嘩っ早いやんちゃ男子たちを

しっかり者の学級委員長女子の立場で止めに入るモスラ

声は出さずに爆笑しながら観てました


そこからは熱い共闘

武器を使ったり使わなかったり

尻尾を叩きつけたり、熱線吐いたり

ヒトの営みなんて知ったこっちゃねえ

建物ぶっ壊しながらの大乱闘

怪獣映画はこれが楽しい


怪獣が当たり前に存在し

生き物として生態が研究されている

モンスターヴァースの世界観は大好きなので

これからも続いて欲しいです

王よ 永遠なれ

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