Trendmicro社より先月リリースされましたウイルスバスター2009。
ウイルスバスター2008を使っていた弊社のPC 3機中の1機でバージョンアップを行ってみました。
まずはPCの概要としまして、システムのプロパティ
WindowsXP SP3
CPU:Core2 Duo
メモリ: 512MB * 2枚の1GB
バージョンアップ直前
ウイルスバスター2008のメモリ&CPU使用状況
商品情報でうたわれているとおり、メモリ使用量が大幅に改善されているようだ。
PF使用量の減少と利用可能メモリではっきりわかる。
よくセキュリティソフト選定で問題となる「動作の重さ」はというと、今回のPCは一般の利用には十分問題ない性能なので、体感的な変化はない。
ただ使用メモリが150MB程度現象しているわけであるから、ギリギリの搭載メモリで稼動させているような場合であれば、はっきりわかるであろう。
今回の新機能の目玉の一つが、YahooやGoogleなどで検索されたページが怪しいかどうかを色分けで表示してくれること。
かなり安心できる機能ではあるが、その分のブラックリスト判断で時間がかかるせいか、時折ブラウザ(IE7、FireFox)が”反応なし”になることがあった。
これは改善してほしいと思う。
今後各種問題点が発見されては改善されていくであろうが、総合セキュリティソフトの代表と言える製品であるだけに、安心度を広げてくれる良い製品だと思われる。
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※最近の代表的な総合セキュリティソフト(ウイルスバスター2008以上、Norton Internet Security2008)は、メモリ使用量などの改善がされています。
もしもこれらを導入したらPCの動作が遅くなったという方は、大抵は搭載メモリ不足です。
メモリの増設/大容量への交換を検討したほうがいいでしょう。