ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

CD-R等:保存には注意を

2005-03-17 11:29:51 | 技術部屋より
最近のパソコンは、書き込み可能CD系メディア(CD-R/RW、DVD-R..等)対応ドライブを標準搭載しています。
当然、書き込み可能CD系メディア利用者が増えておりますが、トラブルも増えております。

今回は保存の注意を。

1.直射日光に注意
  記録はレーザー光線で媒体記録面を焼くことで
 行われています。
  これは、強い光に弱いことにつながります。

  夏の直射日光にさらしたことによるデータ消失の事例も
 あります。

2.記録面の傷/埃に注意
  ディスク下面の記録面に傷や汚れがつくと、当然読み書き
 障害につながります。
  よく、パソコンからとりだしたCD-Rを、そのまま机の上に
 置いたりしている方を見かけますが、傷がつきますので
 注意しましょう

  また、ディスクを持つ際に、記録面に直接触れている方も
 います。手の油/汚れ付着や傷になることがあります。

3.ラベル面の傷に注意
  一部製品を除き、CD-R等のディスクは、ポリカーボネートと
 いう透明プラスチック円盤に、金属皮膜を貼ることでできています。
  この金属皮膜の内面が記録面、外面がラベルになります。
   → 記録面とラベルは1枚の金属!

  ラベル面に深い傷をつけてしまうと、記録面にも傷を
 つけたことになります。

  破損例)
   ラベル面に、ボールペンで記入したら、CD-Rが使えなくなった。

4.温度の高い場所の保存
  プラスチックですので、高熱にさらされれば膨張/変形します。

  破損例)
   夏、車内のダッシュボードの上に1時間置いておく。

5.ハードケースを利用しない保存による変形
  専用ケースに入れずに斜めに保存したり、本の間に挟んで
 長期間置いたりしますと、わずかに変形することがあります。
  できるなら、専用ケースに保存をしましょう。

  ケースにも、数種ありますが、長期間の保存が必要に
 なるのであれば、ハードタイプがいいでしょうね