オスのアタック(求愛?)が激しすぎるためメスを別居させました。
ついでに身体測定。
つかんだら怖がってくすんだ色になっちゃいました。
でも捕まえれば暴れませんし、噛みません。
「噛まない」はホカケの美徳です。海外のホカケファン掲示板でも同じことが言われていました。今のところ1例しか噛まれた報告はないそうです。
全長は70センチありました。
来たときは62センチぐらいだったのでだいぶ大きくなりました。
オスはいま測れていませんが、最初は75センチでしたので迫る勢いです。
体重は当時のオスより圧倒的に少ないですが。。
最初、上三枚に写っているケージ(レプロの600×360×300)に収容したものの、
さすがに監獄状態だったのですぐ大きめのケージに変えました。
エキゾテラ グラステラリウム 6060 です(600×460×600)。
後ろの配線は気にしないでください…。
このゲージの900×460×600にスペックルをいれているのですが、
地上性のモニターにはあまり向いていないと思います。
掘ったり、動き回った際に床材が前の通気孔からボロボロ落ちます。嫁に怒られます。
床材の種類や飼育種によっては良いケージだと思います。
ホカケはあまり暴れないのでこれにしました。
別居してメスは落ち着いてきたと思います。
同居時も今も餌はよく食べますけどね。
オスがやたら白っぽく汚れてしまったので湿度不足かと心配していたのですが、
脱皮してキレイになってくれました(やっぱり脱皮殻は食べちゃってました)。
顔のアップ。男前!
顕著に白っぽくなっていた背中。
後ろの方に細かく青が発色しているのがわかるでしょうか?
後ろ脚だけはまだ剥けきれていません。
最後にフラッシュありバージョン。
○○色と形容するのが難しいぐらい様々な色の要素が混じり合っています。
うちのトカゲの種類はハルマヘラホカケトカゲですが、
この名前で入荷しているトカゲすべてがこの色になるとは限りません。
個体差、地域差、育成過程での変化が比較的激しい上に、
緑系のアンボイナホカケが混じっていたり、両方の特徴を持っている個体群が存在するためです。
みんなとまどうホカケの種類や色のバリエーションについての自分の考えは
また今後まとめて書きたいと思います。
前記事の写真にあったように、
ホカケの温室には大きめのコンテナを水容器として使用しています。
容量は18リットルほどでしょうか。オスの体が浸かれるぐらいの大きさです。
小さな内部フィルターを設置して申し訳程度の水流を作っています。
水をキレイにするというよりもコルクに水流がかかるようにして
湿度UPできないかと思ったのですが、流量が少なすぎてあまり意味がない気がしています。。。
水換えのやり方ですが、
基本的に毎日柄杓で糞をすくいながらバケツに汚水を貯めて捨てます。
結果的に2回全量換水したぐらい水を入れ替えることになるときもあります。
→ちなみにうちのホカケたちは大抵水の中で糞をしてくれます。
すごく汚れていたり、汚れがとりきれなく感じたらコルクや流木を動かして
(ホカケが流木の上で寝ていれも大抵起きません)、コンテナを取り出して丸洗いします。
ですが、昔メスが途中で起きてパニックを起こしたことがあったので、
コンテナを取り出しての水換えはできるだけ最小限にしています。
温室の良いところは前も横も開くことができるので、
個体の場所を考慮して色々な場所から掃除できることでしょうか。
もし特注水槽を用意するときがきたら、排水ドレーンは必須だと思っています。
ついでに撮ったオスの寝顔。乗っている流木を動かしまくっても全く起きません。
メスが足を高くあげて変なポーズをしていたので撮ってみると、
足の脱皮殻を剥いで食べているところが写りました!
カメラに接近され過ぎてちょっととまどっていますが、
まだ足が気になっています。
うちにいるモニターとテグーは、大量の皮で掃除が大変なので、
脱皮殻を食べていないと思います。
ホカケの脱皮殻が少なくてすんでいるのは食べているからなんだと
今頃になって気づいた次第です。自分の観察眼の無さが恥ずかしい・・・。
樹上性なことと脱皮殻を食べることは関係があるのかなあ。。。
樹上性のモニターやフトアゴなんかはどうなのでしょうかね?
まあこの習性のおかげでお掃除がとっても楽です。
ホカケのアピールポイントということでお願いします(謎)。
オスはうちに来て当初の超ビビリっぷりがだいぶ変わって、
人=餌をくれる存在として気にしてくれるようになってきました。
餌皿を見せると手に乗ってくれます。
下の写真では勇んで乗ったものの、カメラが気になっちゃったようです。
でも餌の誘惑には勝てません。
この子は食べ終わると自分から温室に戻ってくれるのでとても楽です。
最初はお互い固まって5分ぐらい乗りっぱなしでしたが、
「戻ってくれぇ」と念を送り続けたのが効いたのか、
普段よりゆっくりした動きで優しく戻って行ってくれました。
ホカケは認識能力が高いなあと思います。
メスは手に乗ってくれません。手から餌は食べてくれますけどね。
前に乗せようと手を伸ばしたら指先をジ~っと見つめてから食べようとしてきました。
手に乗せようとしなくても、餌皿からより手からもらう方が好きみたいです。
皿(大きなもの)が目の前にくるのが怖いのかもしれません。
この子は慣れ方にあまり進歩がないので
狭いケージで単独飼いにして慣らすことも考えないとなぁ。
デジカメが故障して久しいのですが、
修理代がすごいぼったくりな値段だったので、
友人に彼が使わなくなった一眼レフをゆずってもらいました。
腕はどうしようもないですが、
今までよりも本来の色に近くなったかなあと思います。
でもホカケはカメラを近づけられるのがすごく苦手なので、
カメラが大きくなってしまったのがちょっと心配です。
撮影した後餌を上げ続けたら少しは変わるかな?
最近はとても深い色を発色してくれるようになりました。
餌皿を取り出して人口餌をふやかしていると定位置で待ちます。
このときの「まだかなあ」とソワソワしている表情がたまりません。
餌をいれるとちょっと様子をみてからパクッ。
飲み込む時もカメラ目線は忘れません。
ホカケトカゲの良いところはその恐竜みたいな容姿に尽きるのではないでしょうか。
モニターなどいわゆるトカゲ体型の種類ばかりを飼ってきた自分にとって、
ゴテゴテした背中や尾のクレストはだいぶ衝撃的でした。
家ではいつもみとれて写真を撮るのを忘れてしまいます。
彼はこの写真ではケージの中段にいるのですが、
以前は中段にいるときにカメラを向けたり近づいたりすると即逃げていました。
でも最近は度重なる手からのジャイミル投与によって随分マシになってきましたよ。
逆にオスに脅かされてメスが前より臆病になってきているのが心配です。
手から餌は食べますけどね。。。
オスはホビングやアームウェービング、ごく稀に噛みつこうとしたりもしてます。
オス×オスなのかなあ。。
威嚇の模様はいつか動画でUPしたいと思います。
おまけ
いわゆるトカゲ体型のスペックル君です。
今脱皮の真っ最中ですのでそのうち彼単体で紹介したいと思います。
東京?の某ゲームSHOWに出張いってました。
すごい数のお客さんでほんとに頭が下がります。。
今日はホカケのお食事についてです。
主食はこれ
アゴヒゲトカゲ用の人工飼料です。
これにイグアナ用の人工飼料や野菜/果物などをトッピングします。
うちでは100%ジュースや生卵(テグー用に作った時の残り)で
上の人工飼料をふやかしているのですが、
オレンジ>生卵>アップル の順番で好き度が変わるようです。
あと同じ人工飼料でも色によって食いが違い、
赤>黄>緑
の順で好まれています(味が違うのかは不明ですが。。)
その他にピンクマウスやホッパーマウス、鳥のレバー、
コオロギやジャイアントミルワームなどの昆虫類を
人工飼料の3分の1~2分の1ぐらい与えています(各種栄養剤も適宜添加)。
★コオロギを食べるの図(2か月前ぐらいの画像です)
慣らすために人工飼料以外の動物質は手から与えるようにしています。
あとどうも葉野菜は好きではないようです。。
数日食を抜いても1口2口ぐらいで止めてしまいます。
細かく切って混ぜたり、クロレラ系のサプリメントを砕いてかけてみたりも
しますが飼い主もほぼ肉食(動物質と穀物のみ)なので、
どうも無理強いが長続きしません。。。
もう少しイグアナフードの比率を増やしたり、陸ガメフードを混ぜるのも
考えないといけなさそうです。
あまりお勧めはできませんが、
夏場にセミを与えてみたところ他の餌にはないぐらい喜んでムシャムシャいってました。
熱帯域で樹上性なことを考えると、セミを食べている率は意外と高いのではないかと
想像してみたりします。
餌についてはまだ色々書きたいこともありますが、ひとまずこの辺で。
今日はメスと思っている子の紹介です。
今年の6月に大阪のレプタイルズフィーバー2008にて
名古屋の某有名店さんより購入しました。
そのときは緑系のホカケを目的に行ったので、
どんぴしゃの個体が来てくれていて本当にラッキーでした。
同行した先輩は僕のはしゃぎっぷりにだいぶ引いてましたが。。
ちなみに自分は高校まで名古屋で育ったので、
このSHOPさんには小さい頃大変お世話になりました。
自分の外国産爬虫類初飼育の「チリアンドワーフテグー」を買ったのもこのSHOPさんです。
あの種類ほんとにいいトカゲだと思うのですが今はもう全然みないですねえ。。
しかしもう18年も前か。。。。。。。。
気を取り直して写真です。
全長65cm
体重300gぐらい
SHOPさんはオスではないかと言っていましたが、
同サイズのホカケ画像を調べまくって顔つきや色彩、帆の出方的にメスなのではと思ったので、アメリカのホカケブリーダーに画像を見てもらったところ、
まずメスで間違いないだろうとのことでした。なのでメスだと思いたい。。。
ホカケは小さいと雌雄の判断が難しく、オスメスで外見が大きく変わってしまうところがイマイチ人気がでない一つの要因でしょうか。
ホカケトカゲのメスは地味な色彩のものが多いのですが、ハルマヘラは非常にキレイですので、うちのようなヤングサイズになっても性別判断に迷ってしまいます。
もう1枚
写真が拙いのはご勘弁ください。。
ハルマヘラホカケトカゲのヤング個体はオスはブルー系、メスはグリーン&オレンジ系の色が出やすいとのことです。
性別等ご意見のある方がいらっしゃればぜひお願いします!