Lilie's Diary

家族4話


「家族」4話

人は失って初めてその大切さを感じるんだなー、と感じます。
しんちゃんは奥さんを失った後の淋しさを、家に夜帰った時真っ暗な部屋や
そのままになってる読みかけの新聞などでしみじみ感じ、
亮平は理美が出て行ってから、日々の大変な生活子育てそしてクビなどを体験しながら、
理美の大変さをも感じてきてるんだなー、と。

「扉は叩き続けなければ開きませんよ」というしんちゃんの言葉を受け、
無骨で不器用な義父と亮平には通じるものがあったみたいですが、
肝心の理美は亮平がいくらもう一度話し合おうと言っても、聞く耳を待ちません。
竹内結子状態か?!?
でも亮平さんはNSさんみたいに嘘ついて前の彼女と密会も浮気も飲酒運転もしてないぞ!
なんで?どうして?とも思います。


でも、亮平は理美に「悠斗やお父さんのためにやり直さないか」と言います。

何だかなー。
妻は、親や子供のために存在するのか!
という虚しい感情を理美は抱いてるんでは?

私は亮平の言葉でこれが一番引っかかりました。

きっとこれまで亮平は自分の事ばかりで、妻や子供には関心がなかったのでしょう。
結婚して子供が生まれて立派な家もあって金銭的にも恵まれてて・・・
それで奥さんは満足してる、と思ってたのかなー。

理美じゃありませんが、私もこれでは淋しいー虚しいーと感じます。
必死に頼む妻の話も半聞きなせいか「後は頼むよ」とか
「そっちで適当にやっといて」とか・・・。
すぐに帰れるのに居酒屋で後輩に義父の愚痴話した上ビール引っ掛けて帰るし。

これでは奥さんも鬱々とした感情が高まっていきますよね。
子供は大事だけど、あなたとこれ以上一緒にいると、
自分が自分でなくなるような感情・・・

上川夫妻にはとことん話し合って欲しいなー!
閉じられた扉を叩き続けて欲しいです、亮平には。
理美も素直に耳を傾けて欲しいし、亮平が必死に子育て仕事をしてる姿も見て欲しい。


不器用な亮平と義父が酒を飲み交わし手術同意書を頼まれる時の
お父さんの「娘を頼む。これだけを言うのに6年もかかった・・・」というシーンは涙涙。
そして悠斗が「ママ~?ママ~?」と家中を探し回るのがとっても哀しかった。
「じいじに心配させないために悠斗に嘘を付いた、本当にごめんね」
と誤る亮平の姿も痛々しくて・・・またまた涙が出た。
・・・そしてじいじからの写真葉書きを見る後姿にも




『嘘も方便』だけど・・・その嘘で余計に哀しくなるのね。。。

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