しあわせのタネを蒔きました
きっと笑顔の花が咲くでしょう・・・たぶん・・・(⌒▽⌒)アハハ!
 



今年いよいよ花粉症デビューしたワタクシ
花粉を鼻で感じ取り、クシャミができるようになりました
しかし、まだ花粉症初心者です
だからなにも知らずに山へ行ってしまいました
花粉が大爆発を起こしているあの山々へ・・・
花粉のマグマは地面からあふれ、宙に舞い花粉煙は都会へまっすぐに向かっているような
自然て恐ろしい!!
(((=_=)))ブルブル


さて、今回は早めにレポに仕上げよう

朝、6時過ぎに出発し順調に高速を走り花園ICをおり
いつもの道をいつものように走っていたのに
一瞬気を抜いた時に道を誤り
気がつけば離合困難な道へ入り込んでいた

酷な道に呼ばれる

そういった感じ
そのおかげですてきな景色を見ることができたし
某山の登山口も発見できた

そんな迷子なおかげで予定到着時刻から大幅に遅れてしまった

般若山の登山口は法性寺というお寺
駐車場はお寺の数十メートル手前にあった
トイレはお寺の目の前にあり
お寺の前には3台ほどのスペースがあったので
そこへ車を止めて用を足してから駐車場へ車を移動させて準備をした

準備をしていたらどこからともなく猫がやってきて足元へからみついてきた
人になれていてとても美人さんだ


しかし、油断をするとすぐに車に乗ってしまうので注意が必要です
ま、ワタクシは大歓迎だけど~
猫のおやつは常に携帯するべきなのか悩むところだ!

準備を整えていざ出発


登山道はお寺を通ってその奥にある
お寺には募金箱があり花壇を作るための募金を募っていた
そこへお金を入れてから先へ進んだ
というのも、心づけを入れて下さいという案内があったから

注:法性寺は宗教施設です。
 檀信徒・観音信仰参拝者以外のハイキング・トレッキングはお断りしております。 
 万が一ハイキング・トレッキングなどで訪れる方には環境整備のため、
 ご朱印のなさらない方に「環境整備基金」として、300円の志納をお願いしております。
 また、階段等の施設保護・自然環境の保護の為、アイゼン・ストック(金剛杖は除く)は禁止しております。

お寺のHPの記載を転載しました・・・
今、この記載に気づいたのだけど
入れる場所を間違えてしまったようだ・・


これからあの先っちょまで登るのだ


大きな岩の間を通り少し行くと
岩を削って階段が現れその先に竜虎岩 胎内観音があった
鎖を登ると中が見える
ワタクシは鎖を途中まで登って中を覗いて降りてきてしまった






その先に月光坂(がっこうさか)があって

ここからいよいよな登りになるのだが
少しのぼったところで足元は岩盤を削って作った階段にかわる
これ雨の降った次の日はツルツル滑りそうな気がする
階段を登りつめると観音様がずらりと並んだ岩穴のようなものがあり
ここを過ぎるといよいよあの景色が~


おそらく「般若山」で検索をかけるとこんな画像が出てくるのではないでしょうか
そしてそれを見てみたい!そう思ってここを登ってくる人がほとんどだと思います

岩の先に立ったお船観音


この一枚岩がきっと船のように見えるのだろう
この岩の反対側は切れ落ちていて
見るとブルブルしてしまう

ケータイだけ崖の先にだして撮ってみた・・・(高度感なしの写真になってしまった)

ちなみにワタクシは恐ろしすぎてふちには立てず
巻き道を途中まで歩いてお船観音まで近づいた
天気が良かったので(この時点では)青空に観音様がはえておりました


平気な人はその先端にたつらしいがオソロシヤ!


ブルブルを堪能したらもっとブルブルする方へ

今度は崖の上のポn・・違う違う大日如来を拝みに
崖を上る



垂直ではないので鎖をつたえば誰でも登れるが
登った先はやっぱり切れ落ちてるしさらに高度が上がるので
こわい!
鎖をつたってのぼったところからさらに登ったところに大日如来がおられるのだけど
もうそこまでは登れん!と下から写真を撮った



撮ったらすぐに下りる
鎖をつかみ岩を削った穴に足を入れて
右、左、右、左
なぜかひとりで掛け声をかけておりた

ちなみにザックは下ろして身軽でのぼりました

さて、そこから釜の沢方面へ進んでいくのだけど
案内板の指す方向があまりにも踏まれていないし
細いので本当にその方向でいいのか不安になった
この岩の裏へ行く踏み跡のようなものもあり
惑わされる・・・

しかし、案内板の指す方向にはピンクのテープもあるので
慎重に進んでみることに
落ち葉の積もった道はどこまでが道なのかハッキリしない
下ばかり気にしていると
目の前に突然蜘蛛が現れるので注意!!
ワタクシはこれで二度びびった!!
蜘蛛の巣がはらわれていないところを見るとこの日はワタクシが初めの登山者なのだろう
(↑今後の展開を考えると初めてとも言い難い)

蜘蛛の巣をはらいながら進むのは熊倉山でもそうだった
・・・人気のない山なのだろうか?
そんなはずはない!あの写真をみれば誰でも上りたくなるはずだし!
レポも沢山読んだし!

地味な斜面を登りつめると
少し開けた場所に出た

しかし、どこをみても景色は霞んでいる
おそるべし花粉!
黄砂もあるのだろうけど、花粉が舞い上がる瞬間を見ていれば
そのすべてが花粉であるかのように思える

そこから下りになるが
やはり道が怪しい・・・

ここは崩れてるんじゃないか??てな場所があり
実際足を着くと足元が崩れバランスを崩し危うく滑落しそうになった

「溺れる者藁をもつかむ」

ヒイッ!!とばかりにつかんだ草の頼りなさよ・・・
幸い体勢をたてなおすことができた
それほど高い場所でなかったので落ちても被害は少なかったかも
そのすぐ後にアルミっぽい橋がかかっていたが
それも心もとなくその上を歩くのは危険な気がした

その先にあった橋もいつ折れても不思議じゃない感じ・・・

沢から登り返すこと、地味な急坂
登りつめたところは右に細い踏み跡が見えた
左には鉄塔

日当たりの良い鉄塔の下で休憩することに
後ろから来ていた男性2人組みとここで一緒になった
「こんにちわ」とあいさつをすると
お互い花粉がすごいね~と言い合った
それほど遠くも無い武甲山も霞んで見えない



ワタクシは地図を広げてどのあたりにいるのか確認した
と、言うのもこの鉄塔と逆の踏み跡には止め木があったので
そちらではないだろうなと思ったからだ

地図には電線をくぐっているように見える
鉄塔の奥にも踏み跡がチラリと見えていたのでどちらかを確認すればいいか・・
と思っていると、男性2人組みが先に出発していった
彼らは鉄塔とは反対の止め木のある踏み跡を選んで行った

え、そっち?

そうなのか~とのんびりザックを背負って歩き出す準備をしていると

そっちなのかな?

と、突然男性の声が後ろでしたのでビックリして振り返ると
別の単独の男性が地図を広げて立っていた

うわっびっくりした!
どっからきました?


思わず聞いてしまったが
鉄塔の先の踏み跡から来たようにしか思えない

先ほどワタクシが登ってきたところからも年配(?)のご夫婦が現れた

この単独の男性も進む方向がわからないという

向こうは止め木がしてあるから違うと思う

と、男性が言う
ワタクシも地図が大雑把すぎて方向がイマイチだと答え
でも電線をくぐっているから鉄塔の先ではないかと思うけど
鉄塔の先に道はありましたか?と聞いた

道はあるけど私が進みたい方向かどうかわからない
と言う

ご夫婦に聞くと本のコピーのようなものを持っておられ
鉄塔をくぐると書いてあると言う
やはり鉄塔の先か・・・

男性たちが止め木を越えて先へ進んだのにはワタクシも理解できる
なぜならこれまでにも倒木が多く
止め木なのか倒木なのかイマイチ判断に困ったから
ワタクシも登ってきたときにただの倒木なのかもとも思ったのだ

ここで、ワタクシたち4人は考えた
止め木を越えた2人はどうなるのだろうかと

ワタクシは男性のひとりが方向を知っているような一言を聞いていた
「こっちだよ」
と、言って出発していったのだ

彼らがワタクシたちと同じように釜の沢を目指しているとも限らない
または、道を知っているひとりが別のルートを案内できるのかもしれない

追いかけていって「道が違いますよ」といいきる自信がとにかくワタクシたちにはなかった
(本当に鉄塔の先が釜ノ沢へ行くかまだこの時点ではあやふやであったから)

とにかく、装備的にもシロウトな感じはしなかった
間違いにはすぐに気がつくはずだ
危険だと思えば引き返してくる判断はできるはず!
ちなみに健脚であることもわかっている
(実はお船観音から下を見たときにお寺の前に立っている2人を見ていたから
 そこからあっという間にワタクシに追いついたのだから)
そういうところからワタクシはひとり先へ進んだ

残りの人たちも心配ながら先に進むワタクシの後に続いた

しかし、この鉄塔の先が急な斜面の下りでズルズルと滑る
ところどころ古いロープがかけてある
古いので頼っては危険だと思うが頼らずにはいられない

ここで後ろの人たちに先に行ってもらい
ワタクシはズルズルとゆっくり下った

たまに、立ち止まっては止め木を越えたふたりが戻ってきていないか耳をすませた
しかし、なんの気配もなかった・・・
そこからずっと彼らが追いついてくる気配はなくなった・・・

ズルズルと下っていると先にいた単独の男性が釜ノ沢への道標があると教えてくれた

そして一旦沢に下りまたもや登り返す
これもまたつらい登りだ

ちなみにこの辺りで先へいった二組の気配もなくなった

先ほどの鉄塔から尾根をたどると今登っている尾根につながっている(ように見える)
もしかしたらこの尾根に出てくるのでは?
実際この上りきった尾根に止め木があった
ということは、昔は沢に下りずに尾根をつたってここまで来れたのではないかな

さて、自分は先へ進もう・・・



ありゃ?道は?


あ、あった、あった、



今回のルートはこんなことばかり
道がどこにあるのかそこまで歩かねばわからないのだ
鎖を補助に下っていく

そして、下って下って下って
やっと長若山荘へ下りてこられた
釜ノ沢五峰へはここからがスタートだ

つづく・・





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