沖縄本島北部のダイビングショップ「リベルテ本部(もとぶ)店」

本部町(もとぶ)、水納島、伊江島、瀬底島、名護市、今帰仁村でのダイビング情報。

ハクセンスズメダイ

2011-08-23 10:06:55 | ■本部でのんびりボートダイビング

ハクセンスズメダイ・・・見た目のとおりの名前でとても分かりやすいのですが

なぜか、名前を忘れてしまうお魚です。(私だけかな?)

 

 

伊豆半島では時々幼魚もみられるようで、少し暖かい八丈島や高知などのでは

成魚も見られるようです。 沖縄では普通種で、浅場でよく見ることができますので

できるだけ海況の良いポイントで、じっくり撮影したいという場合は沖縄が良い

かもしれません。

 

少し波が当たるような浅いところに(-1~2m)幼魚、成魚ともに

見かけることができます。

とても浅いので撮影は波打ち際のゆれを考慮しなければなりません。

ですので、できるだけ波の少ないポイントを選んだほうが良いでしょう。

 

幼魚が特にかわいいのです。

タイドプールなどにもいますので、最終日にスノーケリングで観察することも可能です。

 

 

★ハクセンのあるスズメダイの幼魚★

幼魚の時にハクセンの横縞があるスズメダイを集めてみました。

こちらをご覧ください。

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キュラソースズメダイと呼びたい

2011-08-22 10:04:34 | ■本部でのんびりボートダイビング

クラカオスズメダイです。

5cmぐらいの若魚がソフトコーラルの上に何十匹と群れていました。

分布は琉球列島以南ですので、伊豆では見れないお魚のようです。

 

名前のクラカオって人名なのかな?と思っていたのですが、学名にcuracaoという

文字が入っていたので、ウェブで調べてみました。

するとcuracaoとはcuraçao(フランス語)らしく西インド諸島のキュラソー島

のことを意味しているようです。

しかも、このお魚は西インド諸島には分布していないようですので

魚を取り違えたのではないか?という説が載っていました。

 

çをcと書き換えていることがそもそもおかしい気がしますが。(そうゆうものなのかな?)

私としてはせめて呼び名ぐらい元々の「キュラソースズメダイ」と

本場の読み方にしてあげたいなあと感じたわけです。

ちょっとリキュール的な大人のスズメダイの雰囲気がでるかなと・・・

 

唐揚げや、塩焼きで美味という情報も見つけてしまいました。

そうなんだ~

 

クラカオスズメダイの幼魚に似たお魚

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ネズッチです!

2011-08-21 10:02:17 | ■本部でのんびりボートダイビング

ネズスズメダイ・・・キレイですね~

派手さはありませんが、上品なブルーのラインがとてもキレイです。

幼魚の時にはこのブルーのラインが鮮明ですが、成長するに従って薄くなります。

このネズスズメダイを見た後に、ルリスズメダイを見ると青い色がドギツク見えます。

 

 

 

和歌山県以南の南日本で見られる南方系のお魚です。

伊豆半島あたりでは稀なのでしょうか? もしそうであれば伊豆ダイバー

の方にはぜひ見ていただきたいお魚ですね。

 

 

波があたるような場所で大潮の干潮時には水面からでてしまうような

浅場(水深1~2m)に生息しているため

ビーチダイビングのエントリーエクジットの時に見ることが多いです。

タイドプールにいることもあり、浅すぎて撮影は非常に難しいですよ。

スノーケリングでの観察可能ですので、ダイビングできない最終日などに

スノーケリングで観察するのも良いかもしれませんね!

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枯葉に擬態して身を潜める

2011-08-11 20:53:08 | ■本部でのんびりボートダイビング

「ヘコ」は逆さま、「アユ」は歩むことを意味するそうで

逆立ちをして泳ぐ姿から「ヘコアユ」という名前がついたようです。

網ですくわれたところはエビに似ているため英名では

「シュリンプフィッシュ」と言われています。

 

網ですくわれたヘコアユ

(「海のお魚図鑑」よりリンクさせてもらいました)

 

写真のヘコアユは幼魚で、1cm程度。海草の切れ端にしか見えません。

逆立ちして群れで泳いでいるのですが、危険を察知すると

普通の魚のように泳いで逃げる姿をみることができます。

あわてると本性がでてしまうのですね ^ ^

 

ヘコアユを写真に撮るとなんだか絵にならない・・・

群れ全体を撮っても、風景の中に溶け込んでしまって

なかなか難しい魚かもしれません。

 

ヘコアユととても似た魚でヨロイウオという魚がいます。

沖縄本島では東海岸に多くレッドビーチなどでよく見かけました。

ヘコアユとヨロイウオの見分け方

 

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いつか小さな子供を見てみたい

2011-08-10 20:51:47 | ■本部でのんびりボートダイビング

ホウセキキントキ

お客様から良く「おいしそうな魚ですね」と言われますが

そのとおり! 食用となり肉は白身で柔らかくおいしいそうです。

水揚げ量は少なく、高値で取引されているようで高級魚の部類に入るかもしれません。

 

ホウセキキントキは夜行性の魚で、昼間は岩陰や洞窟の中などで見かけることができます。

真っ赤な色から、シルバーメタリックな色まで短時間で変化させることが可能で

写真の個体も、写している間に縞模様が濃くなり、若干色がシルバーになりました。

この色彩の変化をビデオで撮影すると面白いかもしれませんね。

動きもゆっくりですので、写真や動画でじっくり狙えます。

眼球に光を反射する物質があるらしく、目玉がキラッと光った写真が撮れますよ。

 

またまた味のお話ですが、上品な白身で刺身でGOOD、寿司種としてもGOOD

ウロコが硬いのでウロコを引かないまま皮を引き、刺身、煮つけ、塩焼きに

うーんお腹がGOO

 

また幼魚は伊豆では季節来遊魚としてみられるそうですが

なぜか? 私は沖縄で幼魚を見たことがありません。

クルマダイの幼魚のようにかわいいのかな? と思って調べてみたら、

ホウセキキントキの幼魚は成魚と同じ形をしているそうです。

ちょっと残念ですが、成魚のミニチュア版みたいでかわいいかも!

3cmぐらいの子供をいつか見てみたいですね。

どこにいるんだろうか?

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ひとり寂しくたたずむ

2011-08-09 20:50:18 | ■本部でのんびりボートダイビング

ヤライイシモチ岩陰やガンガゼの近くなど、ちょっとうす暗いところに群れでいます。

しかし、この個体はソフトコーラルのところに1匹でいました。

沖縄では水深10mほどの、岩陰などで、どこででも見かけることができる種

であり、口内保育することでも知られています。

写真の個体は4cmぐらいの小さい個体で、ソフトコーラルの淡いピンク色がとても

似合っていました。 大人になると黒線もしっかり目立ち、ウロコもはっきりしてきて

写真の個体のような若々しさがなくなってしまいます。

 

名前のヤライですが、ネット検索すると「矢来」という漢字がヒットします。

矢来:竹や丸太をあらく交差させて組んだ仮囲いの柵

ヤライがこの矢来であるなら、この縦縞を柵と見立てて名前を

つけたのでしょうか?

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浅場でのんびり鑑賞できるキレイなレモンスズメダイ

2011-08-08 20:48:47 | ■本部でのんびりボートダイビング

レモンスズメダイ浅場のスズメダイで、沖縄では良く見ることができます。

しかし、伊豆では見ることができないようですね。

とてもキレイなグラデーションのお魚なので、伊豆ダイバーの方には

ぜひ見ていただきたいお魚です。

 

写真の固体は6cmほどのものですが、2-3cmの固体ですと

頭の部分のブルーがもっと濃くなります。

1年中、浅場でじっくり、小さいのから大きいのまで各ステージの

レモンスズメダイを楽しむことができますよ。

 

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青い魚はなぜ青いのか? そんな疑問思いもつかなかったなあ

2011-08-07 20:47:08 | ■本部でのんびりボートダイビング

ルリスズメダイの体はなぜ青いのか?

ウェブで調べてみてこんなページを見つけました。

青い魚はなぜ青い?

 

このページによれば、青い魚は青は色素の色ではなく

青い光だけを反射しているから、青く見えているということみたいですね

 

沖縄ではビーチダイビングで浅場でフィンをつけるときに、この

ルリスズメダイを見ないことがありません。

それぐらいポピュラーな魚なのに、知らないことって

まだあるんですね。

 

青い光だけを反射する「虹色素胞」の御蔭で

すばやく体色を変えて、仲間どうしでコミュニケーションをとっている

わけですね。

 

 

-2mのテトラポットの周りで群れているルリスズメダイです。

沖縄ではいつでもどこでもこのように見ることができます。

 

ルリスズメダイのオス、メスの見分け方★

メスと子供は尾鰭が透明、オスは体色と同じ色で縁に黒い筋が入っている
(上記の写真はメスです)

水中でオスメスがわかると、その行動をウォッチングするのも楽しくなるでしょうね!

 

ちなみに、観賞魚としては

・とても縄張り意識が強く、気が荒い

・他の魚を攻撃することがあり

・コバルトスズメダイとして売られていることがある

 

そうです。

 

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かわいいクロスズメダイの幼魚

2011-08-06 20:42:01 | ■本部でのんびりボートダイビング

クロスズメダイ幼魚

かわいい・・・かわゆすぎる。

クロスズメダイは奄美大島以南に生息しているスズメダイなので

伊豆あたりでは見れないのでしょうね。

 

沖縄では1年中比較的良く見ることができます。

大人になるとマックロになってしまいますが、それでもいいじゃないですか。

子供時にこれだけかわいければね!

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渋い彩りのテグリ

2011-08-05 20:39:07 | ■本部でのんびりボートダイビング

コウワンテグリの成魚だと思います。

この固体は黄色と青の色彩が水中では以外に目立ちますが
色彩の変異は激しいようです。
この写真は水深-2mで見たもので、エントリー口のテトラの下をうろちょろしていました。
テグリの仲間は
・ちょろちょろと泳ぐ姿がとてもキュート
・小さな幼魚の方がさらにかわいい
なので、観賞魚としても人気があるようです。
観賞魚としてはコウワンテグリのことをスクーター・ブレニーと呼んでいるようです。
水底をスーっと泳ぐ姿をスクーターに見立ててそのような名前がついたのかな?
ぜひ、水中で実際に観察してみてください。その動きに魅了されるかもしれません。

 

伊豆でも夏から冬にかけて、幼魚が見られ、まれに成魚も見れるよう
なので「沖縄でしか見れない」というわけではなさそうですが
成魚はあまり見られないようなので、ガイドの際には頭に入れておきたい
と思います。
また、このコウワンテグリは寝るとき砂に潜るらしいのですが
私はナイトで寝ているところを見たことはありません。
きっと、観賞魚として飼っている方は眼にすることができるのでしょうね。
似たお魚に
・セソコテグリ
・ミヤケテグリ
がいます。水中で見つけたときに、テグリの見分け方ができると楽しいですよ~
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愛嬌のある顔がたまりません

2011-08-04 20:37:56 | ■本部でのんびりボートダイビング

愛嬌のある顔をしてますよね~ホホグロギンポです。

とーても浅いところにおります。 大潮の干潮の時には水面から

でてしまうのではないか? という場所の穴の中にいるんです。

 

鼻の下を伸ばして、うっすらと髭を剃り残したような感じが

ちょっとオジサンぽいですが、そこがまたかわいいですね。

 

目の上には1対の眼上皮弁(触覚みたいなやつ)があり、先っぽが分岐しない事

が特徴で、写真では見えませんが、オスには頭の後ろに正中線皮弁

(ウルトラマンのようなトサカ)があります。

 

 

 

 

今回は真正面からしか撮影できませんでしたが、横からのショットも

飛び出た鼻毛や頭のトサカも見れて面白いですよ。

上の写真、目があちこち向いていて、酔っ払ったようにみえますね ^  ^

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いがいに性格が荒いんだな~

2011-08-03 20:14:13 | ■本部でマクロフォトビーチダイビング

オジロスズメダイの幼魚です。かなりの浅場にいます。

図鑑には分布は和歌山以南とあるため、伊豆では珍しいのかもしれません。

メガネスズメダイの幼魚と似ていますが、頭部に縦じまが入らないことで識別できます。

 

撮影した固体は、岩の間に出たり入ったりして、とても臆病そうでしたが

ネットで調べたところ、海水魚として飼育する場合、とても気性が荒くて

他の魚と一緒に飼う事ができないとか・・・

海の中では臆病に見えたんだけど・・・

成魚は上記のように、背鰭付近のオレンジ色と眼状班がなくなり

まさに、オジロになっています。

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