沖縄本島北部のダイビングショップ「リベルテ本部(もとぶ)店」

本部町(もとぶ)、水納島、伊江島、瀬底島、名護市、今帰仁村でのダイビング情報。

イシガキカエルウオの婚姻色

2011-07-30 22:58:31 | ■本部でのんびりボートダイビング

イシガキカエルウオの婚姻色・・・だと思います。(2011年7月28日) この巣穴から、頭しか出していなかったことから体色の判断ができませんでした。 ウェブで調べてみたところイシガキカエルウオの婚姻色の特徴として、口の下の部分が黄色く変色している写真がいくつかあったので、イシガキカエルウオだろうと同定しました。  それにしても黒すぎる・・・模様もなにも見えない・・・
別のカットでは、穴の奥にうっすらと「眼」のようなものが見えている写真がありもしかしたら、この巣穴は2匹が新婚生活中だったのかもしれません。ちなみに、このガングロはオスのようで巣穴を見張っていたのでしょうか?
ナガサキスズメダイの幼魚です。大変に美しいブルーですよね。青い色が好きな方は多いと思いますが、私はこのナガサキスズメダイの「青」がストライクゾーンです。また、眼もなんか縞が入って「キリッ」としてるし、全体的なヒレのバランスが良くて、ライトを当てるととてもキレイです。
ヒレナガスズメダイの幼魚です。 ヤライイシモチと一緒に撮ったものですが、どちらもタテジマが目立つお魚です。 このサイズの魚が、これほど鮮明なタテジマを持つ意味はなんなのでしょうか? スズメダイの仲間でも、成魚になってもこのように鮮明なタテジマを持っているものがいないのを見ると、同種の縄張り争いに関連しているのかも知れません。 もしかしたら、イシモチ君もとばっちりを受けないように、あらかじめ縞を入れているのかも・・・・
言わずと知れたクマノミ君、この固体はまだオスかメスかは決まっていない両性ですね。
ニセネッタイスズメダイです。 まず名前に「ニセ」とついてしまっているのが残念・・・ですが 特に、背ビレと尻ビレのところの模様なんか、とても美しいですね。 水中でもライトを当てると、このキレイな模様が浮かび上がります。釣り上げられたところを見るとこれもキレイな体をしています。数も多く、沖縄では一年中見られ、しかも浅場にいるので格好の被写体です。スズメダイ写真の入門にはもってこいではないでしょうか?
ヒメジの仲間にはヒゲがあります。英名ではゴートフィッシュ、ヤギ魚と呼ばれている所以です。肉食系で、岩の下や砂の中にいる甲殻類やクモヒトデなどを食べているようです。沖縄ではこのヒメジの仲間を昔は良く食べていたようです。水底の砂中のエサをこのヒゲで探して食べることから、投げ込み釣りなどで簡単に釣れたのでしょうね。水中で観察すると、ものすごい勢いでこのヒゲを動かしてエサを探しているのですがそのスピードはすごい早さで、でちょっと引いてしまうことも・・・
多くのダイバーの方に見過ごされているお魚かもしれません。
名前もコブ+ヌメリというのもイケテないし・・・
ミナミコブヌメリはネズッポの仲間で、ネズッポの仲間は体に粘液のような
ヌメヌメしたものをまとっているようです。
昔、キス釣りをしていてネズッポ科の「メゴチ」が釣れたことがありました。
始めてみる魚で、触っているとヌルヌルしている上に、粘液がくさい!
これは変な魚を釣ってしまったと、浜で漁師さんと話をしたところ
「天ぷらにすると、キスよりうめえよ」と・・・
早速家で揚げてみると、本当に美味・・・
もしかすると、このミナミコブヌメリもおいしいのかなあ


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紅白でめでたい

2011-07-07 08:03:38 | ■本部でのんびりボートダイビング

 今日はとても透明度がよくて30mぐらいあったと思います。 水深10mほどの岩場(ジャリ場)を丁寧に捲っていたら、赤い足のチリメンベニオウギガニが現れました。

チリメンベニオウギガニ

ネットで調べると、体全体が赤い固体もあるようですが、この固体は足の部分が赤く、甲羅部分は白色、また足の節部分は白色のようです。 動きは遅くて、見つかってからしばらくすると、このように岩の間に入っていきます。

 

 「チリメン」という名前がついていますが、どの部分をさして命名したのでしょうか? 甲羅の部分にうっすらとテンテンがあるので、この部分をさしているのかもしれません。

 今日の「初めて」がこの「とてもキレイな紅白ガニ」だったので、縁起がいいね!

オキナワベニハゼです。 いつみてもキレイな体をしていますよね。

フィリピンスズメダイygです。

この周りに10匹ほど群れていました。 とても深い青と黄色のコントラストがキレイです。 水中ではこの青は「藍色」に見えて、とてもキレイですね。 ただ、かなり動きが早いので、写真をとるのは大変です。

バックにスリバチ状のサンゴを持ってこようと思ったのですが、動きが早すぎて私のコンパクトデジカメでは難しかったです。

アナモリチュウコシオリエビ

ここまで鮮明だと、ちょっと怖い感じがしますが、海の中で見ると、穴に入ったり出てきたりというその動作がとてもかわいいです。

シコススズメダイyg  3cm

ストロボの位置が下からになったために、違和感のある写真になってしまいましたが、とてもかわいいスズメダイです。 この周りに5,6匹群れていました。

ヘビギンポの一種(通称:頭テンテン)

だと思います。 ヘビギンポの仲間の識別はどうも苦手なので、一度まとめて頭にインプットするように勉強してみます。 この固体は比較的体が透明で、とても美しい体でした。 視線の先にはアカホシイソハゼがいて、そいつのお尻をジーと見ていました。

キンギョハナダの群れ

少し流れがあったので、キンギョハナダイに近づいても逃げません。 時々オスがディスプレイ(求愛行動)をしていました。 メスは知らん振りでしたが・・・

ニジハタ

尻尾に2本の白い線が特長のハタですが、写真に撮ると赤がとても印象的な魚です。 沖縄では20cmサイズで500円ぐらいで売られています。 ハタの仲間は沖縄では一番の高級魚として扱われいるんです。

トシ

コメント (2)
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