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OSAMUの写真記録

夏の湿地に舞うサギソウ

撮影日:2023年8月4日

サギソウはどうしても見たい花なので暑いですが森林公園に撮りにでかけました。
これまでは南門から入っていたのですが、東門だけは夏の時期は朝8時から開門するとのことなので、ちょっと遠いですが少しでも早い方が良いと思い始めて東門から入ることにしました。
些細なことでも初めてとなると少しドキドキします。

1)サギソウ(鷺草、ラン科サギソウ属の湿地性の多年草)


2)花の径は3 cmほど、唇弁は大きく深く3列し、中裂片は披針形、両側の側裂片は斜扇形で側方に開出てその縁は細かく裂ける。
この唇弁の開いた様子がシラサギが翼を広げた様に似ていることが和名の由来。


3)森林公園にはいくつかの湿地があり、その中でA湿地と呼ばれるところでたくさん咲いていました。


4)着いた頃に雲行きが怪しくなり少し雨が落ちてきて心配しましたが、直ぐに上がり一安心。
他に誰もいなくて独り占めでした。


5)台湾、朝鮮半島、日本の低地の湿地に生育するが、湿地そのものが減っていることもあり、絶滅危惧種にしていされている。


6)茎は単立して高く伸び、15-50 cmにも達し、先端近くに1-3輪の白い花をつける。
この写真では一本の茎から3つに枝分かれして花(一つは蕾ですが)をつけていますね。


7)森林公園の近くに吉ケ池湿地があり、この日はサギソウに合わせた公開日になっていて、そちらにサギソウ目当ての人は取られたのかもしれません。


8)最近、吉ケ池湿地ではなく森林公園に来るのは木道が低く、サギソウを見上げるようなアングルが取れることも理由の一つです。
まさに飛んでいるような姿。


9)


10)サワシロギク(沢白菊、キク科シオン属の多年草)
日本の固有種でこれも湿地に生育する。


11)ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)
日本一小さなトンボ、思いっきりトリミングしています。
これはF湿地で撮影しました。


12)クサギ(臭木、シソ科クサギ属の落葉低木)
枝や葉に悪臭があることからこの名があるが、どうも匂いには鈍感みたいであまり感じませんでした。
それよりも森の中に見える白い花、近づくとわかる長い蕊が印象深いです。


13)


14)シマジタムラソウ(島路田村草、シソ科アキギリ属の多年草)
東海地方の固有種で、絶滅危惧種に指定されている。


15)玉ボケの背景の中で。


16)花は下から順に開花していき、また虫媒花に多い雄性先熟のため、花期には上方の花で葯から花粉を出し下方の花が雌蕊の柱頭を開く姿が、日を追うごとに上に登っていく。


17)シマジタムラソウの近くに佇むカマキリ
睨まれているのでしょうか。でも視線は少しずれているようですが。


18)カリガネソウ(雁草、雁金草、シソ科に分類される多年草)
別名、ホカケソウ(帆掛草)


19)虫が花に止まると、その重みで蕊が下がって虫の背中に花粉と柱頭が付いて花粉を付けるとともに受粉する仕掛けになっている。
これも進化の形なんですね。


20)


21)オニユリ(鬼百合)


22)ワルナスビ(悪茄子、ナス科の多年草)
アメリカ原産の外来種、日本では1906年に今話題の牧野富太郎により発見及び命名された。


23)


24)

本当はもう少し出かけたいと思っているのですが、こうも暑くては躊躇ってしまいます。
明日は台風7号が上陸する見込みですが、被害が大きくならないことを祈っています。
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