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OSAMUの写真記録

花を中心に、時に旅先で写真を撮っています

新緑の湖東三山②金剛輪寺

2024-05-26 19:30:22 | 新緑
撮影日:2024年5月15日

百済寺を後にして金剛輪寺に向かいました。
金剛輪寺は741年(天平13年)に聖武天皇の勅願寺として行基菩薩が開山された、1300年近い歴史のある由緒あるお寺です。
百済寺が信長に焼き払われた際に、金剛輪寺も同罪として火を放たれたものの、僧侶たちの機転により本堂、三重の塔、二天門などはその難を逃れた。
本堂に祀られる仏像は平安から鎌倉時代のものでどれも見応えがありました。
また、5月1日から20日までは金剛界八十一尊曼荼羅が特別に公開されており、受付でお勧めされましたが、復元品とはいえ見事でした。

1)黒門を潜り受付へ
これは振り返って撮影したものです。


2)赤門から白門に向かう石畳の道
苔が鮮やか


3)明寿院の竜図
今年は辰年なのでぜひ見るようにと受付の方に言われました。
紅彫画という独特の技法で杉の板戸に彫った双竜に色彩を施した大作、京都府在住の画家、森田洋子氏が平成25年に奉納されたものだそうです。


4)その反対側に描かれた蓮
こちらも森田洋子氏によるもの


5)庭園が覗き見えます


6)名勝庭園
この庭園は江戸時代に作られたそうです。


7)


8)


9)庭園を後に白門を潜り、奥へと向かいます。


10)ここから二天門まで参道の両側に地蔵が並んでいます。
いったい何体あるのでしょうか。


11)


12)仁王門に近づくにつれて坂が急になっていきます


13)こちらも大草鞋が掛かっています。


14)仁王門を潜ります


15)本堂
この中に仏像が祀られています。曼荼羅も。
この奥にタイトル画像の三重の塔があります。
この辺りは血染めの紅葉と呼ばれているそうで、秋には真っ赤に染まるそうです。


16)実は数年前に一度来たことがあるのですが、その時はタイミングがちょっとあってなかったのかそれほどでもありませんでした。


17)


18)二天門から少し下った地蔵堂


19)そこに向かう石段

見所満載のお寺でした。
もう一度紅葉の時期に訪れたいと思いました。
湖東三山にはもう一つ西明寺がありますが、今回はバッテリーが切れてしまったので、改めて訪問しようと思います。

写真展絶賛開催中です。


新緑の湖東三山①百済寺

2024-05-23 17:44:19 | 新緑
撮影日:2024年5月15日

新緑を求めて滋賀県の湖東三山に行ってきました。
先ず、百済寺を訪れ、その後金剛輪寺に向かいました。
百済寺は近江最古、606年(推古14年)に聖徳太子が「近江の仏教寺院」の一つとして建立されたと伝わる、大変歴史のある寺院です。
平安中期以後天台寺院として発展し一千坊を擁するも、1573年信長の焼打ちで大打撃を受ける。
宣教師ルイスフロイスが「地上の天国」と賞讃したとされる。
タイトル画像は定番のスポット。

1)本坊の池泉回遊式庭園


2)本坊の池泉回遊式庭園


3)モミジのプロペラ
見ると撮りたくなるのです。


4)本坊の屋根


5)表門を潜り、石段を登っていきます


6)仁王門が見えてきました


7)2.5mの大草履を懸ける仁王門
願いを込めて触れると、身体健康・無病長寿のご利益があると言い伝えられているそうです。


8)本堂まであと少し


9)本堂(左)と三所権現社(右)
本堂の中には美仏の代表である、如意輪観音半跏思惟像と聖観音座像を見ることができます。


10)三所権現社
昼なお暗い幽玄の雰囲気がありました

天気予報は晴れだったと思うのですが、実際は曇りで、少し露出を抑えて緑濃くしてみました。
この後、金剛輪寺に向かいました。

いよいよ明日から写真展が始まります。
多くの方に来ていただけることを願っています。


新緑が目に染みる香嵐渓

2023-05-30 17:44:27 | 新緑
撮影日:2023年5月3日

GW後半初日の3日に香嵐渓に出かけました。
COVID-19禍も落ち着きを見せてきて、GW明けには5類に変更になることが決定したとあって、人出も多くなることが予想されましたが、思ったほどの渋滞もなく到着することができました。
好天の中、目に染み入るほどの新緑の下をゆったりと歩きながら写真を撮ってきました。
もちろん紅葉は素晴らしいですが、新緑もそれに負けないくらい素晴らしかったです。

1)太子堂を見上げながら遊歩道を進んでいきます。
今回初めて直ぐ近くの駐車場に停めることができました。
それ一つをとっても混雑がなかったことがわかりますね。


2)モミジのトンネルを進みます。


3)見上げても一面緑です。


4)


5)香嵐渓広場です。
まだ11時前でしたが、混んでくる前に五平餅をいただきました。


6)広場周辺で翼果を探して撮ってみました。


7)


8)飛んでいくのが秋とは意外です。


9)待月橋に沿って鯉のぼりが泳いでいました。


10)時折吹く風に乗って泳ぐ姿は初夏の風物詩です。


11)香積寺の山門越しの緑
紅葉の時期は同じように狙っても、なかなか人が入らないチャンスは巡ってきません。


12)消しゴムマジックを使えば別なのかもしれませんが。


13)タイトル画像は山門からの参道を振り返ったものです。


14)奥に進んで香嵐橋と右手に川見茶屋、左奥には一の谷が見渡せます。


15)


16)この辺りもモミジのトンネル状態です。


17)木漏れ日がスポットライトのように。


18)引き返してきて、再び足助屋敷のある香嵐渓広場です。


19)


20)ギボウシ(ホスタ、キジカクシ科ギボウシ属(ホスタ属)の多年草)
折り重なった感じがとても絵になると思いました。


21)それにモミジの影が映ってここが香嵐渓であることを思い出させてくれます。


22)幹にある模様が面白くて。


23)このアングルは来ると必ず撮っているように思います。


24)太子堂まで寄ってみました。

今年のGWは爽やかな空気を一杯味わうことができました。

青モミジ(岩屋堂公園)

2022-04-28 18:59:53 | 新緑
撮影日:2022年4月20日

瀬戸に用事があり、その前に早起きして1時間ほど岩屋堂公園を歩いてきました。
ここには名の由来となった大きな岩のほこら、岩屋山薬師堂があります。
725年に名僧行基が修行の途中巨大な岩窟を見つけ、時の聖武天皇の病気平癒を祈願して3体の仏像を彫り、うち一体の薬師瑠璃光如来を安置したことに始まる。
1300年の歴史があるんですね。
愛知県内の紅葉の名所の一つであることしか知りませんでした。
短い時間でしたが、晴天の下、新緑を目だけでなく五感で味わってきました。

1)抜けるような青空の下で新緑が映えていました。


2)青葉が煌めいています。


3)イロハモミジ(いろは紅葉・伊呂波紅葉)は、ムクロジ科カエデ属の落葉高木。


4)モミジの花を初めて意識して見ました。


5)花は雌雄同株で、雄花と両性花をつける。


6)花色は暗紫色で、5個の萼片と、黄緑色もしくは紫色を帯びる萼片より小さい 5個の花弁をもつ。


7)雄しべは8個。


8)風媒花で花後に果実をつける。
花と両方が写っています。
これは曼荼羅寺で4月23日に撮影したものです。


9)果実は翼果で、長さ1 - 2 cm 程度の翼があり、秋(10月頃)に熟すと風を受けて回転しながら飛ばされる。
これも4月23日に撮影。


10)


11)ヤマエンゴサク(山延胡索、ケシ科キケマン属の多年草)
これもスプリングエフェメラルの1種なのだそうです。


12)タチツボスミレ(立坪菫、スミレ科スミレ属の多年草)
日本でごく身近に見られるスミレ類の一つ。


13)ヤエヤマブキ(八重山吹、バラ科ヤマブキ属落葉低木)


14)名前がわかりません。
変わった形をしていますね。

目には青葉...新緑の香嵐渓②

2021-05-17 19:41:17 | 新緑
撮影日:2021年5月3日

今年のGWは好天の日が少なく、ようやく快晴を迎えた日に香嵐渓に新緑を目に焼き付けてきました。
後半です。

1)三州足助屋敷の大銀杏も綺麗な緑です


2)鯉のぼりが泳いでいました
これくらい泳ぐためには5m/秒以上の風速が必要なのだそうです。
体感的にはちょっと強いですね。


3)緑の天井の下を歩いていきます


4)目には青葉、山ほととぎす、初鰹
江戸時代の俳人、山口素堂(1642(寛永19)~1716(享保元))の句
松尾芭蕉とは同門で、親交があり、蕉風の確立に寄与したといわれています。


5)ほととぎすの鳴き声も聞こえてきました。


6)ハルジオン(春紫菀、キク科ムカシヨモギ属)
北アメリカ原産の帰化植物、当たり前に目にしますけどね。
一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言われているそうなので、写真を撮るだけにしておきましょう。


7)一緒に咲いていたウマノアシガタ(馬の足形、キンポウゲ科キンポウゲ属)
有毒植物だそうなので、これも写真を撮るだけに。


8)清々しい緑の中を進みます


9)待月橋に沿って鯉のぼりが泳いでいました


10)


11)


12)太子堂を仰いで
この辺りの紅葉も素晴らしいです。


13)イロハモミジの実
駐車場近くの木は背が低く、ピンクのプロペラを撮るのに向いています。


14)


15)最後に橋の上から全体を