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OSAMUの写真記録

花を中心に、時に旅先で写真を撮っています

INAXライブミュージアムの花々(8月)

2020-08-30 17:21:38 | 
撮影日:2020年8月18日

盆休みが明け、ようやく百日紅が咲き始めました。
連日35℃以上の猛暑が続いています。時折吹く風や夜の虫の音には秋の気配も感じますが、気温が下がってこないことにはどうにもなりませんね。

1)百日紅、赤が鮮やか


2)


3)色違いのサルスベリ


4)


5)ヤナギハナガサ(柳花笠)
クマツヅラ科クマツヅラ属。サンジャクバーベナとも言う。


6)ハナトラノオ
シソ科ハナトラノオ属。北米原産。
トラノオなのでこれも下から上に花が咲いていきます。


7)ルリマツリ


8)タカサゴユリとオミナエシ


愛知県では独自の緊急事態宣言が終了しましたが、未だに県を跨ぐ移動は自粛を呼び掛けています。
早く安心して観光ができるようになることを祈っています。

エビネの森の花たち

2020-08-26 19:45:43 | 
撮影日:2020年8月14日

エビネの森にはレンゲショウマ以外にも花が見られました。

1)イワタバコ(岩煙草)
イワタバコ科イワタバコ属。
日の当たらない湿った岩場などに生え、タバコに似た形の葉をつける。
葉が似ているからなのですね。


2)花言葉の通り、紫色の花が涼しげです。


3)アキノタムラソウ
シソ科アキギリ属。


4)薄紫色がいいですね。


5)シチダンカ
ヤマアジサイの1種。
日射が十分でない条件では白が出にくいです。


6)これは花ではありませんが、ゆらゆらしていたのが気になりました。
もしかすると、花が終わった後なのかもしれません。


7)ルコウソウ
ヒルガオ科サツマイモ属。
森から戻ってきてお庭にさいていました。
星型の鮮やかな赤が印象的。


8)キバナコスモス
キク科コスモス属ですが、あのコスモスとは別種なんですね。
コスモスより早く咲き始めます。


9)サルスベリ(百日紅)
ミソハギ科サルスベリ属。


名前の基になったエビネの季節にも訪れてみたくなりました。
来年のお楽しみですね。

初めて出会ったレンゲショウマの花(エビネの森)

2020-08-23 19:24:00 | 
撮影日:2020年8月14日

ずっと見たかったレンゲショウマの花。
山野草を含めて花の写真を撮り始めて購入した図鑑で見て、是非とも見たいと思っていました。
近くで見られるところを探したところ、愛知県内ではエビネの森で見られることがわかりました。
エビネの森は川合さんという個人が所有される裏山で、お声をかけて入るのを許可してもらいました。

1)キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草で、日本特産の1属1種の花。


2)東北地方南部~近畿地方の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山のかけての湿り気のある林下に生える。


3)花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられた。


4)愛知県では絶滅危惧種ⅠB類(EN)に指定されています。


5)萼も花弁も共に花弁状に見える。萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。


6)ということは、開いているのは萼で、先端が濃い紫の筒状なのが花弁ですね。


7)できるだけ低い位置から見上げるような体制での撮影です。


8)時々木々の間から陽が花に当たってスポットライトのように浮かび上がらせます。


9)淡い紫の色合いや形が何とも言えません。


10)横からは露出を抑え気味に。


11)下からは露出をオーバーにしています。


12)蕾もまだたくさんあり、2週間は見られるのではないかということでした。


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15)時間が経過して陽の当たる場所が変わっていきます。


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まだ出会ってない花はたくさんあると思います。
これからも一つ一つ出会いが増えていけばいいと思います。

ハッチョウトンボも舞う真夏の吉ケ池湿地

2020-08-20 19:04:13 | 
撮影日:2020年8月2日

今年は梅雨明けが遅く、7月の日照時間が短く野菜の生育に影響が出ている中、サギソウにも影響があるのか危ぶみながら訪れました。
この時期の見どころはサギソウの他にはハッチョウトンボです。
ハッチョウトンボはトンボ科ハッチョウトンボ属のトンボの一種で、日本一小さなトンボとして知られ世界的にも最小の部類に属し、体長はわずか2cmくらい、1円玉の中に頭から尾まで収まってしまうほど小さいです。
東南アジアの熱帯域を中心に広く分布し、日本では青森県から鹿児島県に至る本州、四国、九州に分布するが局所的で、主として平地から丘陵地・低山地にかけての水が滲出している湿地や湿原、休耕田などに生息している。
名前の由来は名古屋市矢田川付近、矢田鉄砲場八丁目のみで発見されるとの記述に因むとされているようです。
根拠が局所的ですね。

1)未成熟なオス


2)成熟すると真っ赤に
後ろ姿の羽が美しい。


3)縄張り意識が強く、カメラを向けても逃げません


4)交尾をしていました


5)オスに比べてメスはなかなか見られないそうです
これももしかするとオスかも知れません。

自分が持っているレンズでは写真に収めるのは無理だと思っていましたが、木道の近くに留まってくれれば習性が幸いしてくれました。
今後、対象が少し広がるかも知れません。

6)カブトムシ
湿地入り口にある大木で


7)シラタマホシクサ
来月の主役で、一面に玉状の白い花で埋め尽くされます。


8)ホザキノミミカキグサ
小さくてなかなかピントが合いません。


9)サワシロギク


10)ミズギク


11)露草
この濃い青が魅力的です。
小さくて、昼にはしぼんでしまう朝露のように儚い印象を与えますが、実は勢力旺盛で強いのです。


連日35℃を超える暴力的なまでの暑い日が続いています。
夏バテしないよう、かつCOVID-19の感染にも気をつけて過ごしていきたいと思います。

サギソウ飛び交う吉ケ池湿地

2020-08-17 19:11:19 | 
撮影日:2020年8月2日

今年は梅雨明けが遅く、7月の日照時間が短く野菜の生育に影響が出ている中、サギソウにも影響があるのか危ぶみながら訪れました。
でも杞憂に終わり、たくさんのサギソウが乱舞していました。
今年で3回目ですが、一番花数は多かったのではないでしょうか。
4日後には4,000を超えるのではないかとの説明がありました。
まさに乱舞です。

1)ラン科サギソウ属の湿地性の多年草


2)シラサギが翼を広げた形に似ていることが名前の由来


3)垂れ下がった距の先端には蜜が溜まっている


4)距の長さに見合った長さの口吻を持つセスジスズメなどのスズメガ科昆虫が飛来して吸蜜する。
自然は良くできていますね。


5)環境省から準絶滅危惧種、愛知県では絶滅危惧Ⅱ類の指定を受けている


6)一つの茎から1から3輪の花をつける


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12)湿地に残る水に太陽がキラキラと反射します


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15)梅雨明け直後の恩恵でしょうか


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18)サギソウ左の白い丸はシラタマホシクサです。
小さな蕾がたくさん見られました。
1か月後には主役になります。


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暑さにめげず、何度か往復していました。
盆休みが明けても暑い日が続くようなので、しばらくは出勤が辛そうです。