名古屋城へ桜撮影に行った際、本丸御殿の中にも入りました。
中は金をふんだんに使った豪華絢爛の部屋が次々と現れ、権力の頂点の力というものをまざまざと見せつけられました。
天守閣には登れなくても、ここを見るだけでも入場料を払う価値があると思いました。
写真は撮影順に並んでいます。
本丸御殿は近世城郭御殿の最高傑作として1930年(昭和5)に旧国宝第1号に指定されていたが、1945年(昭和20)の戦災により焼失してしまう。
国宝第一号だったのですね。
しかし、309枚の昭和実測図や約700枚の古写真、戦火を免れた1,049面の障壁画などの豊富な史料が大切に保管されてきたこともあり、完全復元がなされることに。
2009年(平成21)に始まり、3期にわたって整備を進め、2013年(平成25)には玄関、表書院を、2016年(平成28)には対面所、下御膳所を公開し、2018年(平成30)の上洛殿の完成をもって全面公開に至る。
いくら史料が残っていたとしても復元には様々な職人の匠の技がなければ成し遂げられなかったはずで、匠の技がしっかりと受け継がれていることの証明にもなったのだと思います。
この先もしっかりと受け継がれていくことを願っています。
1)玄関一之間

2)

3)表書院

4)

5)

6)対面所

7)鷺之廊下
対面所と上洛殿を結ぶ廊下

8)上洛殿
本丸御殿の中でもっとも格式高い場所

9)上洛殿 上段之間

10)上洛殿の釘隠し

11)上洛殿 一之間

12)孔雀の間

13)上洛殿 二之間

14)

15)

16)上洛殿に向かう廊下の欄間

17)上洛殿に向かう廊下の天井

18)梅の間
将軍をもてなす上級家臣たちの控え場所であったとされている広間

19)大谷翔平のサインがありました。

本当に素晴らしいものを見せていただきました。