みようみまね屋のスパイシーコロッケ買いに行っていいですか!?

ふつうの主婦が、色々思いついた創作話を書くブログです。

おしなざか歯科医院は、水曜午後が休診日(創作話)10

2019-12-17 14:07:51 | おしなざか歯科医院

よかったら、読んでみてね

 

昔々あるところに、「びみょうこ」という名前のお姫さまが、小さな国を牛耳っていました。顔のかわいさも性格もペットへの愛情も、整理整頓も頭の回転も・・・と言い出せば、キリがないほどに微妙なのですが。

 

おしなざか歯科医院・大先生:どう見える?さえきの目には。

 

さえき:それは、それは、立派でございます。

 

おしなざか歯科医院・若先生:じゃあぼくは?

 

さえき:若先生も、なかなかなものでございます。ただ・・・。

 

大先生:んっ!?その先が気になるな。

 

パポパポパッ。パポポポポ♪(チャイムの音)

 

フルト:来ちゃったよぉ~。電話口のさえきの声が、新井薫子ちゃんみたくキャイキャイしてたんで、困り事でも発生したの?

 

チャッピィ:くぅ~ん。(自分も心配の意。でも、甘くていい香り

 

フルト:うわっ!二人とも、パーカーの上に腹巻きしてる。(元・にしなひめのホットポンツ)

 

さえき:お二人の先生とも、色白なので、ピンクの水玉がようお似合いですが、このジャラジャラ揺れてるもの、コレはいけません。

 

フルト:さすがにねぇ~。(ますます油っぽくて、甘い香り)

 

大先生:そうか。ではもっと数を増やそうか・・・。

 

若先生:そもそも多いんだよっ!!8コじゃなくて、6コでいいよ。

 

フルト:そういう問題ではないと思うよ。街いちばんの歯医者さんで・・・。

 

チャッピィ:(インドの甘甘スイーツのジャレビーを玉のれんにして)キャンキャン♪(鼻が利きすぎて、目がまわるぅ~、の意)

 

若先生:チャッピィ、大丈夫か?

 

フルト:いくら、ナルト巻きみたいなかわいさあっても、治療後の患者さんに、この待合室に飾った玉のれん型のジャレビー、お土産にあげるなんて・・・。

 

さえき:1連がさっきより増えて、12コになっております。

 

チャッピィ:(おいしいけど、強烈な甘さだぞう!!)キャン♪

 

大先生:42年前に行ったインド旅行で初めて食べて、大感激したもんじゃが。時代が変わると、とかく年寄りは生きづらいのぉ~。

 

さえき:せめて、玉のれんにして、待合室には飾らない方がよろしいかと・・・。

 

大先生:それなら、これからスカイツリーに行って、イルミネーションの輝きにまぎれ込ませばいいんだな。

 

さえき:それもちょっと・・・。

 

大先生:アレもだめ、コレもだめ。もーういい。わしには、日本はせますぎるっ!!インドへ行って、死ぬまでインドで暮らすぞ。チャッピィ、お前も一緒にこんか!?

 

チャッピィ:くぅ~ん。くぅ~ん。(タージ・マホールは見たいけど、カレーアレルギーなんだぞぃ、の意)

 

フルト:タージ・マホールじゃなくて、タージマハルだよ、チャッピィ。


ほうほうほでした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする